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マイコプラズマ肺炎の特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり

このページでは、マイコプラズマ肺炎の症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。

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【医師監修】
マイコプラズマ肺炎について

マイコプラズマ肺炎の特徴・症状

マイコプラズマ肺炎の特徴

マイコプラズマ肺炎というのは、主としてマイコプラズマによって起きるものです。

マイコプラズマ肺炎の症状

主なマイコプラズマ肺炎の症状は、喉の痛みと乾いたしつこい咳などです。
しかし、マイコプラズマ肺炎の症状は、別の肺炎と比べると、症状がゆっくりと進む、軽いというような特徴もあります。

受診してから胸部レントゲン検査を行って異常が分かって、実際にはマイコプラズマ肺炎になっていたという診断が確定してから、「風邪であると考えていたがマイコプラズマ肺炎になっていた」と多くの患者がびっくりするのも特徴です。

マイコプラズマ肺炎と、普通の細菌性の肺炎(肺炎球菌などが原因となる肺炎)とを比較してみると、症状がゆっくり進んでいくことも特徴として挙げられます。
普通の肺炎の場合は、細菌がスピーディに1分間に1回、2回分裂します。

一方、マイコプラズマ肺炎の場合は、3時間~6時間程度細菌が1回分裂するためにかかります。
ゆっくりと身体の中で増えていくので、2週間~4週間と潜伏している期間も長く、「いつ感染したのかはっきりしない」という場合も多くあります。

一般的に、マイコプラズマによる発熱の場合は、「だんだん熱が高くなるような感じである」と言われています。

例えば、インフルエンザによる発熱の場合は、39℃~40℃程度にあっという間になりますが、マイコプラズマによる発熱の場合は、はっきりとは始まりが分かりません。
「何曜日に始まったか、この際はどのような状態であったか」というような質問について、はっきりと患者自身も回答できないという場合もよくあります。

マイコプラズマ肺炎の診断と検査

マイコプラズマ肺炎の疑いがある場合は、まず、胸部レントゲン検査を行います。
しつこい乾いた咳などの症状が現れるだけでなく、異常が胸部レントゲン検査で見つかった場合は、健康保険が適用されるマイコプラズマ肺炎の迅速診断法、血清抗体価測定、核酸増幅法の検査を必要に応じて行って、マイコプラズマ肺炎の診断を確定します。

迅速診断法というのは、菌がいるか喉の奥をこすって調査する検査です。
結果は、喉の奥をこすってから20分程度で出ます。
結果がすぐに分かるため、検査としては非常に簡便なものです。
核酸増幅法というのは、痰を調査したり、喉の奥をこすったりして調査する検査です。

この検査の場合は、結果が分かるまでに日数がちょっとかかるので、治療をすぐに行う場合はちょっと不便です。
検査の一般的なものとしては、この迅速診断法にプラスして、マイコプラズマの血清抗体価を血液検査で測って、診断をこれを組み合わせて行う方法があります。
細菌が感染した場合は、白血球数のアップが血液検査を行うと見られます。
一方、白血球数はマイコプラズマ肺炎の場合は正常または下がります。

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マイコプラズマ肺炎の治療法

細菌がマイコプラズマ肺炎は感染しているため、抗菌薬が高い効果が期待できます。
そのため、抗生物質を使って症状を早く治めます。
マクロライド系の抗菌薬は、特に効果が期待できます。

しかし、マイコプラズマというマクロライド耐性のものが2000年頃からだんだん多くなってきており、抗菌薬で死滅しない耐性菌のマイコプラズマが最近発生してトラブルになっています。

マクロライド系抗菌薬で死滅しない耐性菌のマイコプラズマは、1999 年以前にはいないと言われていましたが、マイコプラズマとして2000 年以降に検出された3割以上のものは、マクロライド耐性株であるとされています。
そのため、現在は、マクロライド系抗菌薬を使用しても効果がなかなか期待できないという場合もあり得ます。
このような場合は、効果が期待できる薬に変更する必要があります。

マクロライド耐性マイコプラズマ感染症の場合は、抗菌薬としてニューキノロン系のものあるいはテトラサイクリン系のものを使用する場合があります。
しかし、抗菌薬のテトラサイクリン系のものは、低い年齢の人が使用すると副作用として歯の着色などが現れたり、影響が骨の形成に現れたりする場合があります。
そのため、8歳未満の場合は、抗菌薬のニューキノロン系のものを使用して治療します。

大人の場合は、副作用として歯の着色などはほとんど現れません。
そのため、熱がマクロライドを投与しても低下しなければ、ニューキノロンやテトラサイクリンを使用します。

マイコプラズマ肺炎の予防

ワクチンとして、マイコプラズマ肺炎を予防するために有効なものはなく、流行する際は日常生活において予防することが大切です。
なお、流行する時期としては、秋シーズンの終わりから春のシーズンの初めになります。
飛沫感染を防ぐために、人混みを避けましょう。
マスクを着けて、マイコプラズマ肺炎を他の人に感染したり、吸い込んだりしないことが大切です。

帰宅した際には、うがい、手洗いを十分に行いましょう。

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