自宅にある検査キットでコロナに感染したことが分かったけど、家にある解熱剤を使ってもよいのか、自身がないですよね。
解熱剤は年齢や体重によって種類も量も異なるため、不安なことが少しでもあったらファストドクターを頼ってください。
オンラインで医師の診察を受けることができるため、自宅にいながら解熱剤や症状についての相談をすることが可能です。
アプリをダウンロードしておけば起動時にすぐに診察予約ができ、待ち時間もリアルタイムで表記されるため大変便利です。
ぜひご活用ください。
コロナで解熱剤を使う効果的なタイミング
新型コロナ感染症になると症状に個人差はありますが、ほとんどの方は入院することなく回復します。
そのため自宅療養をする方がほとんどであるため、症状に対し自分で判断して薬を使用することもあるでしょう。
とくに高熱やのどの痛み、頭痛、関節痛などは解熱鎮痛薬によってつらい症状を和らげることができます。
「解熱薬を飲むと治りが遅くなる」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
解熱鎮痛薬は飲むタイミングが大切です。つらい症状を和らげるのに効果的なタイミングについて説明します。
解熱鎮痛薬を使うタイミング
解熱鎮痛薬を発熱に対して使用するタイミングは、一般的に38度以上とされています。
人間の身体が発熱するのは、身体のなかに入った菌やウイルスと身体が戦っている証拠。
そのため、むやみに解熱剤を使うと症状を長引かせる可能性があります。
38度以上の熱が出ると、頭痛や倦怠感などに悩まされる方も多いでしょう。また熱が高くて眠れないという方も少なくはありません。
そのようなつらい症状がある場合は解熱剤を使って症状を和らげ、身体を休ませてあげましょう。
痛みや身体のつらさの感じ方は人それぞれであるため無理をする必要はありません。
身体の機能として、発熱するのは菌やウイルスが戦って頑張っていることを知っておくと解熱剤を使用するタイミングが理解できます。
アセトアミノフェンやNSAIDsは解熱「鎮痛」薬です。
熱を下げるだけでなく痛みを抑える効果もあるため、のどの痛み・関節痛や頭痛にも効果が期待できます。
効果があらわれるまでの時間に個人差はありますが、およそ30分~1時間程度。
体が「きつい」と感じ始めた初期のタイミングで飲むと効果を感じやすいでしょう。
のどの痛みに使える薬を知りたい方は、こちらの記事に詳しく解説がありますのでご覧ください。
コロナの喉の痛みに使える薬や対処法を解説 熱や咳に対しての薬も紹介
熱が上がりきっているのかどうかわからないけど体が「きつい」と感じているときは解熱鎮痛剤を飲んでしまいたいですよね。
でもできれば医師に相談したい、症状を診てもらいたいと考えているのであればオンラインで医師の診察を受けることができるファストドクターを頼ってください。
アプリをダウンロードしておけば起動時にすぐに受診予約ができ、待ち時間もリアルタイムで表記されるため大変便利です。
ぜひご活用ください。
コロナで使える解熱鎮痛剤とは
解熱鎮痛剤とは、一般的にNSAIDs(非ステロイド抗炎症薬:エヌセイド)とアセトアミノフェンの2つの系統があります。
新型コロナウイルス感染症流行当初はアセトアミノフェン(商品名:カロナールⓇ)の使用が推奨されていました。
これは「NSAIDsがコロナの重症化と関連性がある」という説があったためです。
しかし2024年2月時点で上記の説に科学的根拠はないとされたため、コロナであってもアセトアミノフェンだけでなくほかのNSAIDsを使用することができます。
よく使用される解熱鎮痛剤を下記の表にまとめました。
薬の種類 |
処方薬 |
市販薬 | |
解熱鎮痛薬 |
アセトアミノフェン |
|
|
NSAIDs |
|
|
持病がある方や妊婦、小さな子どもが飲む場合は副作用が起こる薬もあるので、選び方には注意しましょう。
・持病があり、ほかに薬を飲んでいる
・妊娠中で薬を飲んでいいか心配
・子どもに飲ませてもよい薬がほしい
このようなお悩みのある方にはファストドクターのオンライン診療がおすすめです。
スマホのビデオ通話で、病院で受診するのと同じように診察してもらえます。
オンライン診療のお申し込みはアプリからが簡単です。ぜひダウンロードしてみてくだい。
コロナで見られる症状とは
コロナになるとあらわれる症状は一般的な症状から深刻な症状までさまざまです。
それぞれについて以下でご紹介します。
コロナの最も一般的な症状
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熱
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咳
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倦怠感
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味覚や嗅覚がなくなる
一般的な症状については普段の風邪と変わらない部分もあります。
しかしコロナ特有の症状として味覚や嗅覚がなくなるといった症状があらわれるケースもありました。2022年秋以降は味覚や嗅覚がなくなるケースは少なくなっている傾向です。
コロナの一般的な症状やそのほかの症状のなかには解熱鎮痛薬を使用すると楽になるものがあります。
とくに高熱が出ると倦怠感や関節痛も伴うことがあるため、一定の体温の上昇があれば解熱剤を使用すると身体が楽になってよいでしょう。
自宅にある検査キットでコロナに感染したことが分かったけど、家にある解熱剤を使ってもよいのか、自身がないですよね。
解熱剤は年齢や体重によって種類も量も異なるため、不安なことが少しでもあったらファストドクターを頼ってください。
オンラインで医師の診察を受けることができるため、自宅にいながら解熱剤や症状についての相談をすることが可能です。
アプリをダウンロードしておけば起動時にすぐに診察予約ができ、待ち時間もリアルタイムで表記されるため大変便利です。
ぜひご活用ください。
そのほかの症状
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喉の痛み
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頭痛
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下痢
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皮膚に発疹ができる、または手足の指が変色する
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赤目になる、または目が炎症をおこす
2022年秋以降はのどの痛みや下痢などの症状が特に目立つようになってきました。
新型コロナウイルスが5類感染症になってからものどの痛みや頭痛などの症状が起こるケースは多発しています。
人によっては手足の指が変色したり、目に炎症が起こったりしているため気になる症状があらわれた際は早めに医療機関を受診しましょう。
深刻な症状
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呼吸困難や息切れ
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うまく話せない、うまく動けない、またはさくらん状態になる
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胸の痛み
深刻な症状に当てはまる場合は自宅療養ではなく、医師の診察を受ける必要があります。医療機関を受診しましょう。
NSAIDsは副作用が多いため注意すべき症状を知っておこう
解熱鎮痛薬として広く使われるNSAIDsは、アセトアミノフェンに比べて副作用の多い薬です。
NSAIDsは胃腸障害や腎機能障害を引き起こす代表的な薬です。重篤な症状とはいいがたいですが、胃腸障害については有名な副作用といってよいでしょう。
それぞれどのような注意点があるか解説します。
胃腸障害
NSAIDsは痛みや炎症をおさえる作用がありますが、同時に胃や腸などの粘膜を保護する物質を減らしてしまうため、副作用として胃腸障害を起こすことがあります。
消化性潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化器にできる潰瘍の総称)がを患っている人や、これまでにあった人、高齢者などでは特に注意が必要です。
腎機能障害
ロキソニンを飲むと腎臓へ入る血液の量が減ってしまい、腎機能を悪化させる可能性があります。
発熱時だけや痛みのあるときだけなど、症状があるときに飲む頓服(とんぷく)という方法で使用する分にはよいですが、長期間飲むとリスクがあがることを覚えておきましょう。
もともと腎臓の機能がよくないといわれている方や、高齢者などはとくに注意が必要です。
NSAIDsの一種、ロキソニンをコロナのときに使用するときの注意点について詳しく解説した記事がこちらです。気になる方はチェックすることをおすすめします。
薬による症状の悪化が心配ですよね。
持病がある人は、薬を自己判断で飲むのでなく、医師の診察を受けてからが安心です。
ファストドクターのオンライン診療なら、ご自宅からスマホで受診することができるので、わざわざ病院まで行く必要がありません。
お申し込みは専用アプリから。ぜひ一度お試しください。
薬を飲むときに注意してほしいこと
解熱鎮痛薬は正しい量、正しい飲み方をしないと副作用があらわれることがあります。
そのため注意すべき内容を解説します。
次の薬を飲むまでの時間や水分をしっかりとらなければならないこと、そして症状の変化を常に観察することを忘れないようにしてください。
そのうえで副作用を起こさないようにすることが大切です。正しく服用し、副作用を回避して、薬の効果を最大限いかせるようにしましょう。
次の薬を飲むまでの時間
一度飲んだあと次の解熱鎮痛薬を飲むまでの時間は、一般的には4~6時間の間隔をあけます。
使用する薬によって違いがあるため、服用する薬の服用間隔を確認しましょう。
薬の間隔をあける理由としては、服用が頻回になると身体の中の薬の量が多くなりすぎて胃を荒らしてしまうなどの副作用があらわれやすくなるためです。
水分をしっかりとる
解熱鎮痛薬のうちNSAIDsは、胃の中がからっぽの状態で飲むと胃を荒らしやすくなります。そのため薬の説明書(添付文書)には「空腹時の投与を避けること」となっています。
なにか少しでも食べた後に薬を飲むことがおすすめですが、食欲がない場合は多めの水分で飲むようにしましょう。
また熱が出ていると、汗をかいて身体からいつもより多く水分が出ていくため、身体は脱水気味になりがちです。
そのために水分は少量ずつでよいのでこまめにとって不足しないようにしましょう。
症状の変化を観察する
薬を服用すると身体に吸収されて効果が出るまでに30分から1時間くらいかかります。服用してからしばらく待ちましょう。
また時間の経過とともに効果があるのかないのかを観察するようにしてください。効果がない場合にむやみに続けていても意味がないので注意が必要です。
あまり効果のないときには処方薬であれば医師に相談し、市販薬なら薬剤師に相談して薬を変えてみましょう。
副作用に注意する
服用を続けていると、解熱鎮痛薬の副作用によって胃の痛みやむかつきがあらわれます。
何も食べないで飲むと、胃の不快感をおこすことがあるため食後に服用するようにしましょう。
胃粘膜を保護する薬があれば、一緒に解熱鎮痛薬を服用するようにしましょう。
まとめ
新型コロナ感染症で高熱や頭痛、関節痛があらわれた際には、解熱鎮痛薬としてアセトアミノフェンやロキソプロフェンなどのNSAIDsを使用することができます。
病院で出してもらう処方薬に限らず、同じ成分が入った市販薬がドラッグストアなどで手に入ります。自宅療養するときの頼れる存在です。
コロナで解熱剤を使う効果的なタイミングは「熱があがりきってから薬を使うこと」です。
発熱は身体の免疫が病原体と戦ってあらわれる現象であるため、むやみに解熱剤を使用せず、38度以上を目安に身体がきついと感じたタイミングで服用しましょう。
NSAIDsに関しては、アセトアミノフェンに比べて胃腸障害や腎機能障害をはじめとした副作用が多いため、とくに以下の人たちは選ぶ際は注意が必要です。
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小さな子ども
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妊娠中、授乳中の方
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高齢者
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基礎疾患があり、ほかに薬を飲んでいる方
市販薬を購入する際は、薬剤師または登録販売者に相談してから購入することをおすすめします。
解熱鎮痛薬を使う際は、次の薬を飲むまでの間隔や、水分補給、副作用などについて注意して飲むようにしましょう。
本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。