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熱中症

の緊急度チェックと対処法、受診目安

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オンライン診療で受診できるか、対面診察が必要かは、重い症状の有無で判断が可能です。

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これは小児・大人の症状に対応した記事です

熱中症について

監修医師:神田貴行 先生(小児科医)

熱中症

知っておきたいポイント4
ポイント1

熱中症は体に熱が溜まった状態

熱中症は、高温と脱水が主な原因となって起こります。

人間の脳には体温を調節する機能が備わっており、汗をかいて熱を体外へ逃がすことで体温を下げています。

しかし、高温になることで脳が体温を調節できなくなったり、脱水によって汗をかけなくなることで体に熱が溜まってしまいます。この状態を熱中症といいます。

熱中症の症状

熱中症は後遺症が残る可能性のある病気です。

後遺症が残る原因は、体が高温になることで熱に弱い脳細胞がダメージを受けるためです。

熱中症の症状が重症であるほど、重い後遺症が出る可能性があります。

熱中症は予防することと、初期症状に気付き適切に対処をおこなうことがとても大切です。

ポイント2

後遺症につながることも

熱中症は後遺症が出る可能性のある病気です。

後遺症が出る原因は、体が高温になることで熱に弱い脳細胞がダメージを受けるためです。

熱中症の症状が重症であるほど、重い後遺症が出てしまう可能性があります。

熱中症は予防することと、初期症状に気付き適切に対処をおこなうことがとても大切です。

ポイント3

こどもの熱中症は気付きにくい

こどもは熱中症になりやすく、また本人が初期症状に気付かないことが多いため、突然受診が必要な状態になることがよくあります。

こどもは不快な症状を不機嫌で表現していることもあります。いつもと様子が違う場合は、医療機関を受診しましょう。

こどもの熱中症

こどもが熱中症になりやすい理由

こどもは以下の理由から熱中症になりやすく、発症しても気が付きにくい傾向があります。

  • 大人より身長が低いため、直射日光に加え地面の照り返しによる熱の影響を多く受けること
  • 体温調節機能が未熟であること
  • 体の水分量が多く脱水症状になりやすいこと
  • 自分の体の不調をうまく言葉で伝えられないこと
ポイント4

夏の屋外でなくても起こる

熱中症になるのは、夏の屋外だけではありません。室内、プール、春の陽気、睡眠中など意外な状況から熱中症になることがあります。

  • 風通しが悪く室温・湿度が高い
  • 水分不足
  • プールなど水中で汗をかいていることに気が付かない
  • 体が暑さになれていないことで体温調整がうまくできない
  • 睡眠中気づかないうちにたくさんの汗をかいて脱水症状を起こしていた など

もしかしたら熱中症かも?重要なのは気づくこと

熱中症は、重症になる前に気付き対処することがとても大切です。

熱中症の初期症状には、立ちくらみやめまい、足がつる、だるいなどがあります。早い段階で気付き、対処をすれば症状が改善する場合が多いです。

しかし、熱中症のサインに気が付かなかったり、対処が遅れてしまうことで重症化することがあります。重症化すると体内が高温になり、複数の臓器が機能しなくなることもあります。

体からのサインを見逃さず、早めに対処できるようにしましょう。

熱中症の対処と応急処置

熱中症の症状があらわれたときには、以下の手順で対処しましょう。

まず意識の確認をする

意識がはっきりしている場合は応急処置をおこない、症状が良くなるか様子を観察しましょう。

意識がない場合はすぐに119番へ連絡し、救急車が到着するまでに応急処置をおこないましょう

応急処置① 涼しい場所へ移動する

エアコンが使用できる室内や車内、外であれば日陰へ移動してできるだけ涼しくし、安静にする。

注意点

熱中症の症状がある場合、めまいやふらつきがあり転びやすくなっています。

大人は支える、こどもは抱き抱えるなどして転ばないように注意しましょう。

119番を行なっている場合は、救急隊の指示に従い救急車の到着場所から離れすぎないように注意しましょう。

応急処置② 体を冷やす

屋外で周辺にお店がない場合は自動販売機などで冷たい缶の飲み物など、体を冷やせるものを準備しましょう。

アルミやスチール缶はペットボトルに比べて熱伝導率が高いので体を冷やしやすく、おすすめです。

首筋・脇の下・足の付け根に体を冷やせるものを挟んだり、置いてください。

注意点

冷やすものが準備できない場合は、衣服をゆるめてあおいだり、冷やしたタオルで体を拭くことでも効果があります。

衣服をゆるめるときには首筋・脇の下・足の付け根があおげるよう、次のことに注意しましょう。

  • 服の首元をゆるめ、首筋を出す
  • 両手を挙げ、バンザイの状態にする
  • 足の付け根が出るようにズボンやスカートをずらす、または脱がせる

応急処置③ 水分をとる

意識がある場合は水分をとりましょう。

水分補給に望ましい順番は、経口補水液、スポーツドリンク、麦茶、水です。

注意点

誤嚥(誤って空気の通り道へ水が入ってしまうこと)する危険性があるため、意識がない・意識が朦朧としている場合は絶対に無理に水分をとらせないでください。

横になって休んでいる場合などには、必ず上体を起こして水分をとらせてください。ぐったりしている場合には体を支えてあげましょう。

熱中症の予防方法

熱中症の予防では、塩分や水分の補給と体温を上げすぎないことが大切です。具体的には以下のように対策をおこないましょう。

こまめな水分補給と適度な塩分を

30分おきに200ml程度の冷たい水分をとろう

人の体が一度に吸収できる水分量の目安は200ml(コップ1杯分)です。

適温は5〜15℃で、飲んだときに冷たいと感じられる温度だと体に吸収されやすいと言われています。

水を飲む女性

「のどが渇いた」と感じたときは既に体の水分が不足している状態です

汗をかく量や年齢にもよりますが、30分おきを目安には水分をとりましょう。

水分補給に最適な飲み物は、塩分などの電解質を含む飲み物です。水だけを飲むとかえって脱水症状が悪化してしまうこともあります。

スポーツドリンクや麦茶を選ぶようにしましょう。また、大量の汗をかく場合には塩分も補給するように意識しましょう。

室内ではエアコンや扇風機を活用

室内でも熱中症になる可能性があります。

最適な環境は、室温28℃以下・湿度40〜60%です。湿度が65%以上になると熱中症に警戒する必要があります。

エアコンや扇風機を使うなどして、熱・湿気がこもらないように注意しましょう。

直射日光を避ける

日差しの強い日には帽子や日傘を活用し、直射日光を避けてください。

屋外を歩くときや、外で活動するときには日陰を選ぶようにしましょう。

熱いと感じたら内と外から冷やす

体が熱いと感じたら冷やしましょう。

体の外側を冷やすために、涼しい場所(木陰など)への移動、扇風機やうちわであおぐなどの方法があります。

体を内側から冷やす方法には、冷たいものを飲む・食べるなどがあります。

医師

受診目安

119 救急車を要請

  • 意識がない
  • 呼びかけに応えない
  • 呼びかけへの反応がおかしい
  • けいれん(ガクガクとひきつけがある)
  • 手足の運動障害(まっすぐに走れない、歩けない)
  • 汗が止まる
  • 高体温(体にさわると熱い)

救急車を検討・昼夜を問わず救急外来へ

意識が今ひとつはっきりせず、ぼーっとしていて以下の症状がある場合

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 全身のだるさ
  • 力の抜ける感じ
  • 集中力や判断力の低下

医療機関が開いている時間帯に速やかに受診

意識障害はみられないが、以下の症状がある場合

  • めまい
  • 失神
  • 立ちくらみ
  • 眠気がないのにあくびが出る(生あくび)
  • 手足のしびれ
  • 筋肉痛
  • 筋肉の硬直(こむら返り)

様子を見てもよい症状

  • 涼しい場所で休憩し、水分補給をするなど適切な対処(応急処置)をおこない、症状が改善した場合

症状が改善しない、気になる症状がある場合は早めに一度医療機関を受診してみましょう。

オンライン診療でも相談が可能です。

医師

「対処法を調べる」監修医師

監修医師

こうだたかゆき

神田貴行医師

日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医

鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。

この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。

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この緊急度チェックは総務省消防庁準拠の緊急度判定プロトコールに基づいて一般的に考える症状を表示しており、診断するものではありません。気になる症状がある場合にはご自身の判断で受診してください。

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