肺炎について
監修医師:神田貴行 先生(小児科医)
肺炎について
2週間以上続いている咳や息苦しさは肺炎のサインかも
肺炎は、風邪とよく似た症状があらわれるため、気づきにくいことがあります。
肺炎で特徴的なのは長引く咳や息苦しさです。咳が2週間以上続いている・息苦しさを感じる場合は医療機関を受診しましょう。
心配な症状は早めに医療機関を受診しましょう。
肺に細菌やウイルスが到達することで肺炎になる
肺炎とは、細菌やウイルスが肺に到達し、肺が炎症を起こしている状態です。
通常、口や鼻から体内へ侵入した細菌は、体の免疫力によって咳・鼻水・痰などと一緒に体外に排出されます。
しかし、風邪のなおりかけやストレス、疲労、生活習慣の乱れなどで免疫力が低下していると、細菌やウイルスが完全に排出されず、肺に到達することで肺炎になります。
一般的に肺炎は治療を要する病気です。状態に応じて入院が必要となる場合もあります。
原因
- 細菌やウイルスが肺へ到達すること
感染経路
- 飛沫感染
- 接触感染
潜伏期間
- 5~14日
症状
- 咳(痰を伴うことも)
- 発熱(原因や基礎疾患により微熱から高熱まで)
- 息苦しさ
- 胸の痛み
こどもの肺炎は急激に症状が悪化することも
こどもは呼吸機能が未熟で、酸素を取り込む能力が低いことや気道が狭いことなどから、呼吸困難になりやすいです。
肺炎の症状に気づかずにいると、症状が急激に悪化し呼吸困難を引き起こすこともあります。
こどもは、言葉で自覚症状を訴えることが難しいです。呼吸状態がなにか変だなと感じたら医療機関を受診しましょう。
苦しい呼吸のサイン
- 呼吸が速い
- 胸やのどがへこむ
- 鼻の穴がヒクヒクする
- 肩が上下する
肺炎は日本の死因の上位
よく耳にする病名ですが、命を落とす危険性もあるため、異変を感じたら受診するようにしましょう。
長引くせきの対処
自己判断で咳止めの使用は避ける
咳が長引いているからといって、自己判断で咳止めを使用することは避けましょう。
咳は体内の菌やウイルスを排出するための生体反応であるため、安易に咳止めを使用することで症状を悪化させる可能性があります。
とくに肺炎などの病気であった場合、重症化を招く危険があります。
風邪のあと、咳症状だけが続く場合や、2週間以上咳が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
二次感染の予防をする
風邪などで免疫力が低下していると、肺炎の原因となる細菌やウイルスに感染(二次感染)しやすくなり、その結果、肺炎を引き起こしてしまう場合があります。
風邪の治りかけでも無理はせず、療養を心がけましょう。また、手洗い・うがい・マスクの着用で二次感染を予防しましょう。
受診目安
119 救急車を要請
- 意識がない、はっきりしない
- 呼吸が苦しそう
- 呼吸が早い
- 呼吸の際、胸やのどがへこむ
- 呼吸の際、鼻の穴がヒクヒクする
- 呼吸の際、肩が上下する
- 明らかに様子がおかしい
- 唇が青白い、青紫色になっている
救急車を検討・昼夜を問わず救急外来へ
- 39℃以上の熱が3日以上続いている
- 尿量が極端に少ない
- 食事や水分が全くとれずぐったりしている
- 咳症状が強く、食事や睡眠の妨げになっている
医療機関が開いている時間帯に速やかに受診
- 2週間以上咳症状が続いている
- 症状がつらい
肺炎の症状がある際は
オンライン診療で相談可能です
咳がおさまらず、夜も咳のせいで起きてしまう。
ただの風邪ではない??
不安なとき
オンラインですぐに
医師に相談できます
肺炎の症状の
オンライン診療に対応
24時間365日、全国エリアで対応
移動なし、自宅で受診
保険証・医療証が使えます
診察前に以下の注意事項をご確認ください
- オンライン診療で対応が難しいと医師が判断した場合、対面診療をご案内する場合もあります。(その場合、診察料は請求いたしません)
- お薬の処方は医師の判断によります。
- 全国エリアで対応していますが、医療機関がない離島在住の方はご利用になれません。
「対処法を調べる」監修医師

こうだたかゆき
神田貴行医師
日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医
鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。
この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。


