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突発性発疹

の緊急度チェックと対処法、受診目安

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オンライン診療で受診できるか、対面診察が必要かは、重い症状の有無で判断が可能です。

こども15歳まで
これは小児・大人の症状に対応した記事です

初めての発熱・突発性発疹症について

監修医師:神田貴行 先生(小児科医)

初めての発熱・突発性発疹症

知っておきたいポイント3
ポイント1

生後6か月以降、初めての発熱は突発性発疹症かも

生後6か月までの赤ちゃんは、お腹にいる時に母親からもらった免疫があるため、感染症にかかりにくくなっています。生後6か月以降は、母親からの免疫が徐々に低下するため、感染症にかかりやすくなります。この頃から風邪をひきやすくなり、初めて発熱するのも時期です。

この時期に多く見られるのが突発性発疹症です。ほとんどのこどもが生後6か月~2歳までにかかる病気です。原因となるウイルスは2種類あり、2回発症する可能性があります。

 

感染経路は…

  • 唾液などを介した接触感染や飛沫感染

 

潜伏期間は…

  • 5〜15日程度

 

流行期は…

  • なし。通年かかる。
ポイント2

突発性発疹症は高熱のあとに発疹がでる

突発性発疹症で特徴的な症状は、突然38℃以上の高熱が出ることと解熱後の発疹です。

最初は発熱が3〜4日続き、その後熱が下がり始めた、もしくは、熱が下がりきったタイミングで発疹があらわれます。

一般的にはウイルスを特定するような検査は行いません。そのため、発熱が理由で受診した時には発疹なく、突発性発疹かどうかはっきりしない場合がほとんどです。

罹患したこどものうち、半数以上に発疹があらわれますが、発疹があらわれない場合もあり、診断がつかない場合もあります。

突発性発疹の症状
ポイント3

治療は高熱の対症療法が中心

高熱突発性発疹症に特効薬はありません。治療は、高熱のつらい症状を和らげる対症療法が中心です。小さなこどもにとって、高熱が続くことは体力の消耗につながってしまうため、医師からの処方を受け、熱を下げてあげたほうがよいでしょう。

乳幼児は高熱が出ることで、熱性けいれん、脱水症状、低血糖を起こす可能性があります。以下の注意点を確認しておきましょう。

こどもの熱が1日で上下するのはなぜ?

こどもは体温調節機能が未熟なため、健康な時でも1日の中で体温が変化します。通常、1日のうち明け方の体温が最も低く夕方から夜にかけて高くなります。そのため朝に熱が下がっていても、夕方にまた熱が上がるという事も少なくありません。風邪のなおりかけのことが多いので焦らず、無理をさせないように過ごしましょう。

医師

初めての発熱・突発性発疹の対処

発熱の経過に応じてケアしよう

発熱時は以下の様に対処しましょう。また、突発性発疹症の特別な対処はないので、発熱時の対処をしましょう。

医師からの処方がある場合は、用法・用量を守って使用してください。

熱の上がりはじめ

・熱と共に寒気がある

体が体温を上げて細菌やウイルスと戦っている状態です

震える幼児

寒気がある場合は布団や服で温める

1〜2時間おきに体温を測る

食欲があれば消化の良いものを食べる

こまめに水分補給

水・麦茶・経口補水液などが望ましいですが、本人が飲みやすいものを選びましょう。赤ちゃんはミルクや母乳でも水分補給ができます。

手足が冷たくなるのは体温が上がる前のサイン

こどもは自覚症状をうまく伝えられないこともあるので、判断の目安になります。

医師

熱が上がりきったら

・寒気が落ち着く

赤い顔の幼児

解熱剤の使用を検討

わきの下や足の付け根を冷やす

衣服や布団を調整する

手足が暖かくなってくる頃です。寒気がおさまっていれば掛け布団や寝具を調整して、熱がこもらないように心地のよい環境を整えましょう。

食欲があれば消化のよいものを食べる

水分を意識的に少量頻回にとる

体温が1番高い状態です。多めに水分補給を行いましょう。

熱が下がりはじめたら

汗をかき始めることがある

男児着替え

汗をかいたら着替える

こまめに水分補給をする

熱が下がりきるまで体力回復を意識して安静に過ごす

手足が暖かくなってくる頃です。寒気がおさまっていれば掛け布団や寝具を調整して、熱がこもらないように心地のよい環境を整えましょう。

水分を意識的に少量頻回にとる

体温が1番高い状態です。多めに水分補給を行いましょう。

解熱鎮痛剤の正しい使い方

体温が上がり切った後で使用を検討する

寒気があるときや体温が上がり切る前に解熱鎮痛剤を服用したり体を冷やすと、体の免疫が細菌やウイルスと戦うことを邪魔してしまい、症状が遷延する可能性があります。

熱が高くても元気ならば使用しない

解熱鎮痛剤は熱や痛みを和らげることで食事や睡眠をとれるようにし、体力を回復をする目的で使用します。熱が高くても元気だったり、食事や水分が摂れているようなら、無理に解熱鎮痛剤を使用しなくてもよいです。

症状がつらい、以下の場合は使用を推奨

  • 頭痛やのどの痛みなど熱以外の症状がつらい
  • 38.5℃を超えている
  • こどもが熱でつらそう
  • こどもが不機嫌である

こどもの注意点

こどもは体温調節機能が未熟で、体温が変化しやすいです。衣服や部屋の環境などで体温が左右されることも。ケアする際は、以下の点に注意しましょう。

・こどもは布団のかけすぎにも注意

布団で体温が上昇し、熱がこもることで一時的に高体温になってしまうことがあります。布団などで保温したら、少なくとも1時間おきに体温を測るなどして様子を見るようにしましょう。その際、参考値として非接触式体温計を使用するとこどもを起こさずに熱が測れて便利です。

・こどもに電気毛布は使用しない

体温が上がりすぎてしまい、気づかないうちに危険な状態になることがあります。

・冷却シートの使用に注意

からだに貼る冷却シートは熱を下げる効果はありません。本人が気持ちよければ使用してもよいでしょう。乳幼児は寝返りの際などに誤飲する可能性があるため使用は避けましょう。

熱性けいれんに注意

突発性発疹はこどもの初めての発熱となることも多いです。一気に高熱が出ることで熱性けいれんを起こす可能性があります。突発性発疹に伴う熱性けいれんの多くは、後遺症を残すことなく自然に治まります。落ち着いて対処しましょう。

5分がカギ!けいれん時間は必ず計る

けいれんが起きたらまず正しい手順を踏んだ上で、時間を計ってください。

5分以上けいれんが続くと救急車を呼ぶ必要があります。

初めてけいれんを起こしたら必ず受診

初めて熱性けいれんが起きたら、症状が続いた時間に関わらず必ず医療機関を受診しましょう。

けいれんが3分以内におさまり、状態が落ち着いていれば救急車を呼ぶ必要はありません。

夜間であれば救急外来を受診してください。

乳幼児がけいれんしたら

けいれんの対処

1.患者の顔と体を横向きにする

  • 呼吸しやすい体勢にし、吐いたものがのどにつまったり、肺や気管に入ることを防ぎます
  • 呼びかけたり、揺さぶることは避けましょう。刺激になってしまいます。
  • 余裕があれば、右半身を下に横向きにしましょう。

2.けいれん開始時刻を正確に記録する

  • スマホで時刻をスクショして記録するとよいです
  • 余裕があればタイマー起動して間隔を把握しましょう

3.余裕があれば動画を撮影する

  • 医師に動画を見せることで、的確な診断につながります。

近年固定電話のない家庭が多い中、スマートフォンでの動画撮影を優先してしまうことで対処が遅れてしまう場合もあります。まず患者の安全確保をおこないましょう。

医師

高熱と脳への影響

一般的に40℃以上の熱があっても、熱自体が原因で脳や臓器へ障害をきたすことはありません。

高熱があっても元気があって水分が摂れていれば問題はありませんが、以下の場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

  • 38.5℃以上の高熱が3日以上下がらない
  • ぐったりしている
  • 呼びかけに反応しない
  • 顔色が悪い
  • 嘔吐を繰り返す
  • 水分がとれない
  • 気になる症状がある

登園目安

突発性発疹は、法律で登園や登校の目安が義務付けられていません。そのため登園のために必要となるものはありません。登園の目安としては、解熱後に発疹が確認され、元気があれば登園してもよいでしょう。

受診目安

救急車を検討・昼夜を問わず救急外来へ

  • 初めてけいれんを起こした(5分以内に治まった、意識ははっきりしている)
  • 歯がガチガチ鳴るほどの激しい震えや寒気
  • 尿の量や回数が極端に少ない
  • 尿が濃い

医療機関が開いている時間帯に速やかに受診

  • 熱が7日以上続いいている
  • 水疱や湿疹があらわれた
  • 不機嫌が続いている

突発性発疹が疑われる際は

オンライン診療で相談可能です

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[診察科目]内科・小児科・発熱外来

診察前に以下の注意事項をご確認ください

  • オンライン診療で対応が難しいと医師が判断した場合、対面診療をご案内する場合もあります。(その場合、診察料は請求いたしません)
  • お薬の処方は医師の判断によります。
  • 全国エリアで対応していますが、医療機関がない離島在住の方はご利用になれません。

「対処法を調べる」監修医師

監修医師

こうだたかゆき

神田貴行医師

日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医

鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。

この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。

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この緊急度チェックは総務省消防庁準拠の緊急度判定プロトコールに基づいて一般的に考える症状を表示しており、診断するものではありません。気になる症状がある場合にはご自身の判断で受診してください。

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