発疹の症状
発疹とは、皮膚に現れる赤み、斑点、丘疹、水疱、腫れなどの異常な変化を指します。
全身、顔、手足、特定の局所部位などに発生し、かゆみ、痛み、発熱、腫れ、湿潤(じゅくじゅく)を伴う場合もあります。
発疹の主な原因
- アレルギー反応:食品や化粧品、薬剤など
- 感染症:ウイルスや細菌、真菌(カビ)など
- 虫刺され:蚊、ノミ、ダニなどによる刺咬反応
- ストレス:自律神経の乱れや免疫力低下など
- 接触性皮膚炎:刺激物や特定の素材に触れることによる炎症
- 湿疹や乾癬:慢性的な皮膚トラブル
- 内科的疾患:肝臓や腎臓の異常が原因の皮膚症状
発疹の対処方法
発疹が軽度の場合、以下の対処法を試してみましょう。
まず、皮膚を清潔に保つことが重要です。
ぬるま湯で優しく洗い流し、肌に刺激の少ない石鹸を使用してください。
その後、低刺激性の保湿剤を塗り、乾燥を防ぎます。
また、外出時は肌を紫外線や刺激物から保護するために日焼け止めや防護服を使用しましょう。
かゆみがある場合は、冷たいタオルで患部を冷やすことで症状が和らぐことがあります。
虫刺されが原因の場合は、市販のかゆみ止めクリームを使うのも良いでしょう。
ただし、発疹が広がる、長期間改善しない、または悪化する場合は、医師の診察を受けてください。
こんなときには要注意、医師の診察を
以下の症状がある場合は注意が必要です。
- 発疹が全身に広がる
- 高熱や全身の倦怠感を伴う
- 強いかゆみや痛みが続く
- 発疹が膿を伴うまたは化膿する
- 症状が2週間以上改善しない
- 急に顔が腫れてきた
- 息苦しさが出てきた
子どもに以下の症状がみられる場合は早急に医師の診察を受けましょう。
- 発熱、元気がない、嘔吐を伴う
- 痒みが激しく、肌を傷つけるほど掻いている
- 紫色の発疹や水ぶくれがある
- 発疹が急速に広がる
- 他の家族や保育園で同様の症状が発生している
発疹で疑われる病気
- アトピー性皮膚炎
- 接触性皮膚炎
- 蕁麻疹
- 水虫(白癬)
- 帯状疱疹
- 風疹
- 麻疹
- ダニ刺咬症
- ヘルペス
- 全身性エリテマトーデス(SLE)
- 乾癬
- 妊娠性皮膚掻痒症
こどもの発疹の原因には以下が挙げられます
- 水疱瘡
- 手足口病
- はしか
- おむつかぶれ、汗疹(あせも)
- 川崎病
緊急度は症状チェックからすぐに確認できます。緊急度に応じた医療機関の選び方をサポートします。
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