症状を調べる

頭をぶつけた(頭部外傷)

の緊急度チェックと対処法、受診目安

スタッフ画像

症状ごとの緊急度をチェック

オンライン診療で受診できるか、対面診察が必要かは、重い症状の有無で判断が可能です。

これは小児・大人の症状に対応した記事です

頭を打った・高いところから落ちた時(頭部外傷)

監修医師:神田貴行 先生(小児科医)

頭を打った・高いところから落ちた時(頭部外傷)

知っておきたいポイント2

ポイント

1

頭を打った直後は平気でも24時間は注意が必要

元気そうに見えていても、頭を打ってから24時間は急に具合が悪くなるなど、状態が変化する可能性があります。

脳内でじわじわと出血が起きていることがあるため、症状があらわれるまでに時間がかかることがあるからです。

とくに最初の6時間は急に具合が悪くなる可能性があります。

頭を打った直後に症状がなくても、24時間は様子を見ることが大切です。

たんこぶ

ポイント

2

こどもや高齢者は症状に気付きにくい

こどもの頭は頭蓋骨がやわらかく、骨が分かれているため、脳内で出血していても症状が出にくく時間がかかるという特徴があります。

高齢者は若い頃と比較すると脳が小さくなっていることがほとんどで、頭蓋骨と脳の間に隙間ができるために症状があらわれるまでに時間がかかる場合があります。

こどもや高齢者の頭部外傷は、症状があらわれにくく、気付きにくい場合があるので注意しましょう。

頭を打ったときの対処

意識がはっきりしているか確認し、様子がおかしければ119番を

目線を合わせて呼びかけにはっきり応えられたら、意識がはっきりしていると捉えましょう。

以下の場合は119(救急車)へ連絡しましょう

  • 目線が合わない
  • 目を開けない
  • 呼びかけに返事がない
  • 反応がはっきりしない
  • まったく泣かない(赤ちゃん)
  • ぼーっとしている(赤ちゃん)

頭の打ち方と状態の確認をする

頭部は傷が小さくても出血が多くなりやすいです。慌てずに対処しましょう。

傷口に砂や泥がついている場合、清潔な水で洗ってください。

出血している場合、清潔な布やタオルで圧迫止血をします。5〜10分ほど圧迫止血をおこなっても止まらない、出血が多い場合には医療機関を受診しましょう。

頭を打った直後〜24時間の観察と過ごし方

頭を打ってから24時間は急に具合が悪くなるなど、状態が変化する可能性があります。

とくに最初の6時間は急に具合が悪くなる可能性があります。以下の様に過ごしながら、様子を観察しましょう。

安静にして過ごす

こどもの場合、無理に寝かせたりする必要はありません。自然に過ごす様子も元気があるかどうかを判断するために必要です。

入浴、運動、飲酒は避ける

出血していた場合、症状を悪化させる可能性があります。また、目に見えない頭の中での出血の可能性もあります。24時間は避けましょう。

普段と違う様子がないか観察する

  • 頭痛が徐々に強くなる
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 意識状態が悪くなってきた
  • ものが二重に見える、はっきり見えずぼやける
  • 機嫌が悪い
  • 食欲がない
  • ミルクの飲みが悪い など

24時間以内に頭痛の悪化、嘔吐をするようになった、意識がぼんやりとしてきたなどの症状があらわれた場合、状態が悪化している可能性があります。

速やかに救急外来を受診しましょう。

医師

赤ちゃん・こどもが頭を打ったときの観察ポイント

赤ちゃんが眠ってしまったら

赤ちゃんの場合、頭を打ったショックや、その後に泣いた疲れから眠ってしまうことがよくあります。

頭を打った直後に意識状態が確認できていれば、顔色や呼吸の仕方を観察しながら様子をみましょう。

眠る赤ちゃん

様子を観察している間に、顔色が悪くなってきた、変な呼吸をしている、嘔吐したといった症状があらわれればすぐに医療機関を受診しましょう。

様子に変化がなければ2時間を目安に起こして、もう一度意識状態に変化がないか確認をしましょう。

夜に頭を打ってしまい睡眠時間と重なってしまった場合も同じような対処が必要です。

不安がある場合は医療機関へ相談しましょう。

こどもの受診に迷ったら

とくに5歳以下のこどもは自分の体に起こっている症状を正確に伝えることが難しいです。

何度も同じ質問をされると質問に対する答えが変化する場合もあるため、本人の言葉だけで状態を判断することは避けましょう。

親からみて「何か変だな?」「いつもと違うかも?」という様子が続く場合は医療機関へ相談してみましょう。

「対処法を調べる」監修医師

監修医師

こうだたかゆき

神田貴行医師

日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医

鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。

この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。

関連するコラム記事

関連する症状の詳細

緊急度チェックについて

この緊急度チェックは総務省消防庁準拠の緊急度判定プロトコールに基づいて一般的に考える症状を表示しており、診断するものではありません。気になる症状がある場合にはご自身の判断で受診してください。

ファストドクターについて

救急往診・オンライン診療ならファストドクター

ファストドクターでは救急往診やオンライン診療のご依頼を受け付けています。必要に応じて適切な医療機関を紹介します。

  • 年中無休 24時間対応
  • 保険証・医療証が使える
  • 自宅やオフィスで受診可能
医師画像

ファストドクター利用実績

175万件

※2024年9月末時点のプラットフォーム利用件数

ファストドクターアプリ

ドクターのオンライン診療・往診アプリ

オンライン診療も往診も
アプリから便利に相談

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう