鼻水・鼻づまりの症状
鼻水は、鼻腔内の粘膜から分泌される液体で、異物の侵入を防ぎ、鼻の内部を潤す役割を持っています。
鼻水・鼻づまりは、鼻腔内の炎症や過剰な分泌物によって起こります。
透明な鼻水や粘りのある鼻水が出るほか、鼻詰まりで息苦しさを感じることもあります。
症状の程度に応じて原因が異なります。
鼻水・鼻づまりの主な原因
- アレルギー反応:花粉症やダニなどのアレルゲンによる鼻炎
- ウイルスや細菌感染:風邪やインフルエンザ、鼻炎など
- 副鼻腔の炎症:急性副鼻腔炎や慢性副鼻腔炎
- 乾燥した環境:粘膜が乾燥して刺激を受けることによる症状
- 気候の変化:寒暖差による血管の拡張
- 刺激物への曝露:煙や強い香りなど
- 構造的な問題:鼻中隔湾曲症など
鼻水・鼻づまりの対処方法
鼻水の治療は、原因に合わせた対処が必要です。
軽い鼻水なら、部屋を加湿したり、生理食塩水で鼻を洗浄することで改善します。
特に小さい子どもは鼻を自分でかめないため、鼻吸い器を使うと効果的です。
アレルギー性鼻炎には抗ヒスタミン薬、副鼻腔炎(蓄膿症)には抗生物質が処方される場合がありますが、薬の使用は医師の指示に従いましょう。
鼻詰まりには点鼻薬が使えますが、子どもへの使用は期間を守ることが大切です。
鼻水が3週間以上続いたり、耳の痛みや発熱がある場合は、中耳炎の可能性もあるため早めに病院を受診してください。
子どもの場合はこまめなケアと適切な治療が重要です。
こんなときには要注意、医師の診察を
以下の場合、早めに診察を受けることを検討してください。
- 黄色や緑色の鼻水が続く場合
- 鼻づまりで眠れない日が続く場合
- 頭痛や顔面の痛みを伴う場合
- 鼻水や鼻づまりが2週間以上続く場合
- 発熱や強い倦怠感を伴う場合
鼻水・鼻づまりで疑われる病気
- 急性鼻炎
- 慢性鼻炎
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎(蓄膿症)
- 風邪やインフルエンザ
- 鼻中隔湾曲症
- 気管支喘息に伴う鼻症状
- (こどもの場合)鼻腔異物
緊急度は症状チェックからすぐに確認できます。緊急度に応じた医療機関の選び方をサポートします。
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