便秘
監修医師:神田貴行 先生(小児科医)
便秘
ポイント
1
便秘とは
便秘とは、なんらかの原因で腸内に便が長く留まることで、水分が腸に吸収されすぎてしまい、便が固くなることで起こります。
便秘は、病気で起こる場合と、生活習慣で起こる場合があります。
病気が原因となっている可能性がある便秘、治療が必要な便秘の特徴は
- 発熱、強い腹痛、強い張り、嘔吐をともなう
- 1週間以上続く
- 習慣化している
などが挙げられます。
こどもの場合、上記に加えて機嫌が悪い、食欲がない、お腹を触ると痛がる、吐き気や嘔吐があるといった症状があらわれる場合もあります。
便秘の判断基準
以下のような状態は、便秘だと言えます。
- 排便が1週間で3回以下
- 3日排便がない
- 便は出るが残便感がある
ポイント
2
市販の便秘薬は耐性や依存性に注意
便秘薬は作用の仕方で刺激性と非刺激性に分けられます。
刺激性の薬を長く使い続けると、腸が慣れてしまい効きにくくなることがあり、腸の動きが弱まり、自然な排便が難しくなってしまうこともあります。
必要なときだけ適切に使うことが大切です。
ポイント
3
赤ちゃんやこどもは便秘で吐き気を感じやすい
便が腸にたまることで、腸全体の動きが悪くなり消化液が溜まりやすくなったり、お腹が膨れる・張りやすくなることが吐き気の原因になることがあります。
便秘による吐き気や嘔吐は大人でも起こりますが、体が小さい赤ちゃんやこどもに起こりやすいです。熱がないのに嘔吐をした場合には、最後の排便があったのはいつか思い返してみてください。いつもよりも排便の量が少ない、間隔が長いときの嘔吐は便秘が原因かもしれません。
便秘の対処
こどもや赤ちゃんの便秘には「の」の字マッサージ
こどもや赤ちゃんに自己判断で便秘薬や浣腸を使用することは避けましょう。
薬に依存性や耐性ができてしまったり、合併症を引き起こすことがあります。
なるべく小児科を受診し、医師の指示に従って使用しましょう。
赤ちゃんやこどもに自宅ですぐに行える対処としては、「の」の字マッサージがおすすめです。
便秘薬は非刺激性のものを選ぶ
便秘の薬は作用によって、いくつかの種類があります。
酸化マグネシウムを主成分とする薬(非刺激性の便秘薬)を選びましょう。
市販されている便秘薬の9割は刺激制便秘薬です購入前に薬剤師へ服用について相談しましょう。
セルフケア
水分摂取
意識的に水分摂取を行う
→便が柔らかくなり排便しやすくなる
マッサージ
おへそを中心とし、お腹に「の」の字を書くようにマッサージを行う
→腸のぜん動運動を促進する
軽い運動
ウォーキングや散歩などを行う
→腸のぜん動運動を促進する
食事
水溶性食物繊維が多い食品を食べる
例:あずき、きくらげ、こんにゃく、大麦、わかめ、昆布、納豆
→水溶性食物繊維が多い食べ物は、水に溶けやすく水分を保持する働きがあるため排便がスムーズになる
受診目安
救急車を検討・昼夜を問わず救急外来へ
便秘に伴い以下の症状がある場合
- 腹部に強い痛みがある
- 腹部に強い張りがある
- 発熱
- 吐き気・嘔吐
医療機関が開いている時間帯に速やかに受診
- 排便が1週間に3回未満
- 便に血が混じる
- 便が真っ黒
- 1週間以上便秘が続く
- 便秘が習慣化している
便秘の症状は
オンライン診療で相談可能です
便秘気味の娘。
一度診察してもらったほうがいい??
不安なとき
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医師に相談できます
便秘の
オンライン診療に対応
24時間365日、全国エリアで対応
移動なし、自宅で受診
保険証・医療証が使えます
診察前に以下の注意事項をご確認ください
- オンライン診療で対応が難しいと医師が判断した場合、対面診療をご案内する場合もあります。(その場合、診察料は請求いたしません)
- お薬の処方は医師の判断によります。
- 全国エリアで対応していますが、医療機関がない離島在住の方はご利用になれません。
「対処法を調べる」監修医師

こうだたかゆき
神田貴行医師
日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医
鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。
この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。


