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2023.2.9

ファストドクターテクノロジーズ、元スマートニュース USシニアディレクターの西岡悠平が執行役員/VP of Productに就任

ファストドクターテクノロジーズ、元スマートニュース USシニアディレクターの西岡悠平が執行役員/VP of Productに就任

医療プラットフォーム「ファストドクター」を運営するファストドクター株式会社(以下、ファストドクター)[本社:東京都港区、代表取締役:菊池亮(医師)、水野敬志]は、元SmartNews International(以下、スマートニュース)のプロダクトマネジメント部門 シニアディレクター(US担当)の西岡悠平が執行役員 / VP of Product(Vice President of Product)に就任したことを発表いたします。

西岡について


西岡は、日本発のユニコーン企業であるスマートニュースの成長を黎明期からリードしてきたエンジニアで、開発チームの課題感であった古いサーバーサイドのシステム設計を抜本的に作り直し、その後のスマートニュースの成長へつながるシステム基盤を作り上げた第一人者です。さらに、プロダクトマネージャー業にフォーカスするようになってからは、SmartNewsのメイン機能として今も残っているトップのパーソナライズ機能を構築するプロジェクトをリードして、リリースさせました。

2018年からはSmartNews Internationalの強化エリアであるUSへ渡り、データサイエンスとマシンラーニングを用いたユーザーフレンドリー且つ革新的なUXの構築を実現し、15年に渡りAI / ML分野の先駆者として企業成長を推し進めてきた実績が高く評価されています。

ファストドクターのこれから


ファストドクターはこれまで、診療費のキャッシュレス化や保険証のオンライン提出といったペイシェントジャーニーのデジタル化や、主治医とファストドクター医師※1の診療情報連携のリアルタイム化・オンライン化など、医療体験のDXを実現してまいりました。

今後は医療テクノロジーのさらなる深化とプラットフォーム化に取り組み、最新のテクノロジーを交えて、本格的な医療支援AIの開発に取り組んでまいります。プラットフォーム化については、これまで取り組んできた急性期医療の領域に加えて、5疾病6事業および在宅医療の幅広い領域で一貫したサービス体験を提供出来るプラットフォームとなることを目指し、デジタルならではの新しい医療UXを作り上げていきます。

国の課題である「医療DX」を民間から加速させていく


2022年度、日本政府は「医療DX令和ビジョン2030」の実現に向けて「医療DX推進本部」を設置し、岸田総理が本部長を務めています。その背景にあるのは、引き続き急速に少子高齢化が進む日本において、現在の医療提供体制を持続可能なものにするためには、デジタル化による生産性の向上が差し迫った課題であるという国家としての危機認識です。電子処方箋や電子カルテ記録の共有など、アナログ情報のデジタル化という一歩目を踏み出したばかりの日本の医療DXですが、今後もIoTやAIといった技術も医療現場に積極的に活用していく必要があります。

先端技術を日々の医療現場に応用して日本の医療DX課題解決に取り組んでいるFastDOCTOR Technologiesに西岡が参画したことは、ファストドクターだけではなく、日本の医療DXそのものを大きく前進させるものとして期待しています。

執行役員 / VP of Product 西岡の経歴について


西岡 悠平(にしおか ゆうへい)

2003年 京都大学大学院 情報学研究科修了

2003年 シスコシステムズ株式会社入社

2005年 煩雑な作業・業務をWebアプリケーション化することを目的として開発したオープンソース「Tuigwaa」の開発で、2005年に「未踏スーパークリエータ」に認定

2006年 4次元データ株式会社入社  Web 技術研究部で「Tuigwaa」開発効率の向上のためにブラッシュアップに貢献

2008年 楽天技術研究所入所 自然言語処理や画像処理、機械学習などの先端技術の研究開発をリード

2014年 スマートニュース株式会社入社 日米4,000万ダウンロード※2を超える「SmartNews」システムのデータ処理や機械学習分野におけるアルゴリズムやデータ構造の設計および実装を担当

2018年 SmartNews Internationalへ転籍 アメリカの州ごとのローカルニュース機能や政治的情報提供の公平性を担保する機能を責任者としてリードし、リリースまで導く

※1…医療相談を含む医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、 ファストドクターが医療行為を行うものではありません。

※2…https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000007945.html

西岡悠平より就任のご挨拶


ファストドクターに入ってファストドクターの仲間と医療DXにチャレンジできることに非常に興奮しています。USでも仕事を探していましたが、日本に戻ってファストドクターに入りたいと思った理由は 3つあります。1つ目が課題の大きさです。少子高齢化における日本の医療の問題は、世界的にも非常に大きなチャレンジだと理解しています。2つ目がファストドクターという素晴らしいチームです。数々の実績、Vision、水野さんや宮田さんをはじめとしてお会いした人達の情熱とスキルの高さ、等々、本当に凄いです。そして、最後に、ファストドクターによる技術への思いです。今までも素晴らしい実績を積み上げてきているが、さらに加速して推進するため、技術やプロダクトが重要と考えており、昨年末にFastDOCTOR Technolgoiesを立ち上げるなど、”技術”に投資しています。こういう背景のなかで、自分が今まで培ってきた技術やプロダクトのスキルなどを発揮しつつ、ファストドクターの素晴らしい仲間達と一緒に、5-10年後に世界に通用する医療DX プロダクトを作り上げている姿を想像し、膨らませてしまいました。それは、人生を掛けるに値するし、自分の子供たちに誇れるチャレンジだと思っています。頑張ります。

代表取締役 水野 敬志よりご挨拶


日米4000万ダウンロードを達成するプロダクトを、世界最高の技術者が集結するシリコンバレーから生み出した経験を持つ西岡が、FastDOCTOR Technologiesに参画することを嬉しく思います。西岡のような世界で経験を積んだエンジニアたちが、FastDOCTOR Technologiesを通じて令和の日本の最重要課題である医療DXにチャレンジすることによって、持続可能でなめらかな医療体験をこの日本に創り出していくことを目指してまいります。また高齢化課題の先進国である日本から、世界に通用する医療DXプロダクトを生み出すことにも挑戦していきます。

FastDOCTOR Technologies CTO 宮田 芳郎よりご挨拶


これから日本の医療はピンチとチャンスが豊富な時間帯に突入します。社会情勢は厳しくなってきているのを感じます。少子高齢化社会が進み、医療の需給バランスは厳しくなっていきます。一方で、Stable DiffusionやChatGPTといった何かを超えた印象のある技術が登場している時でもあります。ピンチとチャンスが濃密なこの時に、西岡さんのようなトップの実務家 / 技術者とプロダクトづくりが出来ることに大いに燃えております。

FastDOCTOR Technologiesでは、共に組織の成長エンジンとなる人材を募集しています。


詳細はこちら▶ https://link.fastdoctor.jp/NpTZK0

ファストドクターについて


全国に対応する日本最大級のプライマリ・ケア医療プラットフォーム「ファストドクター」を運営するヘルステック企業。3,500名以上の医師が参加するこのプラットフォームは患者のほか、医療・介護施設、自治体、公的研究機関、製薬や保険業界など、医療業界の多岐にわたるステークホルダーの皆さまにご利用いただくことで、地域医療を強化する新たな医療インフラの構築を実現します。

所在地:〒150-6032 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
WEBサイト:https://www.fastdoctor.co.jp/corporate

本件に対するお問い合わせ

ファストドクター株式会社
広報 田島 めぐみ
E-mail:[email protected]
Tel:090-7843-9782

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