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2026.11.5

在宅医療と介護の連携を見据え、「在宅医療支援事業」を学研グループの株式会社学研メディカルコンサルティングへ承継

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 ファストドクター株式会社は、このたび、医療機関向けに展開する「在宅医療支援事業」を、株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研メディカルコンサルティングへ引き継ぎ、今後は同社が事業を運営することをお知らせします。

 承継後も、現在ご利用中の在宅医療支援サービスはこれまでと同様の支援体制のもと、継続して提供されます。当社が培ってきた在宅医療機関の夜間・休日対応を支える仕組みを同社へ引き継ぎ、学研グループが介護・医療福祉事業を通じて培ってきた知見や、高齢者との日常的な接点を生かすことで、在宅での生活を医療と介護の両面から支える事業を目指します。

■ 事業承継の経緯・目的

 当社の在宅医療支援事業は2021年の開始以来、これまでに累計800を超える医療機関の皆さまに活用いただき、夜間休日の相談対応や往診支援などを通じて、主治医の先生方が担う24時間365日体制を支えてまいりました。
→ 在宅医療支援事業の概要

 在宅で療養する患者さんの多くは、医療だけでなく介護サービスも利用しながら生活しています。今後、こうした患者さんがさらに増えていくなかで、夜間・休日の対応だけでなく、日常生活を支える介護とも連携しながら在宅療養を支えていくことがより重要となります。国が2040年に向けて進める「新たな地域医療構想」においても、在宅医療や介護との連携を含めた医療提供体制の構築が掲げられています。

 株式会社学研メディカルコンサルティングが属する学研グループは、教育分野に加え、医療福祉分野を主要なグループ事業領域の一つとして、認知症グループホームやサービス付き高齢者向け住宅をはじめとする介護サービス、訪問看護、調剤薬局など、高齢者の生活を支える幅広い事業を展開しています。

 当社は、医療機関へのサービスを途切れさせることなく、今後は医療と介護がより近い形で在宅療養を支える事業へと発展させていきたいと考えています。介護・医療福祉の領域に基盤を持つ学研グループのもとであれば、当社が培ってきた在宅医療支援の仕組みをより生かしていけると考え、同グループへの承継が本事業にとって最適であると判断いたしました。

 なお今回の承継では、支援先の医療機関との契約関係に加え、本事業の運営を担うスタッフ、システム、運営ノウハウなど、これまで築いてきた診療支援の仕組みを株式会社学研メディカルコンサルティングへ引き継ぎます。

■ 本サービスをご利用中の医療機関の皆さまへ

 事業承継後も、現在ご利用中の在宅医療支援サービスは継続して提供いたします。運営主体の変更に伴うご契約や今後の運用等の詳細については、個別にご案内いたします。

今後も変わらず本サービスをご活用いただけるよう、株式会社学研メディカルコンサルティングとともに円滑な事業承継に努めてまいります。これまで大切な患者さまの診療を支える役割を当社にお任せいただいたことに、心より御礼申し上げます。

■ 各代表コメント

ファストドクター株式会社 代表取締役・医師 菊池 亮
 在宅医療は、患者さんが住み慣れた家で暮らし続けることを支える医療です。その一方で、24時間365日の体制を、主治医の先生お一人の献身で支え続けることには限界があります。これまで個々の医師が担ってきた夜間・休日の対応を、地域全体で支えられないか。そう考えて始めたのが、在宅医療支援事業です。地域の先生方と対話を重ねながら仕組みを形にし、全国各地の医療機関にご利用いただいてきました。

 今回の承継によって、これまで築いてきた診療支援の仕組みが学研グループのもとで引き継がれ、介護・医療福祉領域との接点を生かしながら、さらに発展していくことを期待しています。これまで本事業をご利用いただいた医療機関の皆さま、夜間・休日の診療を担ってくださった医師の皆さまをはじめ、本事業をともにつくり、支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

株式会社学研メディカルコンサルティング 代表取締役社長 森田 智行
 株式会社学研メディカルコンサルティングは、学研グループのメディカル領域における医療機関向けサービスと患者様・ご家族様向けのサービスを提供する事業会社として2026年7月に設立致しました。

 本件事業譲受により、学研グループが培ってきた医療・介護・看護のネットワークと、ファストドクターが構築してきた在宅医療支援のノウハウ・オペレーション基盤を融合させ、地域社会における医療インフラの持続可能性の向上に貢献してまいります。

■ 当社の取り組みについて

 ファストドクターはかねてより、地域ごとに医療需要が変化し、医療人材も限られるなかで、必要な医療を届け続けられる「医療提供力」を高めることに取り組んできました。今後は医療現場の運用知見とテクノロジーを生かし「生活者の不安と、医療者の負担をなくす」のミッションのもと、主に二つのアプローチに一層注力していきます。

必要な人が医療を受けられる状態を維持する限られた人員で、より多くの医療を支えられるようにする
人口減少が進む地域では、患者数の減少で医療機関の経営が難しくなり、住民が身近な場所で診療を受けにくくなりつつあります。当社は、プライマリケア領域を中心に、オンライン診療で地域を越えて医療を届けるとともに、地域医療機関の事業承継や経営を支援し、地域による医療アクセスの格差を小さくしていきます。担い手が減るなかで必要な医療を提供し続けるには、医療に携わる専門職が、専門性を生かす業務により多くの時間を使えることが欠かせません。当社は、AIをはじめとするテクノロジーを医療現場の業務に取り入れるとともに、医療機関の運営や臨床試験の業務・工程そのものを見直し、限られた医療資源をより有効に使える仕組みをつくっています。

■ 株式会社学研メディカルコンサルティングについて
2026年7月に設立された、メディカル領域における医療機関向けサービスと患者様・ご家族様向けのサービスを提供する事業会社です。 学研グループが培ってきた医療・介護・看護のネットワークをいかし、医療・介護・看護の持続可能性を高めるサービスを提供していきます。
設立:2026年7月
所在地:東京都品川区西五反田2-11-8 学研ビル
代表者:代表取締役社長 森田 智行

■ 株式会社学研ホールディングスについて
https://www.gakken.co.jp/
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社です。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、図鑑や絵本、科学キットや学習参考書などの出版コンテンツサービス事業、保育園・学童などの保育・幼児事業を展開しています。医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業を展開しています。さらに、世界150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、グループ会社124社。東京証券取引所プライム市場上場 (証券コード:9470)。

■ ファストドクター株式会社について
約6,000名の医師が参画する日本最大級の医療支援プラットフォームを運営。生活者には夜間・休日の救急相談・往診やオンライン診療を提供し、医療者向けには診療所の承継・運営を支える医療経営支援や、在宅医療における複雑な診療報酬算定を支えるBPO事業を展開しています。さらに、自治体と連携した地域医療体制の構築支援、製薬企業・研究機関と取り組む臨床試験・治験支援に取り組んでいます。また近年は、AIによる診療報酬算定業務の自動化をはじめ、医療機関のDX・AX(AIによる業務変革)支援にも領域を広げています。人口減少が進む2040年にむけて、生活者が必要な医療にたどり着け、医療者が限られた人員でも必要な医療を届け続けられる仕組みをつくることで、持続可能な医療の実現を目指しています。

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