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2023.9.7

[活動報告]在宅医を目指す往診医との交流会を行いました

  • #医療機関支援

健康診断で要検査・要治療となった従業員の二次健診から受診までを一気通貫でサポート

[活動報告]在宅医を目指す往診医との交流会を行いました

ファストドクターには現在3,500名を超える医師が登録しており、その働き方やキャリア形成もさまざまです。今回、都内の病院で在宅医への転向を目指している医師から、在宅医療に関しての知見を深めたいとの相談を受け、在宅医療の現状とファストドクターが在宅医へ提供している時間外往診代行サービス「ファストドクター for Medical」の特徴や医師の品質担保について意見交換を行う機会を設けました。

高齢化先進国の我が国では、在宅医療のニーズは年々高まっており、24時間体制での在宅医療への協力が全国のかかりつけ医に求められています。一方で、在宅医療を導入する上で最も大変なこととして「24時間の往診体制」の確保が負担であると答えた医師は75%にのぼります。また、一人開業医が多く、医師の高齢化も進んでいる我が国においては、かかりつけ医の負担に配慮しながら、在宅医療の24時間体制を構築する方法を検討していかなくてはいけません。 

ファストドクターではそうした課題の解決として、医療機関の安定的な24時間体制を支援することを目的に、夜間・休日といった負荷の大きい時間帯を対象にオンコール・救急往診や看取りなどを代行する 「ファストドクターfor Medical」を展開しています。

診療情報は独自開発のシステム「クリニックポータル」で主治医と共有され、申し送りから診療報告までオンライン上でワンストップで行うことができ、患者との信頼関係を保ちながら代診を依頼することが可能です。こうしたサービス活用していただきながら、タスクシフトを推進していき、医師の働き方改革や医師自身のワークライフバランスの向上へ貢献することを目指しています。

交流会に参加した山本先生からいただいたご感想

訪問診療を行うようになり、前キャリアの救急科との違いを感じることが多いです。その一つにオンコール体制があります。急性期病院等では、当番の医師が在中することで夜間の状態の悪化に備えています。在籍する医師数が多いため負担を軽減できている医療機関もあります。ですが、地域の訪問診療を支えている診療所・クリニックは医療需要に応じて各地に点在しています。入院中の患者さんには看護師の受け持ちもいるため、対応には医師のみではありません。訪問診療ではそういった背景の違いがある中で24時間体制で患者対応をしている状況です。ファストドクターのようにそういった領域をカバーする業態が発達することで、今後の医師の負担を軽減できるのではないかと感じました。

ファストドクターでは、今後も医師の働きやすさとキャリアサポートを行いながら、在宅医療や総合診療(プライマリ・ケア)に興味を持つ医師の育成にも貢献していきます。

ファストドクターについて


全国に対応する日本最大級のプライマリ・ケア医療プラットフォーム「ファストドクター」を運営するヘルステック企業。3,500名以上の医師が参加するこのプラットフォームは患者のほか、医療・介護施設、自治体、公的研究機関、製薬や保険業界など、医療業界の多岐にわたるステークホルダーの皆さまにご利用いただくことで、地域医療を強化する新たな医療インフラの構築を実現します。

所在地:〒150-6032 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
WEBサイト:https://www.fastdoctor.co.jp/corporate

本件に対するお問い合わせ

ファストドクター株式会社
広報 大塚 明美
E-mail:[email protected]
Tel:080-4861-1719

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