オペレーションの効率化やDXによって医療機関を支援するファストドクター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役医師:菊池 亮、代表取締役:水野 敬志)は、地域のかかりつけ医の24時間体制を支援する目的で、「ファストドクターfor Medical」を提供しています。この度、本サービスを利用する医療機関との患者情報や診療情報の連携をオンライン上で円滑に行うためのWEBツール「クリニックポータル」の提供を2022年5月16日から開始したことをご報告します。サービスを利用する医療機関は、本ツール上からファストドクターに往診や看取り、医療相談等を依頼することができ、依頼患者の申し送り、依頼案件の進捗状況のリアルタイムでの確認、対応完了後の報告の受領、対応した医師等の勤怠閲覧などについて、オンライン上でワンストップに行うことができるようになりました。
高齢化先進国の我が国では、在宅医療のニーズは年々高まっており、24時間体制での在宅医療への協力が、全国のかかりつけ医に求められています。一方、2017年に日本医師会が全国の診療所の開設者に向けて行った調査では、「在宅医療を実施する上で特に大変なこと」として、73.5%の医師が「24時間の往診体制をとることが負担」と回答していました。一人開業医が多く、医師の高齢化も進んでいる我が国においては、かかりつけ医の負担に配慮しながら、在宅医療の24時間体制を構築する方法を検討していかなくてはいけません。
ファストドクターは、在宅医療を担う医療機関の安定的な24時間体制を支援するため、夜間・休日といった負担の大きい時間帯を対象に、往診や看取り代行により医療機関を支援するサービスです。2022年現在で、年間5,000件を超えるご依頼に対応しています。
[医療機関の主なメリット]
①在宅医療への参入の容易化
日中の診療はかかりつけ医が担い、夜間・休日の時間外の対応はファストドクターが代行することにより、医療機関は、負担感なく24時間365日体制を整えることができるようになります。
②コストの削減
医療機関が、24時間体制を複数の医師によって構築しようとしたとき、医師、看護師、運転手といった人材の確保が必要になります。「ファストドクターfor Medical」を活用すると、かかる人件費を大きく抑えることができます。さらに、そうした人件費に加えて、人材採用においては、採用・教育・人材管理にかかる見えないコストも発生することになります。業務のアウトソースにより、そうしたインフォーマルコストを抑える効果も期待できます。
1.患者情報の一括管理
患者の主病名、内服薬、治療経過のショートサマリ、ACPの内容等の診療情報をクリニックポータル上で一括管理が可能になりました。
2.依頼案件の進捗ステータスを可視化
依頼案件の進捗状況がリアルタイムで確認できるようになり、対応終了後も速やかに報告書が閲覧できるようになりました。
3.死亡診断書・死体検案書の作成補助
死亡診断書・死体検案書が必要となる案件について、代診医に細かく指示が出せるサポート機能を搭載しました。
4.勤怠実績の確認
ファストドクターの紹介により勤務した医師や運転手等の勤怠情報について閲覧できるようになりました。月次で一括ダウンロードする機能等も搭載し、医療機関側での労務管理にもお役立ていただけます。
ファストドクターは地域のかかりつけ医との分業と連携を通じて、持続可能な地域医療の実現を目指しています。「ファストドクターfor Medical」を通じて、地域のかかりつけ医機能の強化を推進していきます。
全国に対応する日本最大級のプライマリ・ケア医療プラットフォーム「ファストドクター」を運営するヘルステック企業。3,500名以上の医師が参加するこのプラットフォームは患者のほか、医療・介護施設、自治体、公的研究機関、製薬や保険業界など、医療業界の多岐にわたるステークホルダーの皆さまにご利用いただくことで、地域医療を強化する新たな医療インフラの構築を実現します。
所在地:〒150-6032 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立:2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
WEBサイト:https://www.fastdoctor.co.jp/corporate
ファストドクター株式会社
広報 田島 めぐみ
E-mail:[email protected]
Tel:090-7843-9782
該当する記事が見つかりませんでした