うつ病の方が人前で明るく振る舞う理由は?
うつ病でも周囲の人に明るく振る舞う理由として、大きく2つがあげられます。
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過剰適応
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躁的防衛
周りの雰囲気に合わせて笑顔で接していると「本当にうつ病なのかな?」と違和感を抱く人もいるかもしれません。
しかしあなたが悪いのではなく、うつ病による症状のひとつなのです。
必要以上に自分を責めないように、人前で明るく振る舞う理由を理解しましょう。
過剰適応
周囲の期待にこたえようとするあまり、自分よりもほかの人の気持ちに合わせてしまう状態を「過剰適応」と呼びます。[1]
過剰適応を起こす要因として以下の2つがあげられます。[1]
自己不全感[1] |
自分に自信が持てず「自分はダメだ」「もっと頑張らないと認めてもらえない」などと考えることです。 |
シニシズム[1] |
相手に対するネガティブな気持ちから「ほかの人は信用できない」「相談しても理解してもらえない」などと考えることです。 |
うつ病であっても人前で明るいのは、これらの考え方により本音を隠して相手に合わせようとするためです。
無理をして過ごしているため、一人になったときに疲れが押し寄せるようになります。
過剰適応を起こした状態でそのまま頑張り続けると、心が限界に達し、微笑みうつ病を発症するかもしれません。
考え方を急に変えるのは難しいため、まずは周囲の人に合わせてしまう自分を責めないようにしましょう。
躁的防衛
躁的防衛(そうてきぼうえい)とは心の痛みを避けるため、あえて元気なふりをしてしまう状態のことです。[2]
気持ちが沈んでいるときほど、無意識に明るく振る舞い積極的になります。
心がモヤモヤしているとき |
「楽しく過ごせば気分が晴れるはず」とあえて予定を詰め込む |
疲れて気分が沈むとき |
「落ち込んでいる場合じゃない」と仕事を増やして残業をする |
躁的防衛は心が傷ついていることを認めたくない気持ちから、無理に元気なふりをしてしまう防御反応です。
心を守るために必要な反応ですが、ずっと頑張り続けると心がすり減り、微笑みうつ病を発症するかもしれません。
傷ついたり気持ちが沈んだりすることは誰にでもあるものです。
「無理をして元気に過ごしている」と感じたら、リラックスできる時間を作ってみましょう。
微笑みうつ病とは?
うつ病の症状があるにもかかわらず、人前では明るく振る舞ってしまう状態を「微笑みうつ病」と呼びます。
これは医学的な正式名称ではなく、俗称として使用されている呼び方です。
自己評価の低さや相手を信じられない気持ちから元気に振る舞ってしまい、おもに以下の症状があらわれます。
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家に帰ると一気に疲れがあらわれて何もする気にならない
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食欲が低下したり食べすぎたりする
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睡眠不足になったり寝すぎたりする
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「つらい」と口に出せず孤独を感じる
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家族や友人と接するのを避けるようになる
うつ病といえば「落ち込みやすい」「元気がない」などのイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、微笑みうつ病の人は「元気なふり」ができてしまうため、周囲に気づかれにくいのが特徴です。
落ち込んだときと明るく振る舞えるときのギャップに、自分でも違和感を覚えて悩みやすくなります。
元気に過ごせる自分に戸惑うかもしれませんが、うつ病により起こる症状のひとつなので自分を責めすぎないようにしましょう。
うつ病との違い
うつ病と微笑みうつ病の違いは、症状が表面にあらわれるかどうかです。
一般的なうつ病の人は気分の落ち込みが表にあらわれやすく、周囲が異変に気づきやすい傾向があります。
一方で、微笑みうつ病の人は周囲に心配をかけまいと元気に振る舞うため、うつ病だとわかりにくいです。
それぞれの症状を比較すると、以下のようになります。
うつ病[3] |
微笑みうつ病 | |
外見 |
落ち込んで見える |
元気そうに見える |
感情 |
イライラしやすい |
イライラしても隠そうとする |
行動 |
活動量が減り、仕事や家事が困難になる |
無理をして仕事や家事をこなす |
対人関係 |
人と接するのが難しくなる[4] |
普通に接することが可能で周囲との関係も良好である |
疲労感 |
いつも疲労を感じる |
一人になると疲労感が一気にあらわれる |
同じうつ病であっても、微笑みうつ病ではうつ病に特徴的な症状があらわれにくいです。
「うつ病らしくない」と悩んでしまうかもしれませんが、症状には個人差があり、不思議なことではありません。
無理をせず自分のペースで治していきましょう。
微笑みうつ病になりやすい人とは?
微笑みうつ病のなりやすさには、環境と体質が関係しています。
環境要因として身近な人の死や人間関係のトラブルなど、大きなストレスをきっかけにうつ病を発症しやすいです。[5]
一方で体質も関係しており、研究によると30〜50%の確率で「うつ病になりやすい体質」が遺伝することがわかっています。
ただし遺伝だけでなく、以下の性格や考え方もうつ病のなりやすさに大きく影響すると考えられています。[6]
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真面目で責任感が強い人
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相手に気をつかいすぎる人
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ストレスをうまく処理できない人
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つらくても周りにつらさを見せない人
微笑みうつ病になりやすい人の特徴を知り、自分が当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
真面目で責任感が強い人
自分に厳しく真面目な人は、無理をしすぎて微笑みうつ病を起こしやすいと言われています。
責任感が強く休むことに罪悪感があり、ストレスをためがちなためです。
たとえば、以下に当てはまる人は、真面目で責任感が強い人といえます。
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頼まれた仕事を全て引き受けてしまう
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体調が悪くても休まず出勤してしまう
「まだ頑張れるはず」と無理をし続けると、心が疲れて微笑みうつ病を発症するかもしれません。
真面目で責任感が強いのは悪いことではありませんが、ときには休息も必要です。
頑張りすぎてしまう人ほど、疲れを感じたときは積極的に休むようにしましょう。
相手に気をつかいすぎる人
相手を大事にする気持ちが強い人は、ストレスを溜め込みやすく、微笑みうつ病になりやすい傾向があります。
傷つけたくないという思いから気をつかいすぎて、以下のように無理をし続けてしまうためです。
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「気まずくなるかも」と思い、言いたいことが言えない
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自分の予定より相手の予定を優先してしまい、あとで疲れてしまう
こうした優しさは長所でもありますが、いつも相手を優先してばかりいると自分の気持ちを我慢することが当たり前になってしまいます。
相手に気をつかいすぎる人は、ストレスで心が疲れ切る前に自分の意見も大事にしてみましょう。
ストレスをうまく処理できない人
日々のストレスを上手に発散できない人も、心が疲れてしまい微笑みうつ病を発症しやすいと言われています。
ストレスが蓄積すると「なんとなく元気が出ない」「いつも疲れている」といった状態が日常化し、心のバランスを崩しやすくなるためです。
気分転換しないまま過ごしていると、知らず知らずのうちに微笑みうつ病になるかもしれません。
イライラしたり悲しくなったりしたときには散歩をするなど、手軽なストレス発散方法から試してみましょう。
つらくても周りにつらさを見せない人
つらい気持ちを隠して元気に振る舞いがちな人も、微笑みうつ病になりやすい傾向があります。
以下のように我慢し続けると助けを求めるタイミングを逃し、いずれ心が限界に達してしまうかもしれません。
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弱音を吐くのは良くないと我慢する
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人に頼ると迷惑がかかると考え、悩みがあっても相談しない
人前で明るく振る舞うと元気そうに見えるため、ますます「つらい」と言い出しにくくなります。
しかし、どんなに強く見える人でも心が疲れることはあるものです。
つらくても我慢しがちな人は、信頼できる人に自分の気持ちを話してみましょう。
微笑みうつ病のチェックリスト
「最近なんとなくしんどい」と感じている人は、微笑みうつ病を発症しているかもしれません。
以下のチェックリストで自分の体調を確認してみましょう。
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いつも笑顔でいるけれど、一人になるとつらくなる
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人と話すときに「明るくしなきゃ」と無理をしている
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朝起きるのがつらくなった
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頑張りたいのに身体が動かない
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集中力が続かず、仕事や勉強が進まない
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デスク周りや部屋が散らかっていて片付けられない
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ちょっとしたことを決めるのにも時間がかかる
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些細なミスや忘れ物、遅刻が増えた
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以前は楽しめていた趣味に興味が持てない
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休日に寝て過ごすことが増えた
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食事の回数が減った、または食べすぎてしまう
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イライラしやすくなった
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友人や家族と会うのを避けるようになった
このような状態が続いているときは、微笑みうつ病を発症している可能性があります。
とくに女性は男性の2倍もうつ病を起こしやすいというデータがあります。[7]
また配偶者を亡くしたり離婚をしたりなど、強いストレスを受けた人もうつ病になりやすいです。[3]
「微笑みうつ病かもしれない」と感じたら、精神科や心療内科などの専門家に相談してみましょう。
微笑みうつ病のリスクは?
周囲に明るく振る舞う一方で、微笑みうつ病には以下のようなリスクがあります。
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自分から助けを求められない
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周囲から理解されにくい
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症状が悪化しやすい
「まだ大丈夫」と無理をしてしまうと、知らず知らずのうちに症状が悪化してしまうかもしれません。
重症化を防ぐために微笑みうつ病のリスクについて知りましょう。
自分から助けを求められない
微笑みうつ病の人は周囲の人に弱さを見せるのが苦手なため、本当につらくても自分から助けを求めることが困難です。
これには以下のような考え方が影響しています。
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弱い人間だと思われたくない
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つらいと言ったら迷惑をかけるかもしれない
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みんな頑張っているのだから自分も頑張れるはず
気づかいができる人ほど無理をし続けてしまい、うつ病が重症化しやすいです。
限界だと感じる前に、精神科や心療内科の医師に相談してみましょう。
周囲から理解されにくい
微笑みうつ病の人は人前で明るく振る舞ってしまうため、周囲からつらさを理解されにくいです。
元気だと思われやすく、仕事や日常生活では以下のような影響があらわれます。
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頼りになると思われ、仕事を頼まれがちになる
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家に帰ると何もできなくなり、部屋が散らかってしまう
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疲れるからと人との関わりを避けるようになる
つらいと言わず頑張り続けてしまうと、気づいたときにはうつ病が深刻な状態になっているかもしれません。
「まだ頑張れる」と思い込まずに、つらいと感じたときは休むようにしましょう。
症状が悪化しやすい
微笑みうつ病の人は自分から助けを求められず周囲からも気づかれにくいため、うつ病の発見が遅れやすいです。
頑張り続けると、重症化して以下のような状態になることがあります。[8]
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突然仕事を辞めてしまう
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食欲がなくなったり、十分な睡眠が取れなくなったりする
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「何もしたくない」「生きている意味がわからない」と感じるようになる
大丈夫なふりを続けるうちに、ある日突然心が限界に達してしまうかもしれません。
症状が重くなると回復までに時間がかかる可能性もあります。
「一人になるとしんどい」「うまく笑えなくなってきた」などと感じたら、医療機関を受診しましょう。
微笑みうつ病はどうやって治療する?
微笑みうつ病の治療法として、おもに以下の3つがあげられます。
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休養
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薬物療法
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精神療法・心理療法
適切な治療を受けることで、少しずつ気持ちが楽になり回復が期待できます。
微笑みうつ病の治療法について知り不安を解消しましょう。
休養
微笑みうつ病の治療では、しっかり休むことが何よりも大切です。
たまった疲れを癒して気持ちが安定すると、元の生活を取り戻しやすくなります。
具体的には以下のような行動をとりましょう。[9]
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しっかり睡眠をとる
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疲れたときは仕事や家事の手を止めて休憩する
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散歩や音楽鑑賞など好きなことをする時間を作る
微笑みうつ病の人は真面目で責任感が強い傾向があり、休むことに後ろめたさを感じてしまうかもしれません。
しかし、休養をとることは治療のひとつでもあります。
「まだ頑張れるのに休むなんて」と考えず、病気を治すために必要なことだと割り切って考えるようにしましょう。
薬物療法
微笑みうつ病の治療では、必要に応じて抗うつ薬などの薬を使用する場合があります。
薬を使用することでうつ病の症状を楽にし、心の負担を軽減させる効果が期待できるためです。
薬物療法で使用される薬として以下の3つがあげられます。[10]
抗うつ薬 |
気分の落ち込みを改善し不安を和らげる薬 |
抗不安薬 |
強い不安や緊張感を軽くしリラックスしやすくする薬 |
睡眠薬 |
疲れを取るために眠りやすくする薬 |
「まだ薬を飲むほどひどくない」「ずっと飲むことになったらどうしよう」と薬に抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし薬を飲むことで気持ちが楽になり、快適に過ごせるようになる人も多いです。
症状が回復すれば薬を減らしたり中止したりできる可能性もあるため、服薬が必要な期間は薬の力を借りましょう。
精神療法・心理療法
微笑みうつ病では、考え方のくせを見直すことも大切な治療のひとつです。
これは精神療法・心理療法と呼ばれ、たとえば以下のように考え方を変えていきます。[6]
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「休むなんてサボるのと一緒だ」と考えず、心の回復のために必要な時間だと考える
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「人に頼るのは迷惑をかける」と考えず、助けを求めるのも大切なスキルだと考える
微笑みうつ病の人は自分を責めやすい傾向があります。
しかし物事の受け止め方をほんの少し変えるだけで、気持ちが楽になるかもしれません。
自分自身で考え方を変えるのは難しいため、専門家によるカウンセリングを受けながら心を軽くする考え方を身につけていきましょう。
微笑みうつ病を予防するポイントは?
微笑みうつ病を予防するには、普段からストレスを減らす習慣を持つことが大切です。
以下にあげる4つの対策をおこないましょう。
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ストレスを軽減する
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生活習慣を整える
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睡眠をしっかりとる
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早めに医療機関を受診する
日々のストレスを溜め込み続けると、心の不調につながりやすいです。
普段の生活に取り入れやすい予防法を試し、微笑みうつ病を予防しましょう。
ストレスを軽減する
微笑みうつ病予防のため、ストレスを軽減して心の負担を和らげましょう。
心が休まる時間が少ないと、いずれ限界を迎えてうつ病を起こしやすくなるためです。
具体的には以下の対策を日常生活に取り入れるのがおすすめです。[9]
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リラックスできる時間を意識的に作る
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公園で散歩をして自然にふれる
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日記を書いて自分の気持ちを整理する
このほか何も考えない時間を作るなど、簡単なリフレッシュ法でもストレス軽減効果が期待できます。
頑張りすぎていると感じたときは、心をリラックスさせる時間を意識的に作りましょう。
生活習慣を整える
生活習慣を整えるとストレスに強い心を育てられ、微笑みうつ病の予防につながります。[9]
以下のように運動習慣や食生活を改善してみましょう。
軽い運動をする[11] |
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うつ病予防効果が示されている食品を多くとる[12] |
微笑みうつ病の予防のため、野菜や果物を積極的にとるようにしましょう。 |
生活習慣の改善は微笑みうつ病の予防に効果的ですが、完璧な生活習慣を目指そうとするとかえってストレスの原因になるかもしれません。
無理のない範囲で食生活や運動習慣を改善することからはじめましょう。
睡眠をしっかりとる
ストレスへの抵抗力を高めるため、十分な睡眠をとって微笑みうつ病を予防しましょう。
具体的には以下の対策を心がけると、睡眠の質を高められます。[13]
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寝る前のスマホや、夕方以降のカフェイン摂取を控える
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夜は暗くし、朝は太陽の光を浴びて生活リズムにメリハリをつける
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寝る前の2時間以内に食事をとらない
「ちゃんと眠らなきゃ」と焦ると、かえって眠れなくなるかもしれません。
20分以上経っても眠れないときは、暗めの環境でリラックスしてから再び寝るのもおすすめです。
焦らず自分のペースで睡眠をとり、気分を安定させられるようにしましょう。
早めに医療機関を受診する
「頑張りすぎてつらい」など体調に変化を感じたら、症状悪化を防ぐため医療機関を受診しましょう。
ただし微笑みうつ病の人には「自分の弱いところを見せるのが苦手な人」が多く、診察時に明るく振る舞ってしまうことがあります。
医療機関を受診する際は、以下の対策を取り入れてみましょう。
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相談したいことを紙に書いて持っていく
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いつ・どのような症状があったか、具体的に話せるように思い出しておく
具体的な症状がないと受診をためらってしまうかもしれませんが「なんとなくしんどい」と感じたときは受診してもかまいません。
精神科や心療内科を受診する際は気負いすぎず、話を聞いてもらうつもりで受診してみましょう。
Q&A
よくある質問についてまとめました。
人前では明るく見えても、うつ病の人はいますか?
うつ病の症状を抱えながらも、周囲には明るく見せてしまう状態の人はいます。
俗称で「微笑みうつ病」と呼ばれ、以下の症状が特徴的です。
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人前では笑顔で振る舞ってしまう
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家に帰ると疲れが出て無気力になる
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誰にも本音を打ち明けられず、つらさを抱え込みやすい
元気そうに見えるため、周囲の人が異変に気づきにくく発見が遅れやすいです。
また本人でさえうつ病ではないと思い込んでいるケースもあります。
身近な人にも相談できない場合は、専門家に頼ってみるのもひとつの方法です。
症状悪化を防ぐことにつながるため「人前で明るく振る舞えるのにつらい」と感じたら医療機関を受診しましょう。
うつ病の人は、どのようなしゃべり方をしますか?
うつ病の人の話し方には、以下のような特徴がみられることがあります。
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声が小さくなり聞き取りにくい
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会話が少なくなる
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「どうせ自分なんて」などと否定的な言葉が増える
心のバランスが崩れると、話すこと自体がつらくなり自然と声のトーンや話し方に影響が出てきます。
一方で微笑みうつ病の場合は明るく振る舞えるため、軽快に話しているように聞こえるケースも多いです。
元気そうに見えて、どこか無理をしているように感じたら微笑みうつ病になっているかもしれません。
周囲の人がうつ病になったかもしれないと感じたら、無理に聞き出そうとせず「相談があったら聞くよ」などと伝えて寄り添う姿勢を見せましょう。
まとめ
うつ病の症状があっても人前で明るく振る舞ってしまう状態は「微笑みうつ病」と呼ばれます。
見た目は元気そうに見えるため周囲が異変に気づきにくく、本人もつらい気持ちを隠そうとしてしまいます。
しかし笑えているから大丈夫だとは限りません。
放っておくとうつ病の症状が悪化して、ある日突然動けなくなる可能性もあります。
「最近なんだかつらいな」と感じたら無理をせず、リラックスする時間を作ったり医療機関を受診したりしましょう。
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参考文献
[2]池田 政俊. 精神力動的な抑うつの理解. 帝京大学文学部紀要. 心理学. 2009 Mar 31;(13):1-15.
[7]杉山 暢宏, 田名部 はるか. うつ病の性差について. 信州医誌. 2018;66(3):185-193.
[12]松岡豊. 科学的根拠に基づく食によるメンタルヘルスへのアプローチ. 行動医学研究. 2020;25(2):113-118.
本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。