アデノウイルスの療養期間、保育園は何日休む?
保育園に通っている場合、園によって対応が異なるため一度相談されるのが良いでしょう。小学生や中学生の場合、学校保健安全法上で出席停止期間が決まっています。しかし、出席停止期間は、すべての場合でこの期間を出席停止とするべきということではありません。
下記の表は、出席停止期間と保育園を休む期間の目安を表しています。
診断名 (病名) |
学校保健安全法上の出席停止期間(療養期間) |
保育園を休む日数の目安 |
咽頭結膜熱(プール熱) |
主な症状が無くなり、2日経過するまで |
1週間ほど |
流行性角結膜炎(はやり目) |
感染のおそれが無いと医師が認めるまで |
1~2週間 |
それ以外のアデノウイルス感染症(扁桃腺炎・胃腸炎など) |
特になし |
5日~1週間ほど |
アデノウイルスは原因ウイルスや症状によって、何種類かの病気を引き起こします。
かかった病気ごとに休む日数は異なり、インフルエンザのように小学生などは出席停止期間が決まっているものもあります。
上の表にまとめたように休む日数は平均1週間ほどですが、実際は診断名や症状によってさまざまです。
まず、アデノウイルス感染症で一番有名なのが「咽頭結膜熱(プール熱)」です(以下、プール熱と表記します)。
プール熱にかかったときの登園目安は、症状(発熱や喉の腫れ、目の赤みなど)が治まって2日経過するまでは登園です。[1]
熱が長引くのもプール熱の特徴で、解熱までは平均5日ほどかかります。感染症ガイドラインを基に、熱が下がったあと2日は登園できないと定めている保育園が多いと考えられます。よって、プール熱では1週間ほど保育園を休むことになるでしょう。[2]
アデノウイルスの症状が目に強く表れる病気が、「流行性角結膜炎(はやり目)」です(以下、はやり目と表記します)。
はやり目は、目の症状が良くなっても人にうつる可能性があります。そのため、はっきりとした決まりはありませんが、保育園の場合は感染のおそれが無いと医師が認めるまで登園ができない可能性が高いでしょう。
反対側の目にもうつるため長引きやすく、保育園を1〜2週間休むケースもあります。
何日かかるかは症状の強さによるため、受診時に療養日数の目安を医師に確認すると良いでしょう。[3]
アデノウイルスによる「扁桃腺炎」「胃腸炎」などの場合は、学校でも学校保健安全法上の出席停止期間はありません。保育園でも休む期間は決まっていないため、医師・保育園側といつから登園できるかをよく相談するようにしましょう。
幼稚園・保育園への連絡はしなきゃダメ?
アデノウイルスと診断された場合、保育園・幼稚園に必ず診断名を連絡してください。
特にプール熱やはやり目は、学校保健安全法で「学校において予防すべき感染症」と認定されており、学校では出席停止扱いとなります。
出席停止は通常の欠席と扱いが違う部分があるため、休みの連絡を入れる際は診断名を必ず伝えましょう。[4]
出席停止にならない扁桃腺炎・胃腸炎などの場合も、回復後の登園ルールが園によって異なります。正しい対応をするために、必ず連絡してくださいね。
保護者から連絡を受けることで、保育園は消毒や園児の健康観察を強化し、感染拡大を予防します。
連絡しなかった際の罰則はありませんが、保育園でのアデノウイルス流行を防ぐためにご協力をお願いします。
アデノウイルスを申告しないで登園させたらどうなる?
アデノウイルスにかかっているのに誰にも言わずに子どもを登園させた場合、以下3つのようなことが起きると考えられます。
①他の園児に瞬く間に感染が広がる
アデノウイルスは非常に感染力が強いことが特徴で、少しの接触でも集団感染が起こる可能性があります。
最近では2023年11月に、岡山市の幼稚園でアデノウイルスの集団感染がおきました。
アデノウイルスはクラスター感染が起きやすく、学級閉鎖になるケースもしばしばあるようです。
短い時間なら大丈夫だろうと思ってしまいがちですが、目などの粘膜をこすった手で触ったものから多数の園児に感染が広がる恐れがあるため、アデノウイルスに感染した状態での登園は絶対にやめましょう。
②園児の親にも感染が広がる
アデノウイルスは一度かかったらもうかからない、という病気ではないため、ウイルスを保持している人が近くにいれば大人にも感染します。
もし園児に感染が広がった場合、その園児の親もアデノウイルスに感染することが予測されます。
感染した大人が初期症状に気付かず職場に行ってしまえば、職場でもクラスターが起きる可能性が否定できません。
上記のように、一人の「大丈夫だろう」で感染の輪が広がり、多くの人がアデノウイルスに感染してしまうことがあるのです。
③保育士にも感染が広がる
アデノウイルスにかかったまま登園させた場合、感染の確率が高いのは園児の次に保育士や園の職員などが考えられます。
換気や消毒などの感染対策を行っている園も多いとは思いますが、それでも保育園で働く人は常に感染リスクと隣り合わせの状態です。
保育士や職員内でアデノウイルス感染者が多く出た場合、休園せざるを得ないという状況になることもあるため、子どもがアデノウイルスに感染した場合の登園は控えてください。
軽症でも休まなきゃだめ?
アデノウイルスにかかった場合、症状が軽くても、病院や保育園で指示された期間は必ず休んでください。
アデノウイルスは非常に感染力が強いため、人にうつる状態で登園するとあっという間にクラス中に広まります。
子どもは熱があっても元気だったり、熱が無く症状が目の充血や目やにのみだったりしますが、咳・くしゃみや目やにから排泄されるウイルスは非常に多い状態です。
もし症状があるうちに登園してクラス全体に広まると、プール熱やはやり目による学級閉鎖もありえます。[5]
実際は、アデノウイルスにかかると症状が治まっても1か月ほどは便にウイルスが排泄されます。
出席停止は「感染力が強いうちは休ませてください」という意味なので、決められた期間は軽症でも必ず休ませましょう。[6]
休む際に連絡する時のポイント3つ
アデノウイルスで保育園を休む連絡をする時は、以下3つのことを行ってください。
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診断名(プール熱・はやり目など)を必ず伝える
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登園の目安の決まりを確認する
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復帰の際の登園許可証について確認する
前述の通り、アデノウイルスはさまざまな病気を引き起こします。診断名や症状によって登園ルールが異なるため、必ず正確な診断名を伝えて登園の目安を確認しましょう。
学校では出席停止になるプール熱・はやり目の場合、ほとんどの保育園で登園許可証を求められます。
登園許可証の形式(保育園指定の用紙、医師が発行すれば用紙は問わないなど)も休み連絡と同時に確認できるとスムーズです。
登園の目安
アデノウイルスに感染した場合の登園の目安は、以下の通りです。あくまでも目安になりますので、園によって対応は異なります。ご自身の通われている保育園に必ずご確認ください。
感染症名 |
登園の目安(園によって対応は異なる) |
咽頭結膜熱 (プール熱) |
主な症状が消えて2日経ってから |
流行性角結膜炎 |
結膜炎の症状が消えて医師の許可が出たら |
感染性胃腸炎 |
下痢や嘔吐の症状が消え、食事を普段通り摂れるようになってから |
今まではアデノウイルスと診断された際の対応や大まかな見通しについて説明しましたが、ここからは回復してきた際に気になる「登園の目安」について、以下の内容を説明します。
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登園許可証について
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登園許可証は診断してもらった時と違う病院でも出してもらえる?
-
早めに登園出来そうな場合はどうする?
保育園ごとに細かなルールは異なりますが、代表的な内容を知っておくと落ち着いて対応できます。いっしょに見ていきましょう。
登園許可証について
登園許可証が必要かどうかは、アデノウイルス感染症の種類によって異なります。登園許可証が必要かどうかをまとめた、下の表をご覧ください。こちらも、あくまでも目安ですので、実際の対応はご自身の通われている保育園にご確認ください。
診断名 |
登園許可証は必要か(園によって対応は異なる) |
咽頭結膜熱(プール熱) |
必要 |
流行性角結膜炎(はやり目) |
必要 |
それ以外のアデノウイルス感染症 (扁桃腺炎・胃腸炎など) |
園によって異なる |
プール熱とはやり目は、医師が記入した登園許可証が必要な園がほとんどです。
それ以外のアデノウイルスによる病気(感染性胃腸炎や扁桃腺炎、咽頭炎)は、口頭で伝えれば良い、親が記入する登園届が必要など、園によって対応が異なります。
必要な書類ごとに準備が異なるため、登園許可証の形式は休みの連絡をする時に園へ確認しましょう。
なお、登園許可証にお金がかかるかは病院によって異なります。無料の病院もありますが、発行に500〜1000円ほどの料金がかかる病院もあるようです。
診断書や登園許可証の料金には健康保険が適用されず、自費となります。気になる方は、最初の受診時に登園許可証にかかる金額を確認しておくのも良いですね。
登園許可証は診断してもらった時と違う病院でも出してもらえる?
結論から言うと、断られる可能性もあるため、登園許可証はできる限りアデノウイルスと診断された病院に依頼するのがおすすめです。
最初に診断を受けた時と違う病院でも登園許可証は出せますが、発行するかどうかは病院の判断になります。
登園許可証が必要なタイミングでは検査でアデノウイルスを検出できない可能性もあるため、再検査や登園許可証を断る病院もあるのです。
とはいえ、アデノウイルスと診断された病院に再受診できないケースもありますよね。
最初の受診が夜間救急だったり、帰省先など遠方の病院だったりすることもあるでしょう。
その場合は近くのかかりつけ病院に受診し、事情を話して登園許可証の発行を依頼しましょう。
登園許可証を出すかは病院の判断になりますが、事情が伝われば考慮してもらえる可能性が高いです。
受診の際はお薬手帳や薬の説明書、紹介状、診断書など、最初の病院とのやり取りが分かる物を持参してください。
もし心配なら、登園許可証を出してもらえるかを電話で確認してから受診するのもおすすめです。
登園許可証の発行にお困りではありませんか?
ファストドクターではオンライン診療での医師の判断により登園許可証が発行可能です。
オンライン診療は待ち時間・移動時間0分、子どもを病院に連れていく負担がないなどのメリットがあります。
登園許可証の申し込み方法や注意点については以下のページを参照下さい。
早めに登園出来そうな場合はどうする?
早めに登園を再開したい場合は、保育園に連絡してから登園しましょう。
思ったより早く熱が下がった場合、できるだけ早く登園させたいですよね。
アデノウイルスによるの出席停止の場合は「症状が良くなって2日」なので、「5日」「1週間」などと日数が決まっているわけではありません。
早く良くなり登園許可証もあれば、早めに登園を再開できますよ。
しかし「今週いっぱい休みます」など、あらかじめ休みの期間を連絡すると、その間は行事や製作活動に参加できないと保育園は判断します。
休む日数によっては、給食の発注を止める園もあるようです。子どもや先生が困らないよう、登園を早めるなら前日や登園再開日の朝一番に園へ連絡しましょう。
子どもが感染したら家族は出勤してもいいの?
子どもが感染した場合も出勤はできますが、休んだりリモートワークに切り替えたりするのが望ましいです。
アデノウイルスは子どもに多い感染症ですが、免疫ができにくいため親御さんにもうつる可能性は十分あります。
親御さんも感染している可能性を考え、出社する際は手洗いうがいの徹底やマスク着用など、周りの人にうつさない工夫を行いましょう。
仕事を休めない場合は、病児保育を利用する方法もあります。
感染性の高いプール熱やはやり目は預かり対象外の病児保育もあるため、預けられるかどうかは必ず確認してください。
子の看護休暇を確認しよう
対象 |
小学校就学前の子どもを育てる労働者 |
1年間に取れる日数 |
子どもが1人:5日 子どもが2人以上:10日 |
必要な手続き |
会社に申し出る・書類を提出する |
アデノウイルスの看病で会社を休む時は、「子の看護休暇」を上手に活用しましょう。
子の看護休暇は、小学校に入る前の子どもを看病するための休暇で、有給休暇とは別に取得できます。取得できる日数は、子どもが1人なら年間5日、2人以上なら10日です。
子この看護休暇を取得する際は、以下の内容を会社に申告します。
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労働者の氏名
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子どもの氏名、生年月日
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看護休暇を取得する年月日
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子どもに看病が必要な理由
書類が必要な会社もありますが、子どもの病気が治ってからの提出で良い会社も多いようです。
細かな規則は会社によって異なるため、まずは休暇の申請ができるかを会社に確認してみましょう。[7]
兄弟は登園・登校をしてもいい?
アデノウイルスに濃厚接触者の制度は無いため、無症状で元気な兄弟は登園・登校できます。
しかしアデノウイルスは感染力が強く、いつ兄弟に症状が出てもおかしくありません。
保育園や学校で他の子どもにうつさないよう、マスク着用や手洗いうがいを徹底するなどの感染対策を行って登園・登校させましょう。
多くのアデノウイルスの潜伏期間は5〜14日です。そのため、最初にアデノウイルスにかかった子どもが回復して2週間ほど経つまでは注意が必要です。
発症のおそれがある期間は兄弟の体調により注意し、体調に変化があればすぐに休ませてください。[8]
家庭内感染を防ぐ工夫4つ
ここからはアデノウイルスの家庭内感染を防ぐ方法について、以下4点を説明します。
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手をよく洗う
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生活スペースを分ける
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タオルや食器を共有しない
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家の中でよく触る箇所を消毒する
家庭内感染を防ぐには、ウイルスを付着させないこと、ウイルスの付着した物を触らないことが大切です。順番に見ていきましょう。
①手をよく洗う
1つ目の方法は、手をよく洗うことです。アデノウイルスの主な感染方法は、「接触感染」です。
感染者の分泌物(涙・目やに・唾液・鼻水・便など)を触った手で目や鼻をこすることでうつります。
アルコール消毒は効果が薄いため、食事前やトイレの後、感染した子どもに接した後は手をよく洗いましょう。
感染した子ども本人にも、目や鼻を触った後は手を洗うよう徹底させてください。[9]
厚生労働省による正しい手の洗い方を、下に紹介します。[10]
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流水で手を良く濡らし、石鹸・ハンドソープをつける
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手のひら・手の甲をこすって洗う
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指先・爪の間・指の間をこすって洗う
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親指と手のひらをねじるようにして洗う
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手首を洗う
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十分な水で石鹸を流し、清潔なタオルやペーパータオルでふき取る
アデノウイルスから身を守るには、普段よりていねいに手を洗う必要があります。ぜひ家族で手の洗い方を見直してみてくださいね。
②生活スペースを分ける
2つ目の方法は生活スペースを分け、感染した子どもと元気な家族をできるだけ離すことです。具体的には、以下のことを実践してみましょう。
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食事のタイミングや部屋を分ける
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寝る部屋を分ける
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症状があるうちは兄弟で遊ばない
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お風呂は感染した子どもが最後に入る
感染者が子どもの場合、過ごす部屋や食事のタイミングを完全に分けるのは難しいかもしれません。しかし、接触の機会を減らせれば家族にうつるリスクも軽減できます。
できる範囲でやってみてください。
③タオルや食器を共有しない
3つ目の方法は、感染の原因になるタオルや食器を共有しないことです。
洗顔や手洗いの後に使うタオルや、食事で使うスプーンやフォークを共有してしまうと、アデノウイルスは簡単にうつります。
具体的には、以下の内容に気をつけてみてはいかがでしょうか。
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タオルやバスタオルは1人ひとりで分ける
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タオル類は消毒してから洗う
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食器は共有せず、消毒する
タオルやバスタオル類は共有せず、1人ひとりで決めた物を使いましょう。
最低でも感染した子どもの物は分けますが、潜伏期間の家族がいる可能性も考えて、1人ひとりで分けるのがおすすめです。
洗濯の際は次亜塩素酸ナトリウム液に30分ほど浸ける、85℃のお湯に1分以上浸けるなどをしてから洗濯すると、ウイルスを確実に取り除けます。
食器類も次亜塩素酸ナトリウム液で消毒すると良いでしょう。冬場に多いノロウイルスの消毒とほぼ同じと考えると、分かりやすいかもしれません。[11]
次亜塩素酸ナトリウム液は、ご家庭にある物で簡単に作成できます。食器や洗濯物の消毒に便利な0.02%次亜塩素酸ナトリウム液の作り方を下にご紹介します。[12]
用意する物:2Lのペットボトル・5%の塩素系漂白剤(ハイターなど)・水
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上記の材料を用意する
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2Lのペットボトルに水を半分ほど入れる
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漂白剤をペットボトルキャップ2杯分(10ml)入れる
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2Lになるまで水を追加し、よく振り混ぜる
塩素系漂白剤に直接触れてしまうと、手が荒れたり洋服の色が抜けたりします。消毒液の作成や使用時はビニール手袋をはめ、手や洋服に漂白剤が触れないようにしましょう。
酸性の物(酸性洗剤・クエン酸・お酢など)と混ざると有毒な塩素ガスが発生するため、他の物と消毒液は混ぜない、換気をしっかり行うなども忘れないでください。
ウイルス量の多い嘔吐物や便を消毒する場合は、ペットボトルキャップ2杯分の塩素系漂白剤を水500mlに混ぜた0.1%の消毒液を使うのがおすすめです。
また、塩素系漂白剤の商品ごとに次亜塩素酸ナトリウムの濃度は多少異なります。
濃度を厳密にする必要はありませんが、使用する漂白剤に次亜塩素酸ナトリウムが5%前後含まれているかは作成前に確認すると良いでしょう。
漂白剤を使用できない衣服、カーペットなどの消毒は、スチームアイロンを1分以上掛けるのも効果的です。
④家の中でよく触る箇所を消毒する
4つ目の方法は、よく触る箇所を消毒し、家の中のウイルス量を減らすことです。
家の中の消毒にも、先ほど作り方を紹介した0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(嘔吐物や便の消毒と同じ濃度)を使用できます。
例えば、家族で共有する以下の物を消毒してみましょう。
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ドアノブ
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テーブル
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階段の手すり
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照明のスイッチ
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リモコン類
次亜塩素酸ナトリウムは金属を傷めるため、消毒したあとは水ぶきをして消毒液をふき取ってください。
消毒液の作成やタオル類の消毒時と同じように、消毒する際は換気を行い、マスクや手袋の着用がおすすめです。
関連記事:アデノウイルスは大人でも感染する?症状や受診目安についても解説
まとめ
アデノウイルスで保育園を休む日数には、はっきりとした決まりがありません。保育所における感染症対策ガイドラインには、診断名によって以下のような記載があります。対応は園によって異なるため、目安として知っておきましょう。
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咽頭結膜熱(プール熱):主な症状が消えて2日経ってから
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流行性角結膜炎(はやり目):結膜炎の症状が消え、医師の許可が出たら
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感染性胃腸炎:下痢や嘔吐の症状が消え、食事が普段通り摂れるようになってから
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扁桃腺炎・咽頭炎:熱が下がって1日ほど経ってから
プール熱咽頭結膜熱とはやり目流行性角結膜炎は医師による登園許可証が必要になるケースが多いため、休みの連絡をする際に登園許可証の様式や扱いについて確認しましょう。
その他の病気は保育園によって扱いが異なるため、休み連絡の際に確認するのがおすすめです。
アデノウイルスの感染力は強く、家族にうつるケースもよく見られます。手洗い・消毒を徹底し、できるだけ距離を取ると感染のリスクを減らせますよ。
アデノウイルスは熱が長く続き、保育園の欠席も長引きがちです。確実な連絡を行い、正しく対処してくださいね。
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参考文献
[2]保育所における感染症対策ガイドライン (2018 年改訂版) こ ど も 家 庭 庁 2018(平成 30)年 3 月 (2023(令和 5)年 5 月一部改訂)
本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。