緑内障の特徴・症状と治療法について【医師監修】

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/05/22
このページでは、緑内障の症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。
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緑内障について

緑内障の特徴・症状

緑内障の特徴

緑内障というのは、眼圧が正常な機能を目が維持できるもの以上になるために、視野が欠けて視神経が障害を受ける目の病気です。

眼圧とは、目の硬さのことです。

一定量の水が目の中で作られて、目からこれと同量が流れていくことによって、一定に眼圧は維持されています。

緑内障の場合は、ダメージを受けて視神経が死ぬとされています。

視神経がダメージを一度受けると元に戻らないので、緑内障は非常に恐ろしい病気で失明するリスクがあると言われています。

しかし、正常眼圧緑内障という眼圧が10mmHg~21mmHgの正常な場合でも緑内障になる場合もあるので、緑内障かどうかは眼圧のみでは判断することができません。

緑内障は、近年、若年化して、しかも多くなってきていると言われており、早く見つけて、治療を早く行うことが大切です。

そのため、40歳前後になれば、検査を眼科で一度受けるようにしましょう。

緑内障の症状

緑内障としては、急性緑内障と慢性緑内障があります。

急性緑内障と慢性緑内障の場合で、緑内障の症状は違ってきます。

  • 急性緑内障の症状

急性緑内障の場合は、急に眼圧が高くなるため、激しい目の痛み、吐き気、頭痛などが現れます。

失明する高いリスクがあり、脳の病気との見極めも困難であるため、すぐに眼科で診てもらいましょう。

  • 慢性緑内障の症状

慢性緑内障の場合は、視野の狭窄や暗点が年月をかけて大きくなってきます。

目の片側の視野が欠けた場合でも、もう片側の目がカバーするので、症状が分からない場合が多くあると言われています。

眼圧を検査すると見つかりやすいでしょうが、慢性緑内障の場合は、実際には眼圧が10mmHg~21mmHgの正常な場合でも視野が欠けることがあるため、よく要因が分かっていません。

個人によって眼圧は違っているので、眼圧が10mmHg~21mmHgの正常な場合でも緑内障になっている人は高い眼圧であると思われ、異常が視神経に生じていることがあります。

緑内障の診断と検査

緑内障を診断する際には、眼底検査、眼圧検査、隅角検査、視野検査などが必要になります。

緑内障の場合は、初期にほとんど自覚症状が現れないため、早く見つけるためには非常に検査が大切です。

また、緑内障が見つかってから、治療や進行をチェックするためにも、検査を定期的に行うことが大切になります。

  • 眼底検査

眼底検査の場合は、視神経の障害の程度を調査します。

緑内障の場合は、視神経乳頭陥凹拡大という視神経乳頭のへこみ程度が拡大してきます。

  • 眼圧検査

眼圧検査の方法としては、直接眼に機械を当てて測るもの、圧縮した空気を目に吹きつけて測るものなど、いくつかのものがあります。

  • 隅角検査

隅角検査の場合は、隅角の状態を検査用のコンタクトを入れて検査します。

特に、高い眼圧になっている要因、病型を見極めるために大切な検査です。

  • 視野検査

視野検査は、視野範囲を調査するものです。

緑内障の進み程度を調査するために必要な検査です。

緑内障の治療法

緑内障を治療する方法としては、病気が進むのを遅くするものになります。

残念ですが、視神経が一度損なわれると元に戻らないため、症状が進まないようにしたり、進むのを遅くしたりします。

そのため、視神経の障害ができるだけ少ない時期に見つけて、治療を早くすることが非常に大切で、失明するリスクを避ける早道になります。

緑内障が進むのを遅くするための治療としては、眼圧を低下させるものが実施されます。

眼圧を低下させることによって、正常眼圧緑内障の場合でも効果が期待できることが分かっています。

  • 薬物療法

緑内障を治療する場合は、ほとんどの薬物治療から始めます。

眼圧をコントロールするために、緑内障の症状の程度、眼圧の高さに適した点眼薬を使用します。

点眼薬としては、種類が多くあり、いくつかの種類をミックスして使用することもあります。

内服薬を、点眼薬によっては併用することもあります。

  • レーザー療法

レーザー療法は、薬物療法で十分に効果が期待できない場合に使われます。

房水の流れ改善するために、虹彩にレーザーで穴を開けて変更したり、線維柱帯が出る口を拡大したりして眼圧を低下します。

外来で治療することができ、痛みが多くないものです。

  • 手術療法

効果がレーザー療法や薬物療法で現れない場合は、手術療法が使われます。

房水の流れを改善するために、線維柱帯にメスを入れるなどによって、眼圧を低下して症状が進むのを防ぎます。

また、白内障も緑内障の場合は発症している場合が多くあるため、白内障も一緒に手術することが多くなっています。 

緑内障の予防

緑内障の場合は自覚症状がないため、点眼薬を使うのをよく忘れたり、通院するのを忘れたりする場合が多くあります。

しかし、緑内障は知らない間にだんだん進んできます。

緑内障が進まないようにするには、眼圧をコントロールするために正しく処方される薬を使うことが大切です。

また、視野が異常ないかなど、病状の変化を定期的に掴んで、残った視野と視力を保つようにしましょう。

40歳になれば、眼底検査を定期的に受けましょう。

緑内障になった人が血縁者にいる場合は、早めに受診するようにしましょう。

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記事監修
  • 名倉 義人
    救急科専門医

    ・平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事 ・平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間勤務し専門医を取得 ・平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務 ・令和元年 新宿ホームクリニック開院

    日本救急医学会、日本整形外科学会

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