ノロウイルス感染症とは?症状、検査、治療法について
ノロウイルス感染症とは、ノロウイルスによって引き起こされる、下痢・嘔吐などの胃腸障害を主とした感染症です。
子どもから大人までかかる感染症です。
1年を通して発生しますが、主に冬場に流行し、12月〜2月が流行のピークになります。
感染力が非常に強いウイルスであるため、十分な感染対策が必要です。
ここからは、ノロウイルスとはどんなウイルスなのか、症状や治療法もあわせて紹介していきます。
ノロウイルスとは?
ノロウイルスは人に対して下痢・嘔吐などを引き起こすウイルスです。
人の腸管内のみで増殖し、乾燥に強いうえにアルコール消毒剤にも耐性があります。
自然環境下でも長期間生存可能で、感染力が非常に強く、100個以下のウイルスでも感染・発症するウイルスです。
一度感染しても耐性が出来にくく、何度も感染してしまいます。[1]
症状
12〜48時間の潜伏期間の後に、典型的には次のような症状が現れます。
【主な症状】
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嘔気
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嘔吐
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下痢
【その他の症状】
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腹痛
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頭痛
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悪寒
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筋肉痛
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咽頭痛
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倦怠感
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発熱(37~38℃)[2]
嘔吐は、激しい嘔吐となるのが特徴です。
下痢は水様便で一般的に1日に2〜3回程度出ますが、1日に何十回と下痢をするケースもあります。
特に高齢者や子どもは繰り返しの嘔吐による窒息や、嘔吐と下痢による脱水症状に注意が必要です。
検査
ノロウイルス感染症は、原因がノロウイルスと特定されたとしても特別な治療薬はないため、通常、ノロウイルスを特定する検査は行われません。
症状や、周囲にノロウイルスの感染者がいないかどうか確認し、総合的にノロウイルスが原因と考え、治療します。[3]
ただし、重症化のリスクがある人は医師の判断で、必要に応じて「ノロウイルス抗原検査」を行います。
「ノロウイルス抗原検査」は、便中のノロウイルスを検査キットで検出するものです。
15分〜30分程度で判定結果が分かります。
しかし、この検査を保険適用で受けられる方は限られています。
対象者は以下の通りです。[4]
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3歳未満の患者
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65歳以上の患者
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悪性腫瘍の診断を受けている患者
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臓器移植後の患者
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高悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、または免疫抑制効果のある薬剤を投与中の患者
この検査は、感染していても陰性と出る可能性があるため、陰性であってもノロウイルスに感染していないとは言えません。
仮に陰性であってもノロウイルスのような症状がある場合、感染対策はきちんと行いましょう。
治療法
残念ながら、ノロウイルスに対する抗ウイルス薬はありません。
対症療法を行い、今あるつらい症状を少しでも軽減させます。[3][4]
ノロウイルスと診断された時に処方される薬には以下のものがあります。
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吐き気どめ
ノロウイルス感染症は最初に3〜6時間ほど激しい吐き気に襲われます。その後は吐き気が自然と落ち着くことが多いです。
しかし、吐き気が改善されず、水分を十分に取れない状況の場合、吐き気どめが処方されます。
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整腸剤
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が主な成分です。
整腸剤で腸内環境を整えることで、ノロウイルスによって引き起こされた、つらい下痢や腹痛などの症状を改善させるために処方されます。
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解熱剤
ノロウイルスに感染することによって身体の中で炎症が起き、発熱する場合があります。発熱している場合、解熱剤が処方されます。
何日も嘔吐が止まらない、下痢・嘔吐を何回もしていて、水分が全く取れていない場合、尿検査や採血を行い、脱水傾向がないか調べます。
脱水が見られる場合、点滴を行います。
ここで注意が必要なのは、「下痢どめは使わない」ことです。
ノロウイルスに対する特効薬はないため、下痢や嘔吐でウイルスをなるべく身体の外に出し、自身の免疫力で治す必要があります。
下痢どめを使用しノロウイルスが排出されないと、体内でウイルスが増殖し、症状が長引いたり、重症化したりするリスクがあります。
下痢症状がつらい場合でも、ノロウイルスの時は下痢どめは使用しないようにしましょう。
ノロウイルス感染症になる原因は?
ノロウイルスは感染経路が多いため、集団感染をおこしやすい病気です。
ここでは、主な感染経路を4つ紹介します。[5]
食品媒介感染
食品を媒介した感染は主に2つのパターンがあります。
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ノロウイルスに汚染された食品を食べる
カキなどの二枚貝にノロウイルスが付いており、十分に加熱できていない貝を食べた場合、ノロウイルスが体内に入り感染します。
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ノロウイルスに感染した調理者がふれた食品を食べる
ノロウイルスに感染した人の手指にウイルスが付着しており、ふれた食品や水を食べることで感染します。
接触感染
ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物に直接ふれてしまう。
もしくは、感染した人がウイルスの付いた手でドアノブなどの物にふれ、それを他の人が触ってしまった場合、手指を介してウイルスが口から体内に入り感染します。
飛沫感染
ノロウイルスに感染した人の便や嘔吐物が飛び散ってしまい、ノロウイルスを含んだ水滴が口に入った場合感染します。
粉塵感染
嘔吐物の処理が不十分であった場合、嘔吐物が乾燥して空気中を漂う塵やホコリになって口に入ってしまうと感染します。
ノロウイルス感染症の潜伏期間は?症状のピークはいつ?
ノロウイルスの潜伏期間は12時間〜24時間です。
最初の嘔吐から6時間程度は吐き気がとても強いです。
その後一般的に1日〜2日間は症状が継続し、その後は軽快します。
ノロウイルス感染症による後遺症はありません。
ノロウイルスのピーク時の症状を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:つらいノロウイルス感染症 早く回復するための対策について
ノロウイルス感染症かもと思ったら。症状チェックリスト
以下の内容に心当たりがある場合、ノロウイルス感染症が疑われます。
感染を周りの人に広げないためにも、感染が疑われる場合は、適切な対策を行いましょう。
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カキなどの2枚貝を食べた
ノロウイルスはカキなどの2枚貝に付着していることがあります。
十分に加熱していない場合は、貝に付着したノロウイルスによってノロウイルス感染症を発症する可能性があります。
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嘔吐や下痢が続いている
嘔吐や下痢はノロウイルス感染症の主な症状です。
1〜2日の間に嘔吐や下痢を繰り返しており、腹痛や発熱もある場合は、特にノロウイルス感染症が疑われます。
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周りにも同じ症状の人がいる
ノロウイルスはヒトからヒトに感染する感染症です。周りに自分と同じ症状を持った人がいる場合、自分もノロウイルス感染症にかかっている可能性があります。
ノロウイルス感染症にかかったときの対処法
ノロウイルス感染によるつらい下痢や嘔吐の症状を少しでも早く治したいと思いますよね。
しかし、ノロウイルスに対する治療薬はないため、自分自身で対処する必要があります。
ここからは、ノロウイルス感染症にかかった時の対処方法を紹介します。[6]
①脱水に注意する
ノロウイルス感染症の主な症状は嘔吐と下痢です。嘔吐と下痢を繰り返した場合、体内の水分が外に出て、脱水になってしまう可能性があります。
脱水となった場合に見られる症状には以下のものがあります。[7]
軽度 :めまい、ふらつき、唇の乾燥
中等度:頭痛、悪心
高度 :意識障害、痙攣
重度 :多臓器不全(全身の血流が低下した場合)
脱水は重度になると命に関わることもあるため、対処が必要です。
脱水予防の方法は主に水分を飲むことですが、激しい嘔吐や下痢の中で、普段通りに水分を取ることは難しいでしょう。
嘔吐・下痢をした際の正しい水分の取り方を紹介します。[8]
最後の嘔吐から1〜2時間経っても嘔吐していない場合、水分を取り始めるタイミングです。
最初は1回10〜20mlくらいを10分おきにこまめに飲むようにしましょう。数回繰り返して嘔吐しない場合は、飲む量を少しずつ増やしましょう。
飲み物は可能であれば、常温の経口補水液やスポーツ飲料がおすすめです。
嘔吐や下痢をした時は、水分だけではなく、塩分(ナトリウム)も大量に身体から失われているため、ナトリウムも補給できる飲み物がいいでしょう。
何時間も嘔吐が続き、水分を取ることができず、頭痛などの脱水症状がある場合は、病院に行き、点滴などの処置を受けるようにしましょう。
②消化のよい食事をとる
嘔吐や下痢が落ち着き、食事が取れる状態になったら、食事を取り始めましょう。
ノロウイルス感染によって消化管は傷つき、弱っている状態です。
いきなり普段通りの食事は消化管に負担をかけ、再び、嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります。
ノロウイルス感染後は、消化のよい食事を取るようにしましょう。
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消化の良い食品
主食:お粥、ごはん、うどん、パン、麩
主菜:脂肪の少ない肉 (鶏、豚、牛)、魚類 (かれい、鮭、帆立、牡蠣、はんぺん)、卵料理、卵豆腐、納豆、豆腐
副菜:キャベツ、ほうれん草、小松菜、白菜、大根、かぶ、人参、玉葱、じゃが芋、里芋などの煮物や茹野菜
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消化の悪い食品
主食:玄米、パスタ、ラーメン、焼きそば
主菜:脂肪の多い肉 (ベーコン、ハム、バラ肉)、脂肪の多い魚 (うなぎ、さば、ぶり)、いか、たこ、貝類
副菜:ごぼう、たけのこ、コーン、山菜、きのこ、さつま芋、こんにゃく、白滝、海藻類
果物:パイナップル、柿、梨、ドライフルーツ
揚げ物は消化が悪いため、消化のよい食材でも天ぷらやフライは控えた方がいいでしょう。これらを参考に消化によい食事をしましょう。
③下痢どめは使用しない
つらい嘔吐や下痢はノロウイルスを排出するためにとても重要です。
下痢どめを使用し、下痢を止めてしまうと、ノロウイルスが体内で増殖し、症状が長引いてしまったり、重症化する可能性があります。
つらい下痢を抑えるために下痢どめを使用したくなりますが、自然と下痢が治るのを待ち、下痢どめは使用しないでください。
ノロウイルス感染症を広げないためには?
ノロウイルスは非常に感染力の強いウイルスです。
ヒトからヒトに感染するため、ノロウイルス感染症にかかったら、家族や周りの人に感染を広げないために注意が必要です。
ノロウイルス感染症を広げないために重要なポイントをいくつか紹介していきます。[9]
①食品の十分な加熱
食品にノロウイルスが付着している場合であっても十分に加熱することで、死滅させることができます。
ポイントは、中心温度が85〜90℃で90秒以上加熱することです。
加熱が不十分な場合、ノロウイルスが生き残ってしまう可能性があるため、温度を守り、十分に加熱しましょう。
②こまめな手洗い
ノロウイルスの感染経路として、手や指に付着したウイルスが口に入ってしまい、感染が広がることが多いです。
手や指に付着したウイルスに対する対策として最も有効な方法が手洗いです。
ノロウイルスに感染している人はもちろん、感染していない人もこまめに手洗いをするよう心がけましょう。
③皮膚の傷をおおう
健康な皮膚は人をウイルスなどから守るバリア機能を持っていますが、皮膚に傷がある場合、そこから体内にウイルスが侵入する可能性があります。
皮膚に傷がある場合は、保護テープやガーゼで傷口を保護しましょう。
④タオルや食器を共用しない
ノロウイルス感染症にかかった人と食器を共有し、ノロウイルスが食器に付着した場合、簡単に口から体内にノロウイルスが取り込まれてしまいます。
ノロウイルス感染症にかかった人とは食器を共有しない方がいいでしょう。
また、手や口をふいたタオルを共有することでウイルスを他の人に広げてしまう可能性があります。
ノロウイルス感染症が流行している間はタオルではなく、ペーパータオルを使用するなどの対策が必要です。
⑤食品を扱う仕事の人は要注意
食品にノロウイルスが付着した場合、十分に加熱し、ウイルスを死滅させることができていないと、食品を食べた人がノロウイルス感染症にかかってしまう可能性があります。
店などでノロウイルスの集団感染となってしまった場合、保健所の調査や営業停止などの大きな損害につながりますので、最大限の注意が必要です。
食品を扱う仕事の人がノロウイルス感染症にかかった場合、仕事は休む方がいいでしょう。
企業の就業規則で出勤停止を定めている場合もあるため、会社に確認しましょう。
また、症状が落ち着いた場合であっても、便などにウイルスが存在していることがあるため、十分な手洗いを心がけたり、調理器具の消毒を徹底するなどの対策が必要です。
⑥おむつ等の取り扱いに注意
ノロウイルス感染症にかかった場合、下痢症状が落ち着いた後でも、1週間から1ヶ月ほどは便の中にウイルスがいることがあります。
おむつにはウイルスが付着しているものと考え、おむつ交換後は手洗いをし、使用後のおむつは1つずつビニール袋に包んで捨てるなどの対策を行いましょう。
また、厚生労働省ではビニール袋におむつなどのゴミが充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムや亜塩素酸水を入れることを推奨しています。[3]
可能であれば、その対策をノロウイルス感染後は1ヶ月程度は続けてください。
ノロウイルスで汚染されたものの処理方法
ノロウイルス感染症にかかると突然、部屋などで嘔吐や下痢をしてしまう可能性があります。
ノロウイルスは小腸で感染・増殖するため、感染者の嘔吐物や便にはノロウイルスが含まれます。
感染を広げないためにも、取り扱いには十分に注意が必要です。
ノロウイルスで汚染されたものの処理方法を説明していきます。
ふん便、吐物の処理
床などに飛び散った便や吐物を処理する際は、処理する人が感染してしまわないよう、防護する必要があります。
まずはこちらを用意してから、吐物や便の処理を始めましょう。
処理する人が自分を守るために必要な物品は以下の通りです。[3][10]
【吐物・便を処理する際の必要物品】
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使い捨てガウン(エプロン)
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手袋
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マスク
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ペーパータオル
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ゴミ袋
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0.02%次亜塩素酸ナトリウム
【0.02%次亜塩素酸ナトリウム液の作り方】
5%次亜塩素酸ナトリウム(市販のキッチン用漂白剤など)を8ml(ペットボトルのふた約1.5杯分)はかり、2Lペットボトルに入れ、水を1番上まで入れてふたをし、混ぜる。
※ペットボトルで作った次亜塩素酸ナトリウムは、間違えて飲むことのないようにくれぐれも注意しましょう。お子さんの手の届かないところに保管します。
吐物や便の処理方法を手順ごとに紹介します。
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エプロン、手袋、マスクを装着し、換気を行う。
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ペーパータオルを吐物や便に優しく被せる。
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外から中に向けて吐物や便を集め、ビニール袋に入れる。
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汚れが取れたら、汚染された場所(吐物の中心から2m)にペーパータオルを被せ、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)をふりかけ、10分放置する。
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ペーパータオルをビニール袋に捨てる。
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手袋→エプロン→マスクの順で外し、捨てる。
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手洗いを十分に行う。
吐物や便を処理する際は、汚染の拡大が最小限になるよう、注意しましょう。
布団、シーツの処理
布団やシーツが吐物や便で汚染されてしまった場合、感染を広げないために適切な処理をする必要があります。
まずは、上記の「ふん便、吐物の処理」と同様の方法で周囲の環境を掃除しましょう。
その後、布団やシーツは洗剤を入れた水の中でもみ洗いします。この時に、飛び散った水を吸い込まないよう、マスクをするとよいでしょう。
下洗いした布団やシーツは85℃で1分以上の熱水洗濯を行うとよいですが、熱水洗濯ができる洗濯機がない場合は、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)を入れて洗濯するとよいです。
さらに、高温の乾燥機を使用するとさらに殺菌が可能です。
下洗いを行った場所にノロウイルスが付着している可能性があるため、下洗いを行ったあとは、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)で掃除しましょう。
布団など、すぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機の使用がおすすめです。
食器の処理
ノロウイルス感染者が食べた後の食器はなるべく早く、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)に10分程度浸して消毒を行うと良いでしょう。
まとめ
ノロウイルス感染症は、ノロウイルスに感染したことによって、下痢や嘔吐の症状が現れる感染症です。
症状は1日〜2日でピークを迎え、1週間ほどで軽快します。
2枚貝などの食べ物を食べることで感染する場合と、ノロウイルスに感染した人がふれたものを介して、手などから口にウイルスが入ることで感染する場合があります。
現在、有効な抗ウイルス薬はなく、対症療法を行います。
下痢や嘔吐が続くことによる脱水に注意が必要です。
経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ、こまめに飲むようにしましょう。
食事が取れる状態になったら、消化に良い物から食べると良いです。
下痢が続くのはつらいと思いますが、下痢どめは重症化のリスクや症状が長引く可能性があるため、使用しないようにしましょう。
ノロウイルス感染症にかかってしまった場合、周りの人や家族に感染を広げないために、以下のことを意識して行いましょう。
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食品を十分に加熱する
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こまめに手洗いを行う
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皮膚の傷をおおう
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タオルや食器を共用しない
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おむつ等の取り扱いに注意する
また、食品を扱う仕事の人はさらに多くの人に感染を広げてしまう可能性があるため、仕事を休むなど、十分な注意が必要です。
ノロウイルスは感染者の吐物や便に含まれます。
突然の嘔吐や下痢が起きた場合、適切な処理が必要です。
次亜塩素酸ナトリウムを使用し、消毒することを心がけましょう。
急な体調不良で、病院へ行くのもきつい。
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参考文献
[1]ノロウイルス感染症とは? | 知っておきたい!家庭の感染と予防
[2]ノロウイルス感染症とは
[4]ノロウイルスには乳酸菌が効く? 感染性胃腸炎に処方される薬と
[6]つらいノロウイルス感染症 早く回復するための対策について
[9]保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)
[10]吐物処理の手順
本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。