【福島県】新型コロナ感染情報・感染者数やワクチン接種について解説

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/09/29
福島の新型コロナウイルスに関する情報が気になっていませんか? 2023年5月8日に新型コロナウイルスは第5類へ移行し、メディアで取り上げられることは減りました。 しかし、依然として感染力は強く、新型コロナウイルスが我々の生活をおびやかす存在であることに変わりありません。 新型コロナウイルスの正しい対応を知らなければ、自分だけでなく家族や周囲の人も感染拡大によって苦しむことになります。 本記事では、福島県の新型コロナウイルス感染者数やワクチン、受診可能な医療機関を解説しています。 オンライン診療可能な医療機関も紹介しました。 急な体調不良に備えて、新型コロナウイルスに関する情報を知っていると安心です。ぜひ最後までお読みください。
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目次

福島の新型コロナ感染者数と死亡者数

福島県の新型コロナウイルスによる死亡者数の発表は、全数把握の終了に伴い、2023年5月8日で終了しています。

死亡者数累計:856人(2023/5/8時点)[1]

新型コロナ感染者数は、定点報告といって福島県で指定された82の定点医療機関より、週に1回報告があります。

定点医療機関とは、都道府県の感染動向を把握するために指定された全国に5000か所ある医療機関です。

新型コロナウイルスが第5類へ移行し感染者数の把握方法は「全数把握」から「定点把握」へ変更となりました。

  • 全数把握とは

全ての医師が、全ての新型コロナウイルス感染の発生について届出を行う。

  • 定点把握とは

指定された医療機関からの報告数を定点医療機関の数で割ったもの。つまりは1医療機関あたりの平均報告数をさします。

2023年10月の第3週と、第4週の新型コロナ感染者数を以下の表にしています。

福島県内82定点医療機関の新型コロナウイルス感染者数

保健所

2023/10/23~29

2023/10/16~22

福島市

24人

(2.00)人

39人

(3.25)人

県北

31人

(3.44)人

48人

(5.33)人

郡山市

62人

(4.77)人

45人

(3.46)人

県中

41人

(4.56)人

44人

(4.89)人

県南

45人

(6.43)人

57人

(8.14人)

会津

55人

(5.50)人

48人

(4.80)人

南会津

18人

(6.00)人

17人

(5.67)人

相双

38人

(6.33)人

55人

(9.17)人

いわき市

27人

(2.08)人

51人

(3.92)人

県計

341人

(4.16)人

404人

(4.93)人

かっこ内は定点当たりの報告数[2]

2023年10月の福島県全体の新型コロナウイルス感染者数は、減少傾向です。しかし、保健所別に見ると郡山市や会津、南会津で増加しています。

引き続きマスクや手洗いなどの感染対策を継続し、感染予防に努めましょう。

福島で新型コロナ検査が可能な場所

福島県で新型コロナ検査が可能な医療機関は外来対応医療機関一覧で確認できます。[3]

医療機関によって予約が必要な場合があります。受診の際は必ず医療機関に確認しましょう。[4]

福島で新型コロナ検査キット購入時の注意点

新型コロナ検査キット使用の際は、国の承認を受けたものを購入してください。

新型コロナ検査キット購入時の注意点は以下の通りです。

  • 「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と記載があるものを選ぶ

  • 「研究用」と記載されている抗原検査キットは避ける

インターネットで検査キットを購入する際は、正しい商品を選ぶことが重要です。

また、自分で判断出来ない場合は販売元の薬剤師に確認することをおすすめします。[5]

福島の新型コロナワクチン予約

福島県の新型コロナワクチン接種は無料です。対象者は、生後6か月以上の方です。[6]

住んでいる市町村により予約方法が違うので、市町村の窓口に確認しましょう。

福島原発の事故により、避難している方は避難元の市町村にお問い合わせください。

福島で新型コロナに感染の対応・療養期間

新型コロナ第5類移行に伴い、感染時の対応は個人の判断にゆだねられています。陽性になった場合に福島県が定める療養期間はありませんが、推奨している対応を紹介します。

福島県が推奨する新型コロナ感染時の対応は以下の通りです。

  • 発症から5日間は外出を控える

  • 症状軽快後24時間は外出を控える

  • マスク着用の継続

  • 重症化リスクが高い人との接触を避ける

推奨される対応を参考にして、勤務先や所属している組織のルールに従いましょう。

福島の新型コロナ感染の対策・支援物資は?

福島県の新型コロナ感染対策に関する食事支援は、令和5年5月7日に終了しています。[7]

新型コロナウイルス第5類移行に伴い、外出自粛要請の必要がなくなったため福島県から提供される支援物資はありません。

福島県では新型コロナ感染の対策として、5日~7日分の食糧を準備することなどを推奨しています。

県が推奨している新型コロナ感染の備蓄品は以下の通りです。

  • ゼリーなど日持ちする食糧5~7日分

  • 新型コロナ抗原定性検査キット

  • 解熱鎮痛剤

新型コロナ第5類へ移行後、陽性の際の外出自粛は個人の判断にゆだねられています。

ただし、新型コロナウイルスの感染力が強いことに変わりはありません。

可能な範囲で備蓄品を揃え、感染拡大防止に努めましょう。

福島の新型コロナ感染の対応

新型コロナウイルス感染症の後遺症を感じたら、かかりつけ医や近くの医療機関を受診してください。

福島県では、新型コロナウイルスの後遺症を訴える場合、かかりつけ医から各地域の専門的な医療機関や福島県立医科大学附属病院につなぐ体制を整えています。[9]

後遺症を感じたら、まずはかかりつけ医を受診しましょう

福島の新型コロナ後遺症に関する相談窓口を知りたい

福島県では、新型コロナウイルスの症状や、新型コロナワクチンについて相談窓口が設置されています。

【新型コロナ】相談窓口

福島県新型コロナウイルス感染症相談センター

0120-567-747

福島県新型コロナワクチン副反応コールセンター

0120-336-567

福島県新型コロナワクチン子ども相談窓口

0120-191-567

新型コロナウイルスの症状やワクチンに不安や疑問がある場合は、1人で悩まず相談しましょう。[8]

福島の新型コロナ感染・受診可能な医療機関

新型コロナウイルス感染で受診する際は、まずかかりつけ医に相談しましょう。

かかりつけ医の受診が困難な場合、自院患者以外も対応可能な医療機関を検索し受診してください。

かかりつけ医がいない場合は「自院患者以外も対応可能」な医療機関に相談する

第5類移行に伴い新型コロナウイルス陽性の場合でも、福島県では多くの医療機関で受診が可能になりました。

ただし、新型コロナウイルスの感染力が強いことに変わりはありません。

受診の際には必ず、事前連絡をして適切な受診と感染拡大防止に努めましょう。[3]

福島の新型コロナ感染・オンライン診療可能な医療機関

福島で新型コロナに感染した場合、オンライン診療可能な県内の医療機関は16か所あります。

福島県内のオンライン診療可能な医療機関を以下にまとめました。

オンライン診療可能な福島県の医療機関

医療機関名

電話番号

備考

きらり健康生活協同組合上松川診療所

024-558-1111

電話予約

きらり健康生活協同組合須川診療所

024-531-6311

電話予約

しぎはらクリニック

024-555-3331

アプリ予約

南相馬市立総合病院附属小高診療所

0244-44-2025

予約制

鈴木内科医院

024-565-2688

病院なびより予約

医療法人慶信會石塚醫院

0247-72-2161

電話予約

よしだ総合診療・在宅ケアクリニック

0248-62-2508

電話予約

白岩医院

0247-77-2036

電話予約

医療法人モミの木会モミの木クリニック

024-926-0131

予約不可

郡山市休日・夜間急病センター

024-934-5656

コロナ確定患者に対する診療のみ対応可能

医療法人永岡医院(オンライン診療)

024-922-2818

ネット予約

(電話予約不可)

医療法人社団大志会矢吹医院

0242-62-2169

電話予約

みちや内科胃腸科

0246-58-4180


電話予約

医療法人秀誠会下遠野内科胃腸科クリニック

0246-27-1111

電話予約

公益財団法人ときわ会常磐病院

0246-81-5522

問い合わせ番号まで連絡

医療法人信誠会ゆうクリニック

(オンライン診療)

0246-63-1611

curonで予約

[10]

受診方法は、医療機関によって違います。ホームページや電話で確認しましょう。

福島市なら往診は『ファストドクター』

福島市に住んでいるなら、『ファストドクター』が対応可能です。

『ファストドクター』なら、夜間休日に看護師が自宅へ伺い医師によるオンライン診察が受けられます。

夜間の急な体調不良や、休日にお子さんを病院に連れて行けない場合は『ファストドクター』をご利用ください。[11]

『ファストドクター』なら看護師が自宅へ伺い、医師がオンラインで診療します。

Q&A

福島の新型コロナ感染に関する質問をまとめました。

部屋のコロナ菌は何日で消える?

空気中にエアロゾル状態でただよったウイルスは3時間で死滅します。

物の表面や紙、布にコロナウイルスが付着した場合では死滅までの時間が違うので参考にしてください。

新型コロナウイルスの死滅時間

エアロゾル

3時間

3時間

銅(コイン)

4~8時間

段ボール

1日

木や布

2日

ガラスや紙幣

4日

プラスチックやステンレス

7日

[12]

福島県で濃厚接触者は何日休まなくてはいけませんか?

福島県で、新型コロナ濃厚接触者になった場合に定められている休養期間はありません。

新型コロナ第5類に移行後、休養期間は個人の判断に任されています。[14]

ただし、勤務先で定められている新型コロナ濃厚接触者の療養期間がある場合は職場のルールに従いましょう。

福島のコロナ警戒レベルは?

内閣官房のコロナ警戒レベルの発表は、2023年5月2日を最後に終了しています。

最後に発表された福島県の警戒レベルは「1」です。(2023年5月2日内閣官房発表)[15]

コロナウイルスの感染力が強いのは何日後ですか?

新型コロナウイルスの感染力が強いのは、発症後5日間です。発症日を0日目とし3日間程度は平均的に高いウイルス量となっています。

4日目から6日目にかけて大きく減少し、ウイルスの検出限界に近づき、6日目前後のウイルス排出量は発症日の20分の1~50分の1です。[16]

福島県では、発症から5日間は外出を控えることを推奨しています。

福島の新型コロナ・正しい知識で感染を予防しよう

2023年5月に新型コロナウイルスが第5類に移行し、福島県内の新型コロナ感染者数は減少傾向です。(2023年10月現在)ただし、感染力が強いことに変わりはありません。

福島県では引き続き感染対策の継続を呼びかけています。万が一新型コロナ陽性になった場合は、県内の多くの外来や医療機関で受診が可能になっています。

オンライン診療可能な16の医療機関も紹介しました。

福島市在住の方は、『ファストドクター』の利用が可能です。『ファストドクター』は、オンライン診療だけでなく看護師が自宅に伺います。

正しく対応し、新型コロナウイルスの感染予防に努めましょう。

看護師に現在の症状を相談してみませんか?

ファストドクターでは無料の医療相談を行なっています。

アプリから往診の待ち時間を見れるだけではなく、チャットや電話での無料の医療相談が可能です。

もし、ご家族やご自身の体調でご不安な点がありましたら、ファストドクターを頼ってください。

参考文献

[1]新型コロナ2人死亡、感染者数は143人死者数公表は8日で終了福島・8日発表|福島のニュースTUF1ページ

[2]福島県内インフル患者2372人10月23〜29日の1週間前週比151人増コロナは341人

[3]外来対応医療機関の一覧について-福島県ホームページ

[4]発熱などの症状がある場合の相談・受診について-福島県ホームページ

[5]薬局、インターネット等で抗原定性検査キットを購入する方へ東京都保健医療局

[6]【新型コロナ】新型コロナワクチン接種について-福島県ホームページ

[7]陽性になったときの対応-福島県ホームページ

[8]【新型コロナ】相談窓口一覧-福島県ホームページ

[9]新型コロナウイルス感染症の罹患後(りかんご)症状(いわゆる”後遺症”)について-福島県ホームページ

[10]オンライン・電話診療を行っている外来対応医療機関一覧について-福島県ホームページ

[11]『ファストドクター』ふくしま|「福島市対応」自宅で診察

[12]「新型コロナウイルスについて知ろううつさない、広めないキャンパスでの過ごし方」(2020年7月21日)

[13]新型コロナウイルスに有効な感染対策-福島県ホームページ

[14]陽性になった場合に外出を控えることが推奨される期間の目安(算定ツール)-福島県ホームページ

[15]新型コロナ都道府県ごとの病床使用率など「レベル判断のための指標」

[16]感染症法上の位置づけ変更後の療養に関するQ&A①

本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。

具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。

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