日々入居者のことを考え、尊厳を大切にした介護サービスを実現する。
東京都練馬区の介護付有料老人ホーム「SOMPOケア ラヴィーレ練馬」の松戸 孔貴ホーム長へお話を伺いました。
介護を施す側と受ける側という関係性ではなく、
対等な人間であるという意識を、接し方から伝えていく。
松戸 孔貴
SOMPOケア ラヴィーレ練馬 ホーム長
千葉県出身。2008年、ワタミの介護(現SOMPOケア)にケアスタッフとして入社。
介護主任、生活相談員を経て、2016年からSOMPOケア ラヴィーレ練馬のホーム長を務める。
介護主任、生活相談員を経て、2016年からSOMPOケア ラヴィーレ練馬のホーム長を務める。
入居者の尊厳を大切にする
松戸ホーム長
私たちが大切にしているのは「尊厳」です。入居者様、お一人おひとりが今まで歩んできた人生を尊重して、施設での新生活を幸せに過ごしていただけることを大切にしています。中でも心がけてしているのが「入居者様と同じ目線で話をする」ことです。介護を施す側と受ける側という関係性ではなく、対等な人間であるという意識を、接し方から伝えていく。そんな介護サービスを実現できるように日々努力をしています。
菊池
人生の最終段階における尊厳への配慮は難しいテーマと思います。一方で、スタッフのコミュニケーションから変えていこうという取組は、シンプルかつ効果的であると感じます。
コロナ禍での楽しみを見つける
松戸ホーム長
コロナ禍で施設全体が閉鎖的になってしまったように感じます。入居者様はご家族とのコミュニケーションが取れないことでストレスを抱えていらっしゃいます。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から一時期はレクリエーションなどのイベントも中止になっていました。現在は徐々に再開していますが、こういったイベントが減った中で入居者様の楽しみといえば、スタッフとのコミュニケーションや食事の時間です。当施設ではふとした日常を楽しみの時間に変えられるよう工夫をしています。
菊池
コロナ禍は、高齢者の皆様にとって大きな負担になっていると感じます。きめ細やかな工夫や取組が、少しでも皆様の幸せに繋がることを祈ります。
ファストドクターに求めること
松戸ホーム長
当施設は24時間365日看護師が常駐している施設ではないため、医療との繋がりを大切にしています。ファストドクターとの連携は、「最高の医療サービス」を提供するために不可欠と感じます。日中はかかりつけの先生が、夜間休日はファストドクターが担当することで切れ目のない医療を提供できる環境が整いました。入居者様のおひとりお一人により良い医療を提供していければと思います。
菊池
かかりつけの先生と連携しながら、より良い医療を入居者様へ提供できるよう努めてまいります。本日はお忙しい中ありがとうございました。
菊池 亮
ファストドクター株式会社 代表取締役・医師
2010年帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部附属病院、関連病院にて整形外科に従事後、2016年にファストドクター株式会社を創業し代表取締役に就任。帝京大学医学部救急医学講座を兼務。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、一般社団法人日本在宅救急医学会評議員。