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耳帯状疱疹の特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり

このページでは、耳帯状疱疹の症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。

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【医師監修】
耳帯状疱疹について

耳帯状疱疹の特徴・要因・症状

耳帯状疱疹の特徴

耳性帯状疱疹というのは、顔面神経麻痺にプラスして、難聴や耳の周りの水ぶくれ、めまいが起きる病気で、ラムゼイ・ハント症候群とも言われています。

耳性帯状疱疹は、一種のヘルペスウイルスの水痘帯状疱疹ウイルスが感染することで起きます。
水痘帯状疱疹ウイルスに感染すると、水ぼうそうが最初に起き、水ぼうそうが治っても体の中に何年間も残っており、形状が帯のようなものの範囲に発疹が多くできる帯状疱疹がある時に起きます。
後遺症がよく残るため、治療をできる限り早く行う必要があります。

耳性帯状疱疹で最も多くある症状としては、急性の顔面神経麻痺があります。
ベル麻痺と耳性帯状疱疹はよく間違われる場合があります。

耳性帯状疱疹の要因

主な耳性帯状疱疹の要因としては、疲れ、免疫力の低下、身体的なストレス、糖尿病、日射病が挙げられます。

耳帯状疱疹の症状

耳性帯状疱疹の症状としては、顔面神経麻痺、めまいが数日~数週間継続する、まぶたを閉じることができない、しわが額に寄らない、よだれが出る、口元が垂れる、前側の舌の3分の2が味覚障害になる、口の中に金属を入れた感じがする、などが挙げられます。

耳帯状疱疹の診断と検査

耳性帯状疱疹を診断する際は、次のような視診、検査を行います。

視診の場合は、顔面神経麻痺、耳の周りの症状を調べます。
聴力検査の場合は、耳の聞こえの程度を調査します。
平衡機能検査の場合は、めまいの要因を調査します。

帯状疱疹を伴わないことがたまにありますが、この場合は見極めがベル麻痺とできないので、ウイルスが繫殖しているかを血液検査によって調査します。
画像診断の場合は、MRI検査を行って、顔面神経の造影効果があるかどうかを調査します。

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耳帯状疱疹の治療法

耳帯状疱疹を治療する際は、要因がウイルスであることが明確になれば、アシクロビルという抗ウイルス薬を注射します。
さらに、炎症を抑える副腎皮質ホルモンを注射したり、代謝を活発にするATP剤、ビタミンB12剤、鎮痛薬を服用したり、軟膏を病変部へ塗ったりします。

顔面神経麻痺の場合は、顔面マッサージを行います。
顔面神経麻痺がこのような治療を行なっても治らなくて、患者が要望すれば、手術として顔面神経減荷術というものが実施される場合もあります。

耳帯状疱疹で神経痛が後遺症として起きる場合は、帯状疱疹が胸部に起きる場合に比較して少なくなります。

顔面神経麻痺が耳性帯状疱疹と一緒に発症した場合は、口元が目を閉じようとした際に引きつれる病的共同運動や、完全に治らなくて麻痺がわずかに残る不全麻痺などの後遺症が残る場合があるため、専門の耳鼻咽喉科で早期に診察を受けるようにしましょう。

耳帯状疱疹の予防

耳性帯状疱疹の場合は、顔面神経麻痺という顔面の表情がある日急に左右で対称でなくなってしまったり、めまい、難聴というようないろいろな症状が現れたりします。

また、耳の痛みにプラスして、かさぶたや水ぶくれ、赤みが耳の内部に現れる場合が多くあります。

顔面神経麻痺の場合は、片側の顔面の筋肉が働かなくなるので、表情が片側の顔面では作れなくなってきます。
例えば、笑顔に右側の顔面でなっていても、口角が左側の顔面では下がっていたり、まゆげが片方では上がらなかったりするなどというような状態です。

病気はこのような症状のものであるため、顔面神経麻痺そのものは、自分でも鏡を見ると割合容易に診断することはできます。
しかし、耳性帯状疱疹が顔面神経麻痺の要因になっているかどうかは、病院を受診して診察してもらう必要があります。

自分の症状が耳性帯状疱疹の疑いがある場合は、かかりつけの病院の内科があると、まずは相談してみましょう。
特にかかりつけの病院がない場合は、耳鼻科クリニックで診てもらいましょう。

耳性帯状疱疹の場合は、要因がウイルス感染の病気であるため、抗ウイルス薬を治療する際は内服するようになります。
基本的に、診断が確定すると治療がその場で始まるため、どのような治療をどこの病院で受けるかはあまり迷わないでしょう。

耳性帯状疱疹を治療する場合は、劇的に効果が期待できるものが無く、よく難航します。
抗ウイルス薬やステロイド薬を使う場合がありますが、このようなものを服用すると必ず治る、ということでもありません。
ほとんどの場合は自然に治りますが、100%治るということではなく、顔面の変化が後遺症として残ってしまう場合もあります。

一部の医療機関では、顔面神経麻痺外来や顔面神経外来というような高い専門性の医療をサービスしているところもあります。
長く症状が継続したり、治療が難航したりしていれば、このような外来受診を検討してみましょう。
このような場合でも、初めの医療機関で紹介状をもらって、耳性帯状疱疹について治療した内容を引き継ぐようにしましょう。

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