Language
  • TOP
  • 医療コラム
  • 熱性けいれんの特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり

熱性けいれんの特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり

このページでは、熱性けいれんの症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。

夜間・休日、この症状でお困りの時は
「救急相談窓口」へご相談ください。

[熱性けいれん]は
ご自宅での診察(往診)
もご相談可能です

フリーダイヤル
0120-407-242
クリックすると電話がかかります
お電話での
ご案内時間
平日/16:00〜翌朝6:00
土曜/12:00〜翌朝6:00
日祝/24時間

対応エリア
関東
東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県

関西
大阪府/兵庫県/京都府/奈良県

中部
愛知

九州
福岡

※いずれも一部、対応エリア外があります。
 詳しくはお電話にてお問合せください。

【医師監修】
熱性けいれんについて

熱性けいれんの特徴・要因・症状

熱性けいれんの特徴

熱性けいれんというのは、けいれんが38℃以上の高熱と一緒に起きるものです。
熱性けいれんとは、乳幼児期の生まれてから半年~5歳に発症する場合が多くあるとされており、7%~11%くらいの発症率であると言われています。
発熱がある子供が、熱性けいれんを急に始めると慌てるでしょう。
しかし、熱性けいれんは、実際には、正しい知識を持っているとほとんどの場合は対処が落ち着いてできます。

熱性けいれんの要因

熱性けいれんは、感染症やかぜなどで急に体温が上がった際に、けいれんが脳で起きやすくなるので発症します。
体温が上がると熱性けいれんがどうして起きやすくなるかについての要因は、現在でははっきりしていません。
しかし、子供の脳は発達しているため、鋭く高熱に反応すると考えられています。
また、熱性けいれんが起きる体質は、家族などに熱性けいれんが発症した場合は遺伝性があるとも言われています。
しかし、熱性けいれんを家族が発症した場合でも、子供が発症するということでは必ずしもありません。

熱性けいれんの症状

熱性けいれんとしては、「複雑型熱性けいれん」と「単純型熱性けいれん」があります。
ほとんどのケースは、単純型熱性けいれんですが、1割くらいが複雑型熱性けいれんであると言われています。
単純型熱性けいれんの場合は、熱性けいれんの良性のものであるため、ほとんど後遺症が残らなく自然に治ります。
一方、複雑型熱性けいれんの場合は、てんかんが後から発症することがあるため、治療が場合によっては必要になります。

そのため、熱性けいれんの場合は、複雑型熱性けいれんであるかどうかを判断することが大切になります。
複雑型熱性けいれんであるかどうかを判断する場合は、けいれんの状況、回数、時間がポイントになります。
複雑型熱性けいれんの場合は、けいれんは全身で起きるのではなく、けいれんが一部の体あるいは左右非対称で起きる、15分以上発作が続く、けいれん発作が24時間以内あるいは発熱中に数回起きる、のいずれかの症状が現れます。

複雑型熱性けいれんの疑いがあれば、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。
このような症状のいずれにも該当しない場合は、単純型熱性けいれんになります。
先にご紹介したように、ほとんどの熱性けいれんは単純型熱性けいれんです。
単純型熱性けいれんの場合は、対処を正しく行うと大きな後遺症が残るリスクも多くないので、それほど心配する必要はありません。

熱性けいれんの診断と検査

熱性けいれんを診断する際は、けいれんが脳炎、髄膜炎、脳症などに伴うものと区別することが大切になります。
熱性けいれんが起きる前にも、神経学的な異常が見られた場合や意識障害が見られた場合は、脳炎、髄膜炎、脳症などの疑いがあるため、髄液検査、脳波検査、頭部のCT検査、MRI検査などが必要になります。
熱が無いけいれんが現れたり、繰り返して熱性けいれんが現れたりする場合は、脳波検査をてんかんと区分けするために行うのが有効です。

夜間・休日、この症状でお困りの時は
「救急相談窓口」へご相談ください。

[熱性けいれん]は
ご自宅での診察(往診)
もご相談可能です

フリーダイヤル
0120-407-242
クリックすると電話がかかります
お電話での
ご案内時間
平日/16:00〜翌朝6:00
土曜/12:00〜翌朝6:00
日祝/24時間

対応エリア
関東
東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県

関西
大阪府/兵庫県/京都府/奈良県

中部
愛知

九州
福岡

※いずれも一部、対応エリア外があります。
 詳しくはお電話にてお問合せください。

熱性けいれんの治療法

熱性けいれんが現れた場合は、横に寝かせて呼吸がしやすいようにして、気道に吐物が詰まらないようにしましょう。
また、大切なのは、熱性けいれんの状況や時間を落ち着いて確認することです。
多く熱性けいれんの回数がある場合は、抗けいれん薬を再発を防ぐために使う必要があります。
発熱した際だけに熱性けいれんを防ぐためには、発熱が37.5℃になった場合はジアゼパム坐薬を使って、発熱が8時間経っても継続する場合はジアゼパム坐薬を再度使います。

しかし、ジアゼパム坐薬の副作用としては、ふらつきの一過性のものが現れる場合があります。
応急的にジアゼパム坐薬を投与することによって、約3分の1に熱性けいれんが再発する割合が少なくなることが期待されます。
また、抗てんかん薬のバルプロ酸ナトリウムやフェノバルビタールなどを連日続けて飲むことも、場合によっては行われます。

熱性けいれんの予防

熱性けいれんを予防するためのポイントは、熱が上がり始めた時になります。
繰り返して熱性けいれんが起きる場合は、医師に診てもらって熱性けいれんを止める薬をもらっておきましょう。
熱性けいれんの場合は、熱が出始める24時間以内にほとんど現れるため、予防するためには対処を熱が上がり始める時に行うことが大切です。

子供が嫌がらない場合は、氷嚢・アイスノンなどを使って、大きな動脈がある首の周り、脇の下、頭などを冷却すると効果が期待できます。
熱さましについては、発熱して24時間以内であれば6時間~8時間ごとに使用しても問題ありません。
しかし、熱さましを使用しても熱性けいれんを抑制する働きはないため、熱性けいれんが起きることを把握しておきましょう。
熱性けいれんは、正しく把握することが予防するための早道です。

心配ごとは解決しましたか?
いざという時のために
自宅診察を知っておきましょう。

夜間・休日専門 救急窓口
自宅往診のファストドクター
ファストドクターは夜間・休日に診察が必要なとき、医師が自宅で診察(往診)することを案内する夜間・休日の救急窓口です。
\初めての方もお気軽にご相談ください/
フリーダイヤル
0120-407-242
フリーダイヤル | スマートフォンからも無料
WEBから
診察依頼
新型コロナウィルス感染がご不安な方へ
保険適用のオンライン診療
ご自宅往診についての詳細は下記をご覧ください。

お近くの救急医療機関をお探しの方

下記の方は、すぐに救急車か
救急医療機関を受診してください。

中等症〜重症の方

  • 意識がない
  • 頭を強く打った
  • ろれつが回らない
  • 手足の動きが悪い、または動かない
  • 吐血している
  • 頭がひどく痛い
  • 我慢できないひどい痛み
  • けいれんをおこした、けいれんしている

下記の方は、救急医療機関か
夜間往診をご検討ください。

軽傷〜中等症の方

  • 高熱
  • 感染症の疑い
  • 喉の痛み、激しい咳
  • 今までに経験のある頭痛
  • 今までに経験のある痛み
  • めまい、嘔吐、下痢
  • アレルギー

救急病院一覧(東京都・千葉県・大阪市)