こどもの花粉症の疑い
監修医師:神田貴行 先生(小児科医)
こども花粉症
花粉に対するアレルギー症状
花粉症とは、花粉に対して、体の免疫反応が過剰に反応して起こるアレルギー症状のことです。
これは、体の免疫が花粉を敵であると勘違いしてしまうことで起こります。そのため、花粉が体に入った際に体の中で炎症を起こす物質が出て、さまざまな症状があらわれます。
初めて症状があらわれた場合などは、風邪との見分けが付きにくいこともあります。
花粉症の主な症状
- くしゃみ
- サラサラ、透明の鼻水
- 鼻詰まり
- 目や鼻のかゆみ
- 目の赤み
風邪との見分け方(風邪の症状)
- 鼻水が緑〜黄色で粘性がある
- かゆみはない
年々増加しているこどもの花粉症
こどもの花粉症は年々増加しています。特に発症の低年齢化が進んでいます。
最新の調査では、5歳から9歳までのこどもの約3割(3人に1人)、10代になると約2人に1人がスギ花粉症を発症しています*。
こどもの花粉症が増加した背景には、スギ花粉量の増加、大気汚染、遺伝、気候変動などが関連していると考えられています。
*参考 鼻アレルギーの全国疫学調査2019(1998年,2008年との比較):速報 ― 耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として
早めに受診して症状をコントロールしましょう
小さなこどもでは、かゆみをがまんできない、鼻水をうまく出せないなど、適切に対処できないことで症状が重くなってしまうことがあります。
また、花粉症と気づかず未治療でいると、症状の慢性化、睡眠の質の低下、集中力の低下、合併症(副鼻腔炎、中耳炎)を起こしやすくなる可能性があります。
花粉症は自然治癒が難しい病気です。早めに気づき、治療を開始することで症状をコントロールできることが望ましいです。
気になる症状があらわれた際には、医療機関を受診しましょう。
花粉症の検査は何歳からできる?
一般的に、3歳以降から検査可能とされています。(医療機関の判断により異なる場合があります)
3歳以下でも、症状がある場合は一度医療機関へ相談しましょう。花粉症の検査は行えなくとも、つらい症状をやわらげることは可能です。
花粉症の対処
花粉飛散時期のくしゃみ、鼻水は早めの受診
花粉症かどうかわからない場合、気になる症状や、花粉症に似た症状があらわれた場合は早めに医療機関を受診しましょう。適切な治療を受けることで、症状を和らげたり、合併症を防いだりする効果が期待できます。
マスクの着用
花粉との接触を可能な限り避けましょう。花粉が鼻や口から入ることを防げるため、症状を抑えられることが期待できます。
洗濯物は室内で干すのが望ましい
洗濯物に花粉が付着することで、室内に花粉を持ち込んでしまうほか、花粉が付着した衣類を着用するときにも、花粉症の症状があらわれてしまう可能性があります。
洗濯物は可能な限り室内で干すことが望ましいでしょう。特に雨の翌日や晴れた日、風の強い日は花粉の飛散量が増えるため、注意が必要です。
掃除機はこまめにかける
室内へ入った花粉を取り除くため、掃除機をこまめにかけるとよいでしょう。花粉を室内に長く停滞させないことが必要です。
受診目安
医療機関が開いている時間帯に受診
- 透明でサラサラの鼻水が1週間続く
- 鼻詰まりの症状がつよく、食事量や睡眠の質が低下している
- 目のかゆみがつよく、こすってしまう
- まぶたが腫れている
- 目の充血が続いている
- 日中ぼーっとしている
くしゃみ、鼻水の症状がある際は
オンライン診療で相談可能です
1週間以上鼻水が続いている!風邪?花粉症?
不安なとき
オンラインですぐに
医師に相談できます
くしゃみ、鼻水の症状の
オンライン診療に対応
24時間365日 全国エリアで対応
移動なし、自宅で受診
保険証・医療証が使えます
診察前に以下の注意事項をご確認ください
- オンライン診療で対応が難しいと医師が判断した場合、対面診療をご案内する場合もあります。(その場合、診察料は請求いたしません)
- お薬の処方は医師の判断によります。
- 全国エリアで対応していますが、医療機関がない離島在住の方はご利用になれません。
「対処法を調べる」監修医師

こうだたかゆき
神田貴行医師
日本小児科学会専門医/博士(医学) 島根大学医学部臨床教授
鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。
この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。


