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痛風の緊急度チェックと対処法、受診目安

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これは小児・大人の症状に対応した記事です

突然の激しい関節痛があるとき(痛風の疑い)

監修医師:神田貴行 先生(小児科医)

痛風

知っておきたいポイント3
ポイント1

突然の激しい関節痛が特徴

痛風は、血液中の尿酸値が高い状態が続き、関節の中に溜まった「尿酸の結晶」を免疫細胞が異物として攻撃することで起こります。尿酸値が急激に変動(上昇や下降)したときなどに、関節が赤く腫れ、激痛を伴う「痛風発作」が引き起こされます。

痛風発作は、夜間や早朝に突然の激しい痛みとしてあらわれます。

痛風の症状は、多くの場合足の親指の付け根に起こりますが、他にも足首、膝、手の関節、肘などに起こることもあります。

原因

  • 尿酸値が高い状態(高尿酸値血症)

尿酸値が高くなる原因

  • プリン体を多く含む食品の過剰摂取(レバーなどの内臓肉、魚卵、ビールなど)
  • 肥満
  • 腎機能低下
  • 遺伝的体質

症状

  • 突然の激しい関節痛(触れるだけでも強い痛み、歩けないほどの痛み)
  • 関節の赤み、腫れ
  • 痛い部分が熱をもっている
  • 夜間〜早朝に起こりやすい

症状が出やすい部位

  • 足の親指の付け根
  • 足首、膝、手の関節、肘に起こることも

女性も痛風になる

痛風は、一般的に男性に多い疾患です。これは、女性ホルモンであるエストロゲンが尿酸を排出する働きがあるためです。しかし、閉経後はエストロゲン量が低下することから、女性の痛風は閉経後に起こりやすいと言えます。

医師
ポイント2

関節の変形や慢性的な炎症につながることがある

痛風は未治療でいると発作を繰り返し、関節の変形や慢性的な炎症につながることがあります。気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診し適切な治療を受けましょう。

痛風で関節が痛む人のイメージ
ポイント3

早期の治療と生活習慣の改善が重要

痛風発作が起きた場合は、炎症を抑えるための治療が必要です。
発作が落ち着いた後は、再発予防のため尿酸値をコントロールすることが重要になります。食事内容の見直し、体重管理、アルコールの制限など生活習慣の改善が基本となります。

アルコールを控える人のイメージ

痛風は強い痛みが出る病気ですが、尿酸値を適切に管理することで発作を予防することができます。生活習慣の改善と治療を継続することが大切です。

医師

痛風もっと詳しく

尿酸とプリン体について

そもそも尿酸って何?

尿酸とは、体内でプリン体が分解されるときにできる老廃物です。通常は腎臓から尿として体外へ排出されます。尿酸が多すぎたり、うまく排泄されなかったりすると、血液中の尿酸値が高くなり、高尿酸血症や痛風を引き起こします。

プリン体はどこからやってくる?

プリン体は、体内の細胞の働きに必要なため、体内で常に作られています

その他、肉類や魚介類などの食品にも含まれています。

食習慣以外で尿酸値を上げてしまう原因

肥満

肥満であると、体内で尿酸が作られやすくなることと、尿酸が体外へ排出されにくくなります。また、肥満に伴って起こりやすいインスリン抵抗性が腎機能を低下させることで、腎臓からの尿酸の排出を低下させます。そのため血液中の尿酸値が上昇しやすくなります。

腎機能低下

尿酸は、腎臓から尿として体外へ排出されます。腎機能が低下していると体内に尿酸が溜まりやすくなり、結果として血液中の尿酸値が高くなります。

遺伝的体質

尿酸が体内で作られる量や、腎臓から排出される能力には個人差があり、遺伝的な影響があると言われています。尿酸が体内に溜まりやすい体質の人がいるということです。

家族に痛風や高尿酸血症の人がいる場合は、尿酸値が高くなりやすいことがあります。

痛風の対処

痛みがある時は安静に、患部を少し高くする

痛風で痛みがある時は、関節に強い痛みが起きているため、無理に動かすと痛みが悪化する可能性があります。できるだけ患部を動かさず、安静に過ごしましょう。

患部を少し高くすることで楽になることがあります。

患部を冷やす

痛みや腫れが強いときには、冷やすことで炎症や痛みがやわらぐことがあります。

保冷剤や氷をタオルでくるむなどして、不快にならない程度に10〜15分ほどを目安に患部を冷やしましょう。

患部を温めると炎症が悪化する可能性があります。入浴などは避けたほうがよいでしょう。

水分を十分にとる

尿酸は尿から排出されるため、水分摂取量が少ないと体に溜まりやすくなります。

また、水分の摂取量が少なく脱水状態であると、血液が濃くなることで血中の尿酸濃度が上昇します。

水やお茶などの水分をこまめにとるようにしましょう。

主な関連する病気

痛風の誘因となり得る病気

  • 尿路結石
  • 慢性腎臓病
  • メタボリックシンドローム

痛風と症状が似ている病気

  • 偽痛風
  • 蜂窩織炎
  • 化膿性関節炎

受診目安

医療機関が開いている時間帯に速やかに受診、夜間は救急外来へ

  • 関節の強い痛みとともに発熱を伴う
  • 関節の痛みや腫れが強く、歩くことができない
  • 関節の痛みや腫れが急速に広がっている
  • 初めて強い関節痛が起こり原因がわからない

医療機関が開いている時間帯に受診

  • 関節の痛みや腫れが続いている

痛風の症状がある際は

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「対処法を調べる」監修医師

監修医師

こうだたかゆき

神田貴行医師

日本小児科学会専門医/博士(医学) 島根大学医学部臨床教授

鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。

この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。

緊急度チェックについて

この緊急度チェックは総務省消防庁準拠の緊急度判定プロトコールに基づいて一般的に考える症状を表示しており、診断するものではありません。気になる症状がある場合にはご自身の判断で受診してください。

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