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民間救急の利用を考えている方へ
これまで、民間救急が担っている業務について、ご紹介してきました。
民間救急は今後発展していくことが期待される分野で、まだ全国で決まった定義や運用がなされていないのが現状です。
都道府県によっては、統一の受付センターのようなものを持っている場合もあれば、各事業者ごとに受付をしている場合もあります。
たとえば東京都では、「東京民間救急コールセンター」という電話窓口があります。
各区や市ごとに登録されている事業者を紹介してもらえますので、ご興味のある方はこちらのページを参照してみてください。
https://www.tokyo-bousai.or.jp/tokyo-callcenter/index.html#gsc.tab=0
リハビリや定期受診・入退院などにあたって、通院方法にお困りの場合は、まず担当のケアマネジャーやかかりつけ医に相談されるのがよいでしょう。
「通院方法に困って、受診をやめてしまった」という方も少なくありません。
そのような場合には、民間救急を利用するほか、オンライン診療・訪問診療へ切り替えるなど方法を考えることもできますので、かかりつけ医などへご相談ください。
まとめ
今回は、「救急車を呼ぶような状態ではないけど、自力での移動は難しい」という場合に活用が期待される「民間救急」についてご紹介しました。
民間救急は公的な救急車と異なり、病院間の転院搬送から通院、レジャー利用など幅広い利用用途があり、今後の活躍が期待されている分野です。
まずはこのような制度があるということを知っておいてください。
通院が難しい場合には、担当のケアマネジャーやかかりつけ医と相談の上、介護タクシーや福祉タクシーなど民間サービスの利用をご検討ください。
・消防庁. 患者等搬送事業指導基準等の一部改正について
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/assets/291222_kyu216.pdf
・公益財団法人. 東京防災救急協会
https://www.tokyo-bousai.or.jp/tokyo-callcenter/index.html#gsc.tab=0
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本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。