民間の救急車とは?119番との違いや利用方法を解説

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/06/24
119番通報をして来てもらう救急車は、怪我や病気によって緊急で治療が必要な方が要請する公的なサービスです。 救急搬送数は年々増加していて、一件にかかる時間も増加しており、救急医療の負担は増加しています。 救急医療の負担が増えることで、救急車を呼んでから病院で治療や検査を受けられるまでの、待機時間が増えることにつながります。 このような負担をなるべく軽減するための、解決策の1つとなるのが「民間救急」とも呼ばれる患者搬送の民間サービス(患者等搬送事業)です。 本記事では、民間救急についての基本的な知識とその利用方法について解説します。
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民間救急の利用を考えている方へ

これまで、民間救急が担っている業務について、ご紹介してきました。

民間救急は今後発展していくことが期待される分野で、まだ全国で決まった定義や運用がなされていないのが現状です。

都道府県によっては、統一の受付センターのようなものを持っている場合もあれば、各事業者ごとに受付をしている場合もあります。

たとえば東京都では、「東京民間救急コールセンター」という電話窓口があります。

各区や市ごとに登録されている事業者を紹介してもらえますので、ご興味のある方はこちらのページを参照してみてください。

https://www.tokyo-bousai.or.jp/tokyo-callcenter/index.html#gsc.tab=0

リハビリや定期受診・入退院などにあたって、通院方法にお困りの場合は、まず担当のケアマネジャーやかかりつけ医に相談されるのがよいでしょう。

「通院方法に困って、受診をやめてしまった」という方も少なくありません。

そのような場合には、民間救急を利用するほか、オンライン診療・訪問診療へ切り替えるなど方法を考えることもできますので、かかりつけ医などへご相談ください。

まとめ

今回は、「救急車を呼ぶような状態ではないけど、自力での移動は難しい」という場合に活用が期待される「民間救急」についてご紹介しました。

民間救急は公的な救急車と異なり、病院間の転院搬送から通院、レジャー利用など幅広い利用用途があり、今後の活躍が期待されている分野です。

まずはこのような制度があるということを知っておいてください。

通院が難しい場合には、担当のケアマネジャーやかかりつけ医と相談の上、介護タクシーや福祉タクシーなど民間サービスの利用をご検討ください。

・消防庁. 患者等搬送事業指導基準等の一部改正について

https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/assets/291222_kyu216.pdf

・公益財団法人. 東京防災救急協会

https://www.tokyo-bousai.or.jp/tokyo-callcenter/index.html#gsc.tab=0

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本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。

具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。

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