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大人がはやり目になった場合は仕事を休むべき?
はやり目は感染症法や労働安全衛生法の対象となる感染症ではないため、仕事を休む必要はありません。[1]
しかし、はやり目は感染力がとても強い病気です。
職場によっては、集団感染を防ぐために、就業規則で出勤停止としている可能性もあります。
特に医療機関では、免疫が低下している患者が多く、職員のみでなく、患者にも集団感染を引き起こす可能性があります。
はやり目にかかった場合は、職場の就業規則を確認しましょう。
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はやり目で出勤するときの4つの対策
はやり目にかかった際は職場で出勤停止等の定めが特にない場合は出勤可能です。
しかし、アデノウイルスは非常に感染力が強く、周囲の人にうつさないために感染対策が必要となります。
感染を広げないために気をつけることをいくつか紹介していきます。
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目をこすらない
アデノウイルスに感染した目を手でこすることで手にウイルスが付き、感染が広がります。
人は無意識に顔や目を触ってしまいます。意識して目にふれないようにしましょう。
また、目にふれてしまった場合はすぐに手を洗うようにしましょう。
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こまめに手洗いする
アデノウイルスが付いた手でいろいろな物にふれることで感染が広がります。
手についたウイルスの多くは石鹸による手洗いで洗い流すことができる[2]ため、普段以上にこまめな手洗いを意識しましょう。
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ふれたものを消毒する
多くの人が共有して使用する物品などに触れた後は、可能な限り消毒しましょう。
消毒薬もアルコールではなく、塩素系漂白剤(ハイター®️、ブリーチ®️など)を使用してください。[3]
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必要時は眼帯を使用する
眼帯は症状が悪化する恐れがあるため、使用することをおすすめしません。
しかし、どうしても目を触ってしまう、感染リスクが高い子どもや免疫力が下がった人と接するため、感染対策に十分な注意が必要な場合は、短時間のみ使用しても良いです。
ただし、使用した眼帯はウイルスが付いており、感染源となるため、繰り返し使い回さず、毎回新しい清潔な物を使用しましょう。
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はやり目に子どもがかかったら保育園や学校は何日休む?
症状が治るまで約10日~2週間かかると考えられているため、この期間は休む方が良いと考えられています。
学校保健安全法には「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで」とありますが、出席停止になるのか、症状が良くなって何日で登園・登校してよいのかなどは園や学校によって対応が様々です。
そのため、何日間休むべきかは通っている園や学校、主治医に相談してみてください。
施設によっては「登園許可証」などの医師の意見書が求められる場合もあるので、登園する際に書類が必要かどうかも一緒に確認しておくと安心です。
はやり目で子どもが出席停止に!仕事は休める?
子どもがはやり目になってしまった場合、保育園や学校は休む必要があるので、保護者も仕事を休んで子どもの看病をしなければいけませんよね。
そんな時に使えるのが「子の看護休暇」制度です。[5]
子の看護休暇について説明します。
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どんな制度?
病気やケガにより子どもに看護が必要なときに取得できる制度です。
病気やケガの看病だけでなく、予防接種や健康診断などの場合にも使用することができます。
はやり目は法律で学校を休むべきと定められている感染症のため、子どもの看護のために休むべき正当な理由になります。
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対象者
小学校就学前までの子どもがいる労働者が対象です。
対象年齢の子どもがいる人であれば、パートやアルバイトの方でも利用することができます。
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取得可能日数
労働者1人につき最低1年間で5日(子が2人以上の場合は10日)取得できます。
この日数は法律で定める限度ですので、企業によって日数が異なります。
また、1日、半日、時間単位で取得することも可能です。
企業や雇用形態によって取得できる日数や有給か無給かに違いがあるので、勤務先に確認してみましょう。
はやり目とは
ここからは、はやり目の一般的な症状や治療法について解説します。
はやり目とは流行性角結膜炎といい、アデノウイルス感染による目の感染症です。
感染することで、角膜と結膜の両方に炎症が起こります。
アデノウイルスは感染力がとても強いウイルスです。
多くは、目を触りウイルスが付いた手でいろいろな物にふれ、それを他の人がふれることによって感染が広がります。
はやり目の症状・治療法について知ろう
はやり目の症状や治療法はどのようなものがあるでしょうか?
どのくらいでかゆみや充血などの症状がよくなるのかも気になりますよね。
症状の経過についても解説します。
はやり目の症状
はやり目になった場合に現れる主な症状は以下の通りです。[6]
- まぶたが腫れる
- 涙が出る
- 目やにが増える
- まぶしく見える
- 目がかすむ
アデノウイルスの潜伏期は8~14日とされており、朝、目が開けられないほどの大量の目やにが出始めるなど、急に発症します。
感染力が強いので両眼で感染していることが多いですが、最初に症状が出た眼の方が症状が強く出る傾向があります。
耳前リンパ節という、耳のすぐ隣にあるリンパ節が腫れ、触ると痛む場合、ウイルスがリンパ節まで及んでいる証拠です。
角膜まで炎症が広がると角膜が傷つき、透明度が低下し混濁してしまい、角膜混濁は完治まで数ヶ月かかる場合があります。
はやり目の治療方法
アデノウイルスに対して有効な薬はありません。[6]
自分自身の免疫力で自然治癒するのを待ちます。そのため、治療は基本的に対症療法です。症状に対して処方される薬は以下の通りです。
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抗炎症剤の目薬:目が充血し炎症を起こしている場合
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ステロイドの目薬:角膜まで炎症が及び角膜に混濁が見られる場合
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抗菌剤の目薬:アデノウイルス以外の細菌に感染している場合
対症療法しか治療法はないから受診をしないでいた場合、感染が広がったり、角膜混濁などで治療が長期化することがあります。
「はやり目かも」と思ったら早めに受診をするようにしましょう。
はやり目の経過は?どのくらいで治る?
約1〜2週間の潜伏期間の後に発症し、一般的症状のピークは発症後1週間後です。
1週間を過ぎた頃には目の充血や目やにといった症状は軽くなります。
通常、発病後2〜3週間程度で治ります。
しかし、角膜が炎症を起こし、目のかすみを感じる角膜混濁となった場合は、完治まで数ヶ月かかることもあります。
角膜混濁に関しては治療が必要な場合もあるため、はやり目にかかって2週間程度経っても症状がよくならない場合は再度眼科で検査するようにしましょう。[7]
はやり目かも?4つの初期症状をチェック
はやり目は感染力の強い病気です。家族間でうつった場合、初期症状を確認し、早めに治療するようにしましょう。
【このような症状があれば要注意!】[8]
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急に白目が赤くなる
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目やにがたくさん出る
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勝手に涙が出てくる
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まぶたが腫れる
上記のような症状があれば感染が疑われます。早めに病院を受診しましょう。
はやり目を家族にうつさないためにできる予防法
はやり目は5歳未満の子供と30代で患者が多く見られます。[9]
これは子供とその親世代です。家庭内感染が非常に多い感染症であるため、家での過ごし方に注意しましょう。
予防の基本は接触感染予防を徹底することです。
家庭感染の多くは、感染した人とタオルを共有した際に家族にうつります。
目にふれる可能性のあるタオルや目薬などは、個人用にして分けて使うようにしましょう。
家族にうつさないための対策方法をいくつか紹介します。
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こまめに手洗いする
感染した人がウイルスが付いた手で物にふれ、その物を家族がふれ、その手で目をこすることで家族も感染してしまいます。
はやり目にかかった場合はいつもよりこまめに手を洗うことを心がけましょう。
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タオルは共用しない
家族でタオルを共有し、顔をふくことで、ウイルスがタオルを介して直接顔に付着してしまいます。
アデノウイルスは潜伏期間が1週間ほどあるため、症状がない家族も感染している可能性があります。
家族の中にはやり目にかかった人がいる場合は、タオルは家族全員個人用を使用するようにしましょう。
もしくは、ペーパータオルなどの使い捨てタオルを使用しても良いでしょう。
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食器を共用しない
アデノウイルスは喉にも感染します。
はやり目にかかっている際、眼のみではなく、喉にもウイルスがいる場合があり、口からの感染予防も必要です。
食器を共有することで、喉にいるアデノウイルスが家族にも広がる可能性があります。
はやり目にかかっている家族がいる時は喉の感染にも注意して、食器も個人ごとに分けるようにしましょう。
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お風呂は最後に入るか、シャワーで
感染した人がお風呂につかると湯船にウイルスが広がります。
発症後2〜3週間は、はやり目にかかった人は湯船には一番最後に入るようにしましょう。
もしくは、シャワーのみで済ませるようにしましょう。
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ふれたところはこまめに消毒する
無意識に目を触ってしまうことがあります。その手でいろいろな物にふれることで、家中にウイルスを広げてしまいます。
よく触るものやふれたところはなるべく消毒しましょう。
消毒薬はアルコールではなく、塩素系漂白剤(ハイター®️やブリーチ®️)を使用しましょう。
はやり目を1日でも早く治したい!自宅でできる対処法
目のかゆみやゴロゴロとした違和感はつらい上に、目の充血や目やには見た目にも影響するので、少しでも早く治したいですよね。
自宅でできるはやり目を早く治す方法を紹介します。
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目をこすらない
目の炎症が起きているので、目をこすると眼球が傷つき、症状がさらに悪化してしまいます。
かゆみや目がゴロゴロするなど気になる違和感があるかとは思いますが、目薬で対応し、手で触らないようにしましょう。
また、両眼が感染しないために、もし片眼を触ってしまった場合はその手で逆の眼にはふれないようにしましょう。
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コンタクトレンズの使用を控える
コンタクトレンズは眼への刺激になります。
ウイルスによって炎症が起きた眼に刺激を与えると炎症の悪化に繋がってしまうので、目の充血や目やになどの症状がある場合は、コンタクトレンズの使用を控えるようにしましょう。
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メイクは控える
アイシャドウやマスカラは目に細かな粉が入ってしまうことがあります。
異物が眼に入ることで弱った角膜が傷ついてしまったり、炎症がさらにひどくなったりしてしまうため、特にアイメイクは控えた方がいいでしょう。
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安静にする
アデノウイルスは特効薬はなく、自分自身の免疫機能によって治す必要があります。
免疫機能が低下していてはなかなか治りにくくなってしまうため、安静にするよう心がけ、栄養と休息を意識した生活を送るようにしましょう。
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眼帯は使用しない
早く治すためには眼帯はしない方がよいでしょう。
眼帯の中でウイルスが増殖してしまうリスクや、毎回眼帯を交換しない場合は眼帯 自体が感染源となってしまうからです。
どうしても眼にふれてしまう場合や、やむを得ない場合を除いて、なるべく眼帯をしないようにしましょう。
眼帯をする場合は、外したら毎回新しい物を使用するようにしましょう。
まとめ
はやり目はアデノウイルスに感染することで発症する目の感染症です。
感染力がとても強いウイルスですが、指定感染症ではないので、必ずしも仕事を休まなければならない病気ではありません。
しかし、企業によっては休む必要があると判断される場合があるため、はやり目で仕事を休む必要があるかどうかは会社の就業規則を確認しましょう。
子どもがはやり目になった場合、保育園や学校で指示された期間は休まなければなりません。
その時に仕事を休む場合は「子の看護休暇」を利用して仕事を休むことができます。
ただ、勤務日数や有給/無給などは会社によって異なるため、利用する際は就業規則を確認しましょう。
はやり目は感染力が強いため、家族や周りの人にうつさないための対策が必要です。
【はやり目を広げないための対策方法】
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こまめに手洗いする
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タオルは共用しない
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食器を共用しない
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お風呂は最後に入るか、シャワーで
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ふれたところはこまめに消毒する
無理せず休み、出勤する場合は適切な感染予防対策をとりましょう。
また、かゆみや目の違和感などの辛い症状を早く治すために自宅でできることもあります。
【はやり目を早く治すための対処法】
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目をこすらない
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コンタクトレンズの使用を控える
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メイクは控える
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安静にする
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眼帯は使用しない
はやり目にかかった時は、適切な感染対策と早く治すための対処法を心がけるようにしましょう。
病院に行く時間がなかなか取れない人におすすめしたいのが、ファストドクターのオンライン診療です。
スマホのビデオ通話で医師に診察してもらえるので、移動時間や待ち時間を家で過ごせます。
タイパ(タイムパフォーマンス)を上げたい方におすすめです。
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参考文献
[1]疾病・感染症による「就業制限(就業禁止)」とは?法令(労働安全衛生法・感染症予防法)の内容と就業規則の規定例(記載例)を解説
[2]アデノウイルス
[5]子の看護休暇とは?無給or有給?取得条件や取得方法をわかりやすく解説
本記事に掲載されている情報は、一般的な医療知識の提供を目的としており、特定の医療行為を推奨するものではありません。
具体的な病状や治療法については、必ず医師などの専門家にご相談ください。