「人的資本経営」に取り組むことが求められるようになった近年。
多くの企業で具体的な実践をどうすればよいか、お悩みではないでしょうか?
本講演では、人的資本投資の潮流や投資のポイント、人事がとるべきアクションについて
具体事例を元に解説します。
※同業の方、個人の学習目的の方のご参加はご遠慮いただいております。
オープニング
東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授 古井祐司氏 講演
持続可能な経営を支えるのは、リスクマネジメントと企業価値の向上です。
突然死の割合が最も高い40代に注目し、体調不良に伴う労働生産性の損失額100万円/年*を抑えるポイントや、企業による人的資本投資を支援する仕組みや事例をご紹介します。
*健康リスクの高い人と低い人の労働生産性の損失額の差
ファストドクター株式会社 CFO 中川修平 講演
人的資本経営や人的投資に取組む際に重要なのは、その投資対効果とサステナビリティです。
人材の生産性に関わるプレゼンティーズム(疾病をかかえたままの就業)やアブセンティーズム(疾病による欠勤・病欠)に対する具体的な取り組みや、データモニタリングやPDCAを通した中長期的な投資価値の向上について解説します。
質疑応答
東京大学大学院医学系研究科修了、医学博士(2000年取得)。専門は予防医学。
東京大学附属病院特任助教、自治医科大学客員教授などを経て、2018年より東京大学未来ビジョン研究センター特任教授を兼務。政府の経済財政諮問会議専門委員として骨太方針の策定過程にも関わる。30代で創業したヘルスケアベンチャーでの経験を通して人的資本投資の重要性を認識する。
2003年に慶應義塾大学大学院を修了後、三井住友銀行・みずほ証券株式会社・Mizuho Securities USA Inc.でファイナンス業務に従事。 2018年からスタートアップ業界へと籍を移し、株式会社ココナラをCFOとして上場させた後、2022年からファストドクターのCFOに就任。