ぎっくり腰の特徴・症状と治療法について【医師監修】

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/05/22
このページでは、ぎっくり腰の症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。
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ぎっくり腰について

ぎっくり腰の特徴・要因・症状

ぎっくり腰の特徴

ぎっくり腰というのは、重量物を持ったとたんに腰が急に痛くなって動くことができなくなるものです。

ぎっくり腰は、急性腰痛と正式には言います。

腰痛として急に発症したもので、痛みが激しいために「魔女の一撃」とも欧米では言われています。

ほとんどの場合は、自然に1週間~2週間くらいで回復します。

しかし、痺れや痛みというような症状が下半身に現れた場合、あるいは時間が経っても回復しない場合などは、病気の椎間板ヘルニアなどが潜んでいる場合があるため注意しましょう。

ぎっくり腰の要因

ぎっくり腰の主な要因としては、長時間の不自然な中腰や立ち仕事、良くない姿勢、疲れ、冷え、運動不足、肥満、ストレス、古傷などがあります。

特に、背骨の歪みや筋肉の疲れが溜まることで、ぎっくり腰はよく起きると言われています。

このような場合に、先にご紹介したような要因がきっかけになって発症する場合がほとんどですが、腰の病気をもともと持っており、無理な姿勢を特にしていないにも関わらず発症する場合も中にはあります。

ぎっくり腰の症状

初めは痛みが非常に強いために自由に歩けなかったり、横になるのみでも痛くなったりする場合が多くあります。

前かがみにちょっとなったり、寝て横向きになったりすると、痛みが軽くなる場合が多くあるようです。

しかし、痛みが激しい割には、病院ですぐに診てもらう必要があるような重症の場合は多くありません。

しばらく安静にすると、ほとんどの場合痛みは軽くなります。

ぎっくり腰の診断と検査

ぎっくり腰でも、割合症状が軽くて動ける場合は、医療機関ですぐに診てもらう必要はありません。

特に、サポートを周りの人が行ってくれる場合は、医療機関を無理に受診しないで、症状が回復するのを待つのも方法の一つです。

しかし、酷い痛みがあって全く動けなかったり、だんだん痛みが酷くなってきたり、排便・排尿がしにくかったり、ジンジン・ピリピリなどの異常な感じなどが脚に現れたりしている場合は、整形外科ですぐに診てもらいましょう。

ぎっくり腰の要因を特定する検査はないので、身体所見でどのあたりの腰が痛いか、レントゲン撮影によって骨折などがないかを調べます。

神経症状がある場合は、MRI検査を行ったり、あるいは治療歴や服薬歴などを確認したりする場合もあります。

このようなことによって、他の骨折などの可能性を調べてから、最終的にぎっくり腰かを診断します。

ぎっくり腰の治療法

ぎっくり腰になった際に自分でケアする方法についてご紹介しましょう。 

  • 安静にする

ぎっくり腰の場合は、炎症が何らかの腰部の組織に起きています。

無理に動かそうとする人もいますが、炎症は動くほど酷くなり、時間も回復するまでにかかります。

そのため、ぎっくり腰になった場合は、できるだけ数日間は安静にしましょう。

病院で診てもらう場合は、ぎっくり腰になった数日後のちょっと動けるようになってからにしましょう。 

  • 冷やす

炎症が起きているところを温めると、炎症が余計に酷くなって、痛みも強くなってきます。

そのため、ぎっくり腰になった場合は、冷やすために氷をビニール袋に入れたものを当てるなどしましょう。

15分間~20分間程度冷やした後に離して、元に皮膚の感覚が回復すればまた冷やします。

冷やすことは、炎症を抑えるのみでなく、痛みを感じるのが麻痺するため、痛い場合は非常に効果が期待できます。

保冷剤を使うのもいいでしょうが、凍傷になるリスクがあるため十分に注意しましょう。

また、炎症を抑えるために湿布を使うことも効果が期待できますが、ほとんど冷やす効果は湿布にはないため、ぎっくり腰になった時には湿布ではなく直接氷で冷やすことが大切です。

ぎっくり腰の予防

ぎっくり腰の場合は、長時間の同じ姿勢、運動不足、疲れ、肥満、冷えなどが要因になって、背骨の歪みや筋肉のコリが起きることによってよく発症するものです。

そのため、一旦ぎっくり腰が治っても、同じ状態が継続するとまた発症するようになります。

ぎっくり腰を予防したり、再発を防いだりするためには、次のようなことに注意することが大切です。 

  • 重量物を持ち上げるなど、大きな負担が腰にかかるような動きをする場合は十分に注意する
  • 長時間の座り仕事、立ち仕事をする際は休みを時々とる
  • 中腰や前屈みの姿勢は最も負担が腰にかかるので、やむを得ない時などはストレッチを行う
  • 特に、腰部をサポートしている腰椎の周り筋肉や関節、靭帯の機能をアップするように、適度にウォーキングや腰痛体操などの運動を行う
  • 肥満の解消・予防を運動や食事によって心がける

ぎっくり腰になれば、痛みが非常に激しくなって全く動けなくなり、家事も仕事も数日間は休むようになってしまいます。

このようなぎっくり腰にならないように、予防をまずは心がけましょう。

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記事監修
  • 名倉 義人
    救急科専門医

    ・平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事 ・平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間勤務し専門医を取得 ・平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務 ・令和元年 新宿ホームクリニック開院

    日本救急医学会、日本整形外科学会

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