かぶれ(接触性皮膚炎)の特徴・症状と治療法について【医師監修】

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/05/22
このページでは、かぶれ(接触性皮膚炎)の症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。
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かぶれ(接触性皮膚炎)について

かぶれ(接触性皮膚炎)の特徴・症状

かぶれ(接触性皮膚炎)の特徴

かぶれ(接触性皮膚炎)は、外的な何らかの刺激が皮膚に触れることによって、触れた箇所に赤いぶつぶつの紅斑や皮膚の盛り上がりの丘疹、または水が中にある水疱というような湿疹が現れるものです。

かぶれ(接触性皮膚炎)の特徴は、触れた箇所と触れていない箇所で境界がはっきりと分かることです。

痛みやかゆみが伴うこともあります。

かぶれ(接触性皮膚炎)は、「アレルギー性接触皮膚炎」と「刺激性皮膚炎」にさらに分かれます。

刺激性皮膚炎の場合は、湿疹が原因物質に触れると起きます。

原因物質そのもが持っている毒性や刺激によってかぶれるので、誰にでもアレルギーとは無関係に起きます。

アレルギー性接触皮膚炎の場合は、何回もアレルゲン物質という原因物質に触ることによって湿疹が現れます。

原因であるアレルゲン物質を除去することによって、割合軽くなる場合が多くあります。

かぶれ(接触性皮膚炎)の要因

かぶれ(接触性皮膚炎)は、虫や植物の毒などの原因物質そのものが持っている毒性や刺激によって症状が起きます。

アレルギー性接触皮膚炎の要因は、個人によってさまざまで、いろいろな物質が要因になりえます。

植物のつたうるしなどや金属系のネックレス、アクセサリー以外に、皮膚に触れる身近なものの中でも、多くの原因物質になるものがあります。

原因物質に触れてから、赤く発疹する症状が数分後~3日以内に現れることが多くあります。

かぶれ(接触性皮膚炎)の症状

ここでは、かぶれ(接触性皮膚炎)の具体的な症状についてご紹介しましょう。

ある特定のところに繰り返してできる場合は、かぶれ(接触性皮膚炎)の可能性があります。

症状が全身に現れる場合もありますが、ほとんどの場合は限局性の一部の体にできるものになります。

限局性であれば、いつも露出している顔・頭・眼の周囲・口の周囲・耳の周囲・手・首などに多く現れます。

しかし、かぶれ(接触性皮膚炎)が、いつも露出していない箇所でも起きることがあります。

湿疹は、紅斑という赤い小さなぶつぶつとしたものや、紅色丘疹という皮膚が盛り上がったようなもの、あるいは水疱という水が中に入った盛り上がりのものなど形状はいろいろです。

一般的に、湿疹は原因物質と触れた箇所にのみできるので、はっきりとこの境界が分かります。

また、炎症反応を伴うので、痛みやかゆみが伴う場合もあります。

かぶれ(接触性皮膚炎)の診断と検査

急にかぶれ(接触性皮膚炎)の症状が現れて、腫れもかゆみも酷く、原因物質が分からない場合は、アレルギー科や皮膚科を受診しましょう。

かぶれ(接触性皮膚炎)を治療する際は、基本的に、刺激になる原因物質を排除します。

まず、問診によって、職業、日常生活、趣味、かぶれ(接触性皮膚炎)が発症する前の日の行動などを聴いて原因物質を推定します。

原因物質は、使うと必ずかぶれ(接触性皮膚炎)が起きます。

疑わしいものであれば、使わないようにしましょう。

かぶれ(接触性皮膚炎)の場合は、要因がパッチテストで特定できる場合があります。

パッチテストは、疑わしいアレルゲン物質がある場合に、反応を見るためにこの物質を肌に少し塗ってみる検査です。

パッチテストの場合は、絆創膏などにアレルゲンを48時間貼ったままにして、この反応を48時間後、72時間後、1週間後にそれぞれチェックします。

パッチテストを実施したい場合は、相談を皮膚科でしてみましょう。

かぶれ(接触性皮膚炎)の治療法

かぶれ(接触性皮膚炎)を治療する方法としては、薬物療法があります。

かゆみや炎症を少なくするために、医師の指示によってステロイド外用剤、ステロイド剤の内服薬、抗ヒスタミン薬などが処方されます。

この他に、症状を悪化させないための生活指導、原因物質の除去指導など、症状に応じた治療が行われます。

かぶれ(接触性皮膚炎)の予防

ここでは、かぶれ(接触性皮膚炎)を予防するために、日常生活で注意することについてご紹介しましょう。

  • アレルゲン(原因物質)を避ける

原因物質が分かると、できる限り代替品を使用しましょう。

身体からアレルゲンを遠ざけて、かぶれ(接触性皮膚炎)を予防しましょう。

  • 同じ化粧品などを使用し続けない

皮膚の状態が良くない場合に同じ化粧品を使用し続ければ、皮膚の内部に原因物質が侵入して、かぶれ(接触性皮膚炎)が起きる場合があります。

化粧品、メガネフレーム、シャンプーなど、従来から使用してかぶれ(接触性皮膚炎)が起きなかったものでも、長期間使わないようにして商品を変更しましょう。

  • かゆみが多くなるものを避ける

かゆみが多くなるものとしては、

  • 運動
  • 長風呂、サウナ
  • 香辛料
  • アルコール
  • ストレス
  • 発汗
  • 睡眠不足
  • ハウスダスト

などが挙げられます。

かゆみが肌にある場合は、血液の流れは体が温まると良くなって、強いかゆみが現れるため、血液の流れが改善されるような食事・行動は止めましょう。

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記事監修
  • 名倉 義人
    救急科専門医

    ・平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事 ・平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間勤務し専門医を取得 ・平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務 ・令和元年 新宿ホームクリニック開院

    日本救急医学会、日本整形外科学会

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