喉頭乳頭腫(こうとうにゅうとうしゅ)とは?症状と原因、治療法について

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/05/22
喉頭乳頭腫(こうとうにゅうとうしゅ)は喉にできる良性の腫瘍で、乳頭やカリフラワーのような形のできものである場合が多いです。 HPVウイルスに感染することが原因とされており、症状としては声が枯れたり、悪化すると呼吸困難になってしまう可能性がある病気です。 大人の場合、そのままがん化してしまうリスクが高いため、治療を早期に行うことが重要です。 この記事では喉頭乳頭腫の特徴や詳しい症状、治療法を解説しています。 喉頭乳頭腫を予防する方法も紹介していますので、是非最後までお読みください。
自宅で婦人科診察

ファストドクターの婦人科専門オンライン診療では、月経困難症、PMS、更年期障害などの症状を診察することができます。

夜間休日も診察可能で、自宅にピルや漢方薬、鎮痛剤をお届けします。

「仕事で病院に通えず症状が辛いまま放置している」といった問題ならファストドクターで今すぐ解決することができます。

些細な症状でも、一度医師に相談してみませんか?

喉頭乳頭腫について

喉頭乳頭腫(こうとうにゅうとうしゅ)の特徴・症状

喉頭乳頭腫の特徴

喉頭乳頭腫というのは、良性の喉頭の腫瘍です。
口の粘膜にいぼやカリフラワー、乳頭のような形のできものができるのが特徴です。

発生する箇所は全体の喉頭になり得ますが、最も多く発症するのは声帯とされています。

良性ですが、高い再発率があり、喉頭乳頭腫が成人の声帯にできた場合は、悪性に稀に変わる場合もあります。

喉頭乳頭腫の原因

喉頭乳頭腫は、HPVウイルスというヒト乳頭腫ウイルスが感染することが原因とされています。

声帯などにHPVウイルスが発生して、粘膜上皮の下で繫殖するため感染が起きます。

喉頭乳頭腫は、この感染が原因で発生します。

成人であれば、腫瘍が形成する際に6型と11型のHPVウイルスが関係すると言われています。

一方、乳幼児であれば、母親から生まれる時に感染すると考えられています。

メインの治療法は、手術をレーザーによって行うものですが、特に喉頭乳頭腫は発生率が乳幼児において高く、成人になるまで手術を何回も行うことが必要になる場合も多くあります。

喉頭乳頭腫の症状

喉頭乳頭腫の症状は、声がれが声帯の振動が妨害されることによって起きます。

気管に進むこともまれにあり、気道が塞がれる場合があります。

喉頭乳頭腫は、子供にも成人にも起き、呼吸が難しくなる場合があるため注意が必要です。

これ以外の症状としては、

  • 腫瘍が声帯全体に拡大することによって発声することができない
  • 小児の場合、チアノーゼ(皮膚が青くなること)や気道狭窄が起きる場合もある

などが挙げられます。

腫瘍ができるところや大きさによって症状が悪くなる場合があります。

また、喉頭乳頭腫は、高い再発率で治療が困難です。

治療法としては、腫瘍を手術によって切除するものですが、個人によっては再発することで手術が何十回も必要になる場合もあります。

成人の場合は、まれにがんになることもあるので、経過を予後に観察することが大切になります。

ただの口内炎か腫瘍かわからない

口内炎を伴うただの風邪だと思っていて、乳頭腫と気づかない場合があります。

病院に行くべきか様子を見た方がいいのかわからない時はファストドクターの24時間無料医療相談にお電話ください。

自動音声で「2」を選択すると看護師が対応し、病院受診のご相談を伺います。

場合によってはそのままファストドクターで診察することも可能です。

不安な症状は放置せず、まずは一度症状を聞かせてください。

喉頭乳頭腫の診断と検査

喉頭良性腫瘍を検査する方法は、喉頭鏡を使用するものやファイバースコープを使用するものがあります。

また、腫瘍としては悪性のものや良性のものがあり、良性の場合でもいろいろな種類があります。

そのため、腫瘍の転移状況や範囲の詳しい検査を、細胞診、超音波検査、CT検査などによって行います。

喉頭乳頭腫の治療法

喉頭乳頭腫の治療法は、基本的に手術です。

乳頭腫を、口の中から全身麻酔によるレーザーや喉頭顕微鏡手術で切除します。

ヒト乳頭腫ウイルスが増殖発育するのは粘膜の表皮であるため、焼くのは深部まで行う必要がなく、レーザー治療としてはほとんどの場合炭酸ガスレーザーが使われます。

しかし、全体の声帯に拡大していると、ワクチン投与やインターフェロン治療、漢方薬を使用した治療、抗DNAウイルス薬の投与も補助的な治療法として行なわれます。

ワクチン投与の場合は、特に、尖圭コンジローマに母親が感染している際に誕生した子供が、喉頭乳頭腫を発症するのを防ぐ目的もあります。

基本的に、喉頭乳頭腫は腫瘍の良性のものであるため、子供であればそのままにしておいても自然に治る場合もありますが、多くは再発します。

一方、大人であれば、がん化するリスクが高いので、治療を早期に行う必要があります。

喉頭乳頭腫の予防

悪くなってがん化しないように、喉頭乳頭腫を予防する方法についてご紹介しましょう。

  • 外科手術

喉頭乳頭腫は、多くの場合は良性です。

そのため、ほとんどの場合は摘出しないで経過を診る方が多くなりますが、少なからず悪くなるリスクもあります。

しかし、良性の腫瘍でも、リスクを回避するためには摘出する方がおすすめです。

また、腫瘍ができているところによっては、摘出すると暮らしやすくなります。

  • HPVワクチン

一部のヒト乳頭腫ウイルスに対応するHPVワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン、子宮頸癌ワクチン) と言われるワクチンがあります。

6型、11型、16型、18型のヒト乳頭腫ウイルスの感染を、このワクチンは予防します。

このワクチンは、尖圭コンジローマ、子宮頸癌などのがんの発生に関係するヒト乳頭腫ウイルスの感染を予防します。

2009年に日本においては導入されていますが、3回の接種の費用は高額な4万円~5万円になります。

そのため、このワクチンはその当時はあまり使われませんでした。

その後、市区町村が実施する接種事業を厚生労働省が2010年に助成したことによって、中学生から高校生に相当する女性は接種を安い金額で受けられたり、無料で受けられたりするようになりました。

接種する際には、助成金が住んでいる市区町村であるか確認してみましょう。

このワクチンを接種した場合は、局所反応が注射したところに副作用として起き、痛みがあることがあります。

これ以外のワクチンと接種する際の痛さは同様ですが、筋肉にこのワクチンは注射するので、筋肉痛のような痛みが注射した後には継続します。

頭痛や胃腸の不調がワクチンを接種した後にある場合も中にはありますが、ワクチンの副作用とこのようなことは無関係であると言われています。

アプリ1つでどんな症状も解決

ファストドクターのオンライン診療は保険適用で内科・小児科・整形外科から、婦人科、生活習慣病などの幅広い症状に対応しています。

発熱などの症状では自宅にコロナやインフルエンザの検査キットをお届けすることも可能です。

病院探しをしたり、受診時間を確認することなくスムーズに診察ができます。

夜間休日の病院が開いていない時に備えて、アプリをダウンロードしておきませんか?

記事監修
  • 名倉 義人
    救急科専門医

    ・平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事 ・平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間勤務し専門医を取得 ・平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務 ・令和元年 新宿ホームクリニック開院

    日本救急医学会、日本整形外科学会

FastDoctor
ドクターの往診・オンライン診療アプリ
往診もオンライン診療も
アプリから便利に相談
App Storeからダウンロード
Google Playで手に入れよう
TOP医療コラム喉頭乳頭腫(こうとうにゅうとうしゅ)とは?症状と原因、治療法について