めまいの特徴・症状と治療法について【医師監修】

公開日: 2024/02/05 更新日: 2024/02/05
このページでは、めまいの症状や治療法、今すぐ医師に相談したい場合の方法についてお伝えしています。

めまいについて

めまいの特徴・要因・症状

めまいの特徴

めまいというのは、自分や周りが移動していないにも関わらず、移動している感じがする感覚の異常なものです。

例えば、めまいは、コーヒーカップに遊園地で乗った後に回っている感じがしたり、飲酒した際にフラフラしたりするというような感じが病的に現れることであると考えるといいでしょう。

めまいの要因

からだのバランスを維持するためには、情報として耳からのもの、眼からのもの、筋肉などからのものが必要です。

脳にこのような情報が伝わって正しくこの情報が整理されると、バランスが上手く維持できるようになっています。

そのため、この仕組みのどこかにトラブルがあればめまいが起きます。

めまいの最も多い要因は、耳であると言われています。

耳の機能としては、音を聞くものと身体のバランスを維持するものがあります。

そのため、障害が耳にあれば、めまいがする、耳鳴りがする、聞こえない、ふらつきがあるというような症状が現れます。

耳鳴りがする、聞こえないといような症状が無くても、問題が耳の機能にあり得ます。

耳鳴りがする、聞こえないなどの症状がない場合でも、耳に要因があってめまいが起きる場合があります。

めまいの要因としては、耳の病気の他に脳の病気、内科的な高血圧や貧血、不整脈などの病気、精神的なうつ病・パニック障害などの病気、婦人科の更年期障害などの病気などの全身的な病気が挙げられます。

めまいの要因が、一回の検査で分からない場合やいろいろな検査をしてもなかなか特定できない場合もあります。

めまいの症状

めまいの症状としては、フラフラする、グルグルまわる、グラグラする、フワフワする、立ちくらみがする、暗く眼の前がなる、歩く際にふらつく、血の気が引くように感じるなどというようなものです。

耳の症状の耳鳴り、聞こえない、周りの音が響く感じがする、耳がつまる感じがするなどというようなめまいでないものが現れる場合もあります。

自律神経系の症状の嘔吐や吐き気、動悸、顔面蒼白、冷や汗というようなをものが現れる場合も多く、この自律神経症状がめまいが起きた際には強く現れるので気分が悪くなります。

また、脳の病気の場合は、ろれつがまわらない、手足がしびれる、二重にものが見える、頭が激しく痛む、意識障害になるなどが現れる場合があります。

めまいの診断と検査

問診では、めまいが起きた際の時期、時間、めまいの状態などの詳しい状況、生活歴、既往歴が聞かれます。

めまいを診断する際には非常に大切なてがかりになるので、最初の問診の際は時間がかかります。

めまいの症状は、非常に眼の動きに鋭く現れます。

めまいが起きている際は眼振という眼が揺れており、特殊なめがねでこの状態を観察したり、眼振を機械的に記録したりします。

お湯や水を耳の外耳に入れて、三半規管という耳の奥にあるものの機能を確認する検査を行います。

体のふらつきの状況を、眼を閉じたり、開けたりしている際に機械を使用して記録します。

真っ直ぐ歩いたり、足踏みしたりすることで、左右いずれかに体が偏るかを確認します。

耳がめまいの要因であることが多いので、耳の一つの検査として聴力検査を行います。

耳のレントゲン検査、CT検査、MRI検査などが必要なこともあります。

めまいの治療法

めまいを治療する方法は、血液循環改善剤、安定剤、自律神経調節剤、吐き気止め、抗めまい剤、利尿剤などの内服薬での薬物治療が基本です。

めまいが繰り返して起きている場合は、治療をめまいが起きている際に行う以外に、めまいが再発しないようにしばらく継続します。

理学療法も、良性発作性頭位めまい症であれば採用されます。

回転性めまいが起きた後などに継続する軽いめまいや良性発作性頭位めまい症の場合は、体を積極的に動かす運動療法、首を回す、左右上下に頭を動かす、寝る・起きる・寝返りするというようなことを繰り返すなどのリハビリも効果が期待されます。

また、めまいの要因としては、精神的な病気、心因的なものもあります。

そのため、治療は精神面においても必要なこともあるため、状況に応じて精神科や心療内科を受診する場合もあります。

めまいの予防

めまいの場合は、ストレス、睡眠不足、疲れなどが要因になるため、このようなものを普段の生活において軽くすることも大切です。

また、めまいがよく起きるのは、天気が良くない場合やシーズンの変わり目もあるため、このような時期は特に体調をコントロールすることも大切です。

めまいのことだけを普段の生活において考えていると、ストレスにこのこと自体がなって、さらにこのストレスがめまいの要因になるため、ストレスを発散する方法を考えるようにしましょう。

聞こえにくい、耳鳴りがする、耳が詰まっている感じがするなどの症状が現れた場合は、めまいが起きる恐れがあるので、めまいはある程度予知できます。

記事監修
  • 名倉 義人
    救急科専門医

    ・平成21年 名古屋市立大学医学部卒業後、研修先の春日井市民病院で救急医療に従事 ・平成23年 東京女子医科大学病院 救急救命センターにて4年間勤務し専門医を取得 ・平成27年 東戸塚記念病院で整形外科として勤務 ・令和元年 新宿ホームクリニック開院

    日本救急医学会、日本整形外科学会

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