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日本の救急医療について①

こんにちは、ファストドクターです。
今回は2回に分けて、日本の救急医療の問題点についてお伝えしたいと思います。

まずはじめに、平成26年の救急車の出動件数は、年間598万2849件(総務省)で、前年と比べて約7万件増という結果でした。この数字は年々増加しており、さらに搬送された患者の内訳をみてみると、およそ半数以上は軽症者(入院を必要としなかったもの)だったようです。

軽症者による利用が増えたことによって、救急車の現場到着までにかかる所要時間はこの10年で2分以上遅くなっており、重症者の治療に支障を来しています。

救急車の適正利用は、消防庁の呼びかけによってようやく最近になって認知され始めましたが、まだ不十分です。

私たちは、ファストドクターの往診診療を通じて、軽症者は在宅で解決し、重症者は病院へ搬送する。そんな流れを少しでも後押しできれば、救急医療にまつわる問題点を少しでも改善できるのではないかと考えています。  
つづく

【ファストドクターは、都内限定の夜間救急病院です。次世代型の往診で、医療をもっと便利にします。
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