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足の痛み。外脛骨?

こんにちは、ファストドクターです。
今日は外脛骨についてお話しします。

足の内側に舟状骨という骨があり、この先端に余剰骨(余分な骨)が備わっている人がいます。これは外脛骨と呼ばれ、捻挫後などに痛みの原因となることがあります。病気としては有痛性外脛骨といい、大まかに3つに分類されます。Veitch分類といって、タイプ1は舟状骨と外脛骨が分離しているもの。タイプ2はこれらが線維性に癒合しているもの。タイプ3は完全に骨癒合しているものです。タイプ2では捻挫後などに痛みを生じやすいと言われます。

さて、舟状骨には後脛骨筋腱が付着しており、これの機能が落ちた扁平足の方は有痛性外脛骨の症状が悪化しやすいと言われます。これらの治療法としては足底板が有用です。一般にはこれで十分痛みは抑えられますが、どうしても治らない場合は手術で骨を取ってしまう方法もあります。かかりつけ医と相談して治療法を決めていくようにしましょう。

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