肘が痛い!テニス肘?
こんにちは、ファストドクターです。
今日はテニス肘についてお伝えします。
肘の外側の痛み、医学的には上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と言われますが、手首や手指を伸ばす筋肉を酷使すると同筋の付着部である肘の痛みを発症します。
ご自宅でもできるテニス肘の簡単な診断法として、
1.Chairテスト(患者さんに肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう)
2.中指伸展テスト(検者が中指を上から押さえるのに抵抗して、患者さんに肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう)
治療法は、手首や指のストレッチのほか、市販品のテニスエルボ用のサポーターを利用すると、ある程度痛みは落ち着きます。再発予防に500mlのペットボトルで手首を鍛える筋力トレーニングが有用なことがあります。
ステロイドの注射は短期的な除痛には効果的ですが、一年後の成績には変化をもたらさず、さらにステロイドの副作用で筋肉の付着部にある腱を痛める恐れがあるため、注射をする際は、状況に応じて慎重に判断しましょう。
テニス肘は長引くことが多いですが、根気よく治していきましょう。
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