突き指してしまった!
こんにちは、ファストドクターです。
今回は突き指をしてしまったときの対処法についてお話しします。
突き指は日常的に起こる外傷の一つで、特にバスケットボールやバレーボール等の球技で頻発します。突き指によって様々な病態が引き起こされますが、指に腫れと痛みがある程度であれば、RICE(Rest 安静、Icing 冷却、Compression 圧迫、Elevation 挙上 )を徹底して腫れを引かすことが最も大切な治療法になります。
しかし、指が変形していたり、伸びなくなってしまった場合は、骨折や腱損傷が疑われるため医療機関の受診が必要です。
中でもマレット指が良くみられます。突き指した指が完全に伸びなくなってしまいます。マレット指は、骨折によるものと、腱損傷によるものの二種類があり、前者の場合は手術を必要とすることが多いです。手術は、鋼線を刺入して骨折部を固定する方法が用いられ、約4〜6週程度の固定を必要とします。
腱が切れてしまった場合はシーネや装具で約6週間固定することがほとんどですが、指の屈伸制限が残ったり、なかなか満足のいく治療結果が得られないこともしばしばです。
ケガには十分に注意して、運動を楽しむようにしていきましょう。
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