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狂犬病(=ラブドウイルス感染症)の特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり

こんにちは、ファストドクターです。
狂犬病(=ラブドウイルス感染症)についてお伝えします。

 
 

狂犬病の特徴・要因・症状

 

狂犬病の特徴

狂犬病というのは、犬や動物のみのものでなく、人などの哺乳類の全てが感染するものです。
狂犬病が発病すれば、治療する手段がなく、神経症状の悲惨なものが現れて、ほとんど全ての人が亡くなる非常に危ない人と獣に共通するウイルス性の感染症です。
人は、狂犬病について約4,000年前から分かっていましたが、現在のように医療が高度に発達しても、世界においては約5万人が発症して亡くなっていると推定されます。

狂犬病の要因はウイルスで、85nm x 180nmの粒子のサイズで、弾丸状の割合大きなものです。
インドにおいては、3万人が毎年狂犬病で亡くなっていることが報告されています。
狂犬病のウイルスに感染している動物としては、先進国においては野生動物がメインで、北アメリカにおいては特にスカンク、アライグマ、食虫コウモリ、キツネ、ヨーロッパにおいてはアカギツネがメインになっています。

一方、発展途上国の中南米においては、犬や吸血コウモリがメインです。
日本においては、1920年代には約3,500件の狂犬病が年間に発生していました。
しかし、家畜伝染病予防法が1922年に制定され、ワクチン接種が犬に義務化されてから年間に数件にまで約10年で激減しています。

この後、狂犬病に対する予防対策が太平洋戦争によって疎かになると、発生が約1,000件に年間になっています。
しかし、狂犬病予防法が1950年に施行になり、ワクチン接種を受けることが年に2回犬に義務化されました。

その結果、犬にネパールで噛まれた青年が日本に戻った後狂犬病が発症して亡くなった1970年の1件以外は、狂犬病は発生していません。
しかし、日本以外の国々においては、狂犬病が未だに多く発生しており、特に東南アジアやロシアなどでは多くの狂犬病の発生があります。
 

狂犬病の症状

狂犬病のウイルスは、主として発病している動物に噛まれて、ウイルスとして唾液の中に出るものが体の中に傷口から侵入することによって伝わります。
このウイルスが体の中に侵入すると、中枢神経組織に末梢神経を介して届き、ここで大量に増殖してそれぞれの神経組織へさらに伝わって、唾液腺によって増殖します。
発症した動物や人は唾液を咽喉頭が麻痺することによって飲み込めなくなり、最終的に唾液と一緒にウイルスは体の外に出るようになります。

ウイルスが潜伏している期間は、平均的に1ヶ月~2ヶ月ですが、人で7年間のケースも時にはあります。
狂犬病が発症すれば、非常に物事に対して過敏になって、動物の場合は全て目の前にあるものに噛みつくようになります。
全身麻痺がこの後に起き、昏睡状態に最終的になって亡くなります。

狂犬病が発症した後、15%~20%の動物が麻痺状態になっています。
基本的に、人は犬とほとんど経過が同じで発症して亡くなります。
人はこの刺激によって水を飲む際に全身や咽喉頭の痙縮が起きて、水が苦痛で飲めないため、狂犬病は恐水症とも言われています。
 
 
 
 

狂犬病の診断と検査

動物が噛みつきトラブルを起こした場合は、捕獲した後係留観察を約2週間行うことが義務化されています。
狂犬病が発症した場合は、殺処分をすぐに行って脳組織を診断します。
スライドに感染した動物の脳組織を平たく潰して扁平にし、ウイルス抗原を蛍光抗体法で検出する方法が、判定が約1時間でできるため、一般的に最も使われています。
これ以外に、遺伝子診断、ウイルス分離も使われています。
生前に診断する方法は、検出率がいずれの場合でも低く、実際には使われていません。
 
 
 
 

狂犬病の治療法

狂犬病が発症した場合は、治療する方法がありません。
動物が狂犬病になった場合は、迅速に殺処分をして診断します。
 
 
 
 

狂犬病の予防

日本における狂犬病の発症の経緯から、狂犬病を予防するためには非常にワクチン接種が効果が期待できることがはっきりしています。
狂犬病を予防するためには、方法が2つあります。

1つ目の方法は、一般的に、別の感染症で実施されている感染する前に接種することです。
人が感染するほとんどの場合は、感染源が犬になっています。
そのため、狂犬病を予防するためには、ワクチンを犬に接種すると効果が十分に期待できると言えます。
また、狂犬病が流行しているところへ旅行する人、獣医師、研究者などは、ワクチン接種がおすすめです。

2つ目の方法は、感染している動物に噛まれた後に接種することです。
狂犬病は潜伏している長い期間があるため、嚙まれた後丁寧に傷口を洗って、ワクチン接種を受けることによって十分に発病することを防止できます。

ワクチン接種の場合は、接種が5回実施されており、6回の接種を90日目までに場合によっては受けるようになっています。
WHOでは、初めてのワクチン接種の際に20IU/kgの人狂犬病免疫グロブリンを併用することをすすめていますが、日本国内では現在入手することができないため注意しましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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