手荒れが治らない。これって?
こんにちは、ファストドクターです。
今回は手湿疹についてご紹介します。
一般には手荒れと呼ばれます。
手荒れの原因の一つは、洗剤や石鹸による手洗いで手の脂質が除去され、皮膚のバリアが低下することと言われます。
症状としては、痒みを伴う小水疱や紅斑(赤み)を呈し、皮膚炎の強さは手掌>手背となることが多いです。
手洗いが多い職業の代表は、医療関係者と飲食店の店員です。
その他には、スポーツ、釣り、植物栽培、ゲーム機、自転車での通勤・通学などが刺激の原因になっていることもあります。
治療は手洗い・手作業の制限に尽きます。
手洗い回数を減らす、水との接触時間を減らす、石鹸や洗剤の使用を減らす、保湿クリームの外用や、手袋の装着。
などが比較的容易にとれる対策であると考えられます。
それに加えて炎症が強い場合はステロイドの外用薬を用いると良い効果が得られるでしょう。
亀裂がある場合は、ステロイドと亜鉛華軟膏を併用するか、ステロイド含有のテープ剤を使うと有効です。
生活習慣による疾患のため長引くことが多いですが、根気よく治していくようにしましょう。
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