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子供が痙攣した!?対処法について

こんにちは、ファストドクターです。
今回は小児の熱性けいれんについてお話します。

熱性けいれんは生後6ヵ月~5歳(8割が3歳未満)に起こるとされている発熱に伴う全身左右対称性の痙攣です。ほとんどの場合は
日本人の8%程度に起こるとされており、決して稀な疾患ではありません。
熱性けいれんを初めて見た親御さんは子供の頭がどうにかなってしまうのではないかと大変不安になりますが、基本的には後遺症なく治ります。
熱性けいれんが起きた場合に大事なことはまずは慌てないことです。そして、服を緩めてあげて、嘔吐をしても窒息しないように顔を横に向けて上げてください。間違っても舌を咬まないようにと指や器具を口の中に入れる行為はしないでください。
もし、余裕があれば痙攣の持続時間、左右差がないか、眼がどっちを向いているかなどを観察してみて下さい。

基本的に良性の疾患ですが、髄膜炎、てんかんなどの疾患が隠れている可能性もあります。5分以上続く場合には救急車を呼んでも構いません。
初めての場合には数分で収まっていたとしても医師の診察を受けた方が良いでしょう。

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今後も中野区の夜間救急病院・小児科病院の更新情報があれば、追記致します。

【ファストドクターは、全国初の往診型の夜間救急クリニックです。
中野区など、都内の往診に対応しています。】
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