症状を調べる

中耳炎

の緊急度チェックと対処法、受診目安

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症状ごとの緊急度をチェック

オンライン診療で受診できるか、対面診察が必要かは、重い症状の有無で判断が可能です。

これは小児・大人の症状に対応した記事です

中耳炎について

監修医師:神田貴行 先生(小児科医)

中耳炎

知っておきたいポイント5
ポイント1

中耳炎はこどもに多い病気

中耳炎は、鼻やのどから侵入したウイルスや細菌が耳と鼻をつなぐ管(耳管)を通って移動し、鼓膜の内側(中耳)に炎症が生じることで起こります

 

こどもが中耳炎になりやすい理由は…

耳と鼻をつなぐ管(耳管)が太く、短く、傾斜がないため、ウイルスや細菌が耳へ到達しやすい

・ウイルスや細菌に対しての抵抗力が弱い

耳の痛み
ポイント2

鼻水をためないようにする

こどもの中耳炎は風邪をきっかけに発症することが多いです。とくに鼻水が多いときや、鼻水がかめないこどもは鼻から耳へウイルスや細菌が移動しやすいため注意が必要です。

鼻水はためないようにしましょう。

鼻水がうまく出せないときには、小児科や耳鼻科を受診し、吸引をおこなってもらう方法もあります。

鼻を強くかみすぎると、細菌を耳管へ押し込んでしまうのでかみ過ぎにも注意が必要です。

ポイント3

プールやお風呂の水が原因になることはない

プールやお風呂の水が耳に入っても、鼓膜がバリアの役割を果たしているため、水が中耳まで到達することはありません。

耳に水が入ったからといって中耳炎になることはないのです。

ポイント4

こどもの中耳炎は小児科でも相談できる

中耳炎は小児科でも診察が可能です。

こどもが耳鼻科の診察を怖がるときは、かかりつけの小児科で診てもらうこともできます。

ただし、中耳炎の症状が慢性化している、重症の可能性がある場合は、耳鼻科で専門的な治療が必要となるかもしれません。

耳の痛み
ポイント5

放置で慢性化・重症化することも

中耳炎は、完治していない状態で放置したり、繰り返すことで症状が慢性化することもあります。

慢性化すると、治療が難しくなる・長期化する・聴力が低下するなど深刻な後遺症が残る場合もあります。

異常を感じたら早めに受診すること、最後まで治療をおこなうことが大切です。

中耳炎もっと詳しく

中耳炎はどんな病気?

中耳炎とは、耳の中耳という場所に炎症が起こることです。

鼻と耳(中耳)をつなぐ耳管という管を通り、風邪の菌やウイルスが中耳に到達することで起こります

原因

  • 鼻やのどから侵入したウイルスや細菌

感染経路

  • 耳管(耳と鼻をつなぐくだ)を通り耳に入ることで中耳(鼓膜より内側)に炎症が起こる

症状

  • 耳の痛み
  • 耳だれ
  • 耳が聞こえにくい(こども:名前を呼んでも聞こえていない)
  • 3日以上続く発熱
  • 黄色い鼻水
  • 不機嫌でぐずる
  • 泣き止まない
  • 耳をさわったり耳の中に指をいれようとする
  • ミルクを飲まない

中耳炎のサイン

こどもの場合、中耳炎の症状があってもうまく伝えられない場合もあります。

日常生活で以下のような様子がみられる場合は中耳炎のサインかもしれません。

  • 発熱が長期間続く、夜になると熱が出る
  • 理由はわからないが、不機嫌が続いたり泣き止まない
  • テレビを見るときにボリュームを上げたり近づいたりする
  • 名前を呼んでも気がつきにくい
  • 聞き返しが増えた
  • 普段の会話で声が大きくなったと感じる
  • 頻繁に耳をさわるなど耳を気にすることが増えた

中耳炎の対処

鼻水はこまめに取り除く

鼻水をすすることや鼻水が鼻の中にたまっていると、中耳炎が起こりやすくなります

鼻の通りをよくすることが大切です。風邪のときは中耳炎の発症を防ぐため、こまめに鼻をかむようにしましょう。

自分で鼻をかむことが難しい赤ちゃんや小さなこどもの場合は、鼻吸い器や吸引器を使うことをおすすめします。こまめに鼻水をとってあげましょう。

とくにお風呂上がりや朝起きたときなど、鼻水が多く出ます。しっかりと鼻水をとってあげましょう。

こどもは口呼吸が苦手

中耳炎が起きているときは鼻水が出ている場合が多いです。

こどもは口呼吸が苦手であるため、鼻が詰まると苦しくなりやすく、機嫌が悪くなりやすいです。

赤ちゃんは、母乳やミルクが飲みにくくなってしまうことがあります。縦抱きにするなど、体勢を変えることで飲みやすくなる場合があります。

医師

お風呂やプールは避ける

入浴を避けた方がよい状態は以下の通りです。

・38.5℃の高熱がある
・激しい耳痛がある
・耳垂れが出ている

中耳炎のときは、炎症が治まるまではプールやお風呂で潜ることはやめましょう。医師の判断を仰ぎましょう。

受診目安

救急車を検討・昼夜を問わず救急外来へ

  • ぐったりして元気がない
  • 解熱鎮痛薬を使っても症状がよくならずどんどん悪化している
  • 耳の後ろが腫れている

医療機関が開いている時間帯に速やかに受診

  • 発熱が長期間続く、夜になると熱が出る
  • 耳をよくさわるようになり、気にしている様子がみられる
  • テレビを見るときにボリュームを上げたり近づいたりする
  • 名前を呼んでも気が付きにくい
  • 聞き返しが増えた
  • 普段の会話で声が大きくなったと感じる
  • 頻繁に耳をさわるなど耳を気にすることが増えた

「対処法を調べる」監修医師

監修医師

こうだたかゆき

神田貴行医師

日本小児科学会専門医/博士(医学)
島根大学医学部臨床教授
コンサータ登録医

鳥取大学医学部卒業後、小児科医として16年間病院勤務、11年間発達障害児対応クリニック院長を務めた。現在は小児科を中心にオンライン診療等を行うフリーランス医師としても活動中。

この記事は医師監修のもと、ファストドクター株式会社が制作しています。

緊急度チェックについて

この緊急度チェックは総務省消防庁準拠の緊急度判定プロトコールに基づいて一般的に考える症状を表示しており、診断するものではありません。気になる症状がある場合にはご自身の判断で受診してください。

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